2002年11月21日

CGの未来

 モンスターズインクを観る。
 今さらって感じがあって踏み切れなったDVD購入をついに決意。

 観て驚いた。
 いやホントに単純に驚いたのです。面白かったのですね。

 で、初めてトイストーリーを観た時に感じた気分を追体験している自分に気がついたのです。

 作品冒頭、「よく出来たCGだな〜」「テクノロジーの進歩って凄いな〜」などと感じ、最後見終わった後は、「いい"映画"だった」と、CGじゃなんだかんだというのは全く意識しなくなるのですね。

 だからこそのエンドロール中のNG集。
 つまりきっと観客はCGによるアニメーションだという意識を忘れ、役者が演じている、登場人物が息づいているという風に感じるのだろうと、制作者側に確信があるということなのですね。

 その術中にまんまとはまっているわけです。もちろんいい意味で。

 すでに映像の世界では、バーチャルがリアルになっているわけなのです。
 つまり、2次元と音の世界では『鉄腕アトム』が現実化しているのですね。

 このぶんでいくと、3Dの世界でバーチャルがリアルになる世界もそう遠くはなさそうです。