◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴 | |||||
1 | 1 | ローズキングダム | 57 | 岩田康誠 | |
---|---|---|---|---|---|
○ | 2 | エイシンフラッシュ | 57 | デムーロ | |
2 | ☆ | 3 | スカイディグニティ | 55 | スミヨン |
4 | アーネストリー | 57 | 福永祐一 | ||
3 | 5 | ネヴァブション | 57 | 田中勝春 | |
6 | オーシャンブルー | 57 | ルメール | ||
4 | △ | 7 | ダイワファルコン | 57 | 北村宏司 |
8 | トレイルブレイザー | 57 | 武豊 | ||
5 | ▲ | 9 | ルーラーシップ | 57 | ウィリアムズ |
10 | ダークシャドウ | 57 | ムーア | ||
6 | 11 | トゥザグローリー | 57 | 蛯名正義 | |
12 | オウケンブルースリ | 57 | 田辺裕信 | ||
7 | ◎ | 13 | ゴールドシップ | 55 | 内田博幸 |
★ | 14 | ビートブラック | 57 | 石橋脩 | |
8 | 15 | ナカヤマナイト | 57 | 柴田善臣 | |
16 | ルルーシュ | 57 | 横山典弘 |
いよいよ有馬記念である。牡馬、牝馬のチャンプが不在なのは寂しい限りだが、それなりのメンバーは揃った。2強が回避したならウィリアムズ騎手が、「力はオルフェーヴルに劣らない」と評価する(9)ルーラーシップの鞍になるはずだが、2kgのアドバンテージがあれば、ルーラーがまともにゲートを出たとしても(13)ゴールドシップの方が上と考えている。中山の2500mの外枠は相当不利だが、名手・内田博騎手に期待して本命とする。
(2)エイシンフラッシュの稽古が素晴らしい。天皇賞を勝った時以上のデキかも知れない。M・デムーロ騎手が、枠順の利を活かせば逆転まであるかも知れない。
(3)スカイディグニティは、菊花賞で◎に完敗しており、逆転は難しそうだが、名手・スミヨン騎手が枠の利を活かせば可能性はゼロではない。
実は、先週の段階では(14)ビートブラックを本命にしようと考えていた。しかし、今朝のスポーツ新聞に載った石橋騎手の談話を読み、★とした。「番手の競馬も…」との見解は、彼がいつになっても一流になれない理由である。このメンバーを相手に同馬が番手の競馬をして何とかなると思っているなら、大間違いである。大仕事を望むならたとえ14番枠だろうが何だろうが、一心不乱に逃げるしかないのだ。天皇賞馬になれた理由をもう一度思い出してほしい。このレースで3コーナー手前から動いた馬は悉くゴール前が甘くなる。ディープインパクトでさえ2着に負けたのである。◎○▲に乗る名手たちが、同じ過ちはしないはず。とすればビートが4コーナー手前で後続に6馬身以上のリードを付けていれば、力では数段上の馬達でも物理的に届かない可能性があるのだ。石橋騎手がJCで行った「溜め逃げ」や「番手」の競馬をしない事を切に祈る。もし、そんな戦法を取れば「どこさもない」事を保証する。
最後に3着の大穴に脚質、枠順、力から(7)ダイワファルコンを挙げておく。
それでは小欄を愛読して下さっている奇特な方々に幸多からん事を!!
- ・ 単勝
- (13)1,000円、(14)200円
- ・ 馬単
- (13)から(2)(3)(9)(14)裏表に1,000円
- ・ 3連単
- 1着…(13)
- 2着…(2)(3)(9)(14)
- 3着…(2)(3)(7)(9)(14)16点に各1,000円
- 1着…(2)(3)(9)(14)
- 2着…(13)
- 3着…(3)(9)(14)16点に各300円
払戻金・給付金 | |||
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単勝 | 13 | 270円 | 1番人気 |
複勝 | 13 | 130円 | 1番人気 |
6 | 530円 | 10番人気 | |
9 | 140円 | 2番人気 | |
枠連 | 3-7 | 3,350円 | 12番人気 |
馬連 | 6-13 | 3,730円 | 12番人気 |
ワイド | 6-13 | 1,250円 | 13番人気 |
9-13 | 240円 | 1番人気 | |
6-9 | 1,360円 | 15番人気 | |
馬単 | 13-6 | 5,200円 | 18番人気 |
3連複 | 6-9-13 | 4,020円 | 7番人気 |
3連単 | 13-6-9 | 24,250円 | 58番人気 |
オルフェーヴルにとって厄介な存在が現れた。小生が知る限り、過去の有馬記念で今回のゴールドシップに勝る強い勝ち方をした馬を知らない。戦前に触れたように中山2500mで3コーナー手前から動けばゴール前、必ず脚が上がる。あのディープインパクトでさえ2着に敗れているのだ。今回のゴールドシップは、その“掟破り”の戦法でしかも大外をブン回す距離ロスをしながら、出走馬唯一35秒を切る脚を使って突き抜けて見せた。恐ろしい芦毛馬である。来年の古馬GI戦線が大いに楽しみになった。
M・デムーロ騎手の体調不良(風邪との事)が悔やまれる。天皇賞に勝る最高の馬体、パドック映像を見た時「エイシンフラッシュに勝たれるかも…」と思った。三浦皇成騎手が全く駄目だったと言う気はないが、デムーロなら2着はあった気がしている。2着をもぎ取り小波乱の立役者になったオーシャンブルーは、ルメール騎手の絶妙のコース取りがもたらした結果に他ならないと思う。
石橋騎手が小欄を見ているわけもなく、案の定、意味のない競馬をした。1度も先頭に立つ事もなく馬群に沈んだ。何の為に出走して来たのか。小生が馬主なら即刻降りてもらう。
ルーラーシップは、名手・ウィリアム騎手が何度となく練習を重ねても又もや出遅れた。しかも今回の出遅れは致命的だった。それでも2着に迫る3着に追い上げて来るのだから、強い事は間違いないのだが、安心して馬券が買えない馬である。
☆に期待したスカイディグニティは5着。彼の力の現状なのかも知れない。
馬券のプロ達の間では、ルルーシュ、ナカヤマナイト、ダークシャドウなどを押す者が多く、実力以上の人気に祭り上げられていたが、その全てを切り捨てた事が今回の予想の唯一の収穫か。
今年も小欄をご覧頂きありがとうございました。期待に応えられるような予想はいくつもなく、猛省しております。北海道・長万部在住の馬友は、馬ではなくルメール騎手に注目、馬単、3連単共的中させたようですが、小生にはそうした予想は出来ません。彼曰く「予想上手の馬券下手」だそうです。
来年もよろしくお付き合いの程お願い致します。平成25年が、皆様方にとって幸多き年であらん事をお祈り致します。
購入=3万円。配当=2,700円。(△2万7,300円)