2011年の予想と結果

第146回天皇賞(秋)
GI・3歳上OP 東京 芝2000m

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 ナカヤマナイト 58 柴田善臣
2 シルポート 58 小牧太
2 3 ネヴァブション 58 三浦皇成
4 フェノーメノ 56 蛯名正義
3 5 サダムバテック 58 武豊
6 ルーラーシップ 58 メンディザバル
4 7 アーネストリー 58 佐藤哲三
8 ジャガーメイル 58 石橋脩
5 9 ダイワファルコン 58 北村宏司
10 フェデラリスト 58 横山典弘
6 11 ジャスタウェイ 56 内田博幸
12 エイシンフラッシュ 58 デムーロ
7 13 ダークシャドウ 58 福永祐一
14 トランスワープ 58 大野拓弥
15 トーセンジョウダン 58 スミヨン
8 16 カレンブラックヒル 56 秋山真一郎
17 マイネルスターリー 58 松岡正海
  18 トゥザグローリー 58 岩田康誠

金曜日発売の単勝人気は、何と(16)カレンブラックヒルがダントツ1番人気の2.4倍。英雄待望の現代の世相を反映している気がしてならない。史上初の無敗の天皇賞馬を切望しているのだろう。しかし、小生の同馬の評価は、優秀なマイラー。前走の毎日王冠、確かに勝ったが2着の(11)ジャスタウエイとの上がり3ハロンの時計は、33秒0対34秒3である。その差、実に1秒3。今回、この2頭は逆転と考えている。(2)シルポートの参戦により前半の5ハロンは57秒台が予想され、16番枠からこれを追いかけたら惨敗の可能性すらある。逆にここで勝つようなら、オルフェーヴルの好敵手となるだろうが、その可能性は1割もなかろう。

◎は(4)フェノーメノ。強い今年の3歳馬の中でもトップ3の一角と考える。ここは断然の存在。

サラブレッドが最も充実するのは、4歳の秋。もしここにオルフェーヴルが出ていれば1馬身以上の完勝だろう。○にはそのオルフェーヴルに皐月賞で2着している4歳馬(5)サダムパテックを指名。前走の安田記念で1番人気に押された実力馬が、これ程人気薄(金曜日段階で単勝74.4倍)な理由が分からない。

▲には前走時、中間の稽古から最高の出来に思えたダービー馬(12)エイシンフラッシュを取る。乗り方の難しい馬だが、M・デムーロ騎手の腕も加味して大きく期待したい。今回の稽古も抜群。

問題は(6)ルーラーシップだが、木曜日の段階で526kgの馬体は明らかに重い。稽古はそれなりに動いてはいるが、全体に軽く2、3着が一杯か。残る☆印3頭も恵まれて2、3着までか。実力馬(15)トーセンジョーダンは、本調子とは思えず切る。

△2頭は3着までと断じた。


・ 単勝
(4)200円
 
・ 馬単
(4)⇔(5)、(4)⇔(12)各1,000円
(4)から(6)(11)(13)(14)に各500円
 
・ 3連単
1着…(4)
2着…(5)(6)(11)(12)(13)(14)
3着…(1)(5)(6)(11)(12)(13)(14)(16)の42点に各500円
 
1着…(5)(12)
2着…(4)
3着…(1)(5)(6)(11)(12)(13)(14)(16)の14点に各200円

結 果

払戻金・給付金
単勝 12 1,660円 5番人気
複勝 12 370円 5番人気
4 140円 1番人気
6 190円 3番人気
枠連 2-6 1,850円 8番人気
馬連 4-12 3,250円 8番人気
ワイド 4-12 1,190円 10番人気
6-12 1,350円 14番人気
4-6 380円 2番人気
馬単 12-4 8,980円 32番人気
3連複 4-6-12 3,990円 7番人気
3連単 12-4-6 39,520円 123番人気

恐るべしM・デムーロ騎手、あの内側をじっと我慢を決め込み、ゴール前キッチリ差し切った。4コーナーで外に出していたら、恐らくフェノーメノが勝っていただろう。前走時、最高の仕上がりに見えたエイシンフラッシュ、久し振りに快心の予想となった。

対抗に期待したサダムパツックは、8着だったが勝ち馬から0.6秒差なら致し方なしか。この馬、決して終わっていない。今後も注目したい。

カレンブラックヒルは、やはり優秀なマイラーの評価でいいはずだ。シルポートの前半5ハロンのペースは57秒3だったが、同馬は58秒台後半で5ハロンを通過していたはず。5着でもよく走っていると思う。今後はマイル路線を選択して欲しい。

ルーラーシップは、やはり重かった。同馬はJCに標準を合わせているのだろう。

購入=3万円。配当=16万8,840円。(プラス13万8,840円)


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