2006年の予想と結果

第26回ジャパンカップ
GI・3歳上OP 東京 芝2400m

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 ハーツクライ 57 C.ルメール
2 2 スウィフトカレント 57 横山典弘
3 3 ウィジャボード 55 L.デットーリ
4 4 ユキノサンロイヤル 57 田中勝春
5 5 トーセンシャナオー 55 後藤浩輝
6 6 ディープインパクト 57 武豊
7 ドリームパスポート 55 岩田康誠
7 8 フサイチパンドラ 53 福永祐一
9 フリードニア 55 T.ジレ
8 10 コスモバルク 57 五十嵐冬樹
11 メイショウサムソン 55 石橋守

海外からの参戦が2頭だけだったこともあり、頭数は少なくなったが、実にいいメンバーが揃った。レース中のアクシデントなどを考えると、このクラスの競馬は、必ずしも多頭数がいいとは限らない。もう2、3頭減ってもレースの面白さは全く損なわれないはずだ。

(6)ディープインパクトのドーピング失格には、正直納得出来ないものがあるが、彼の戦跡に汚点が残るのが何よりも残念だ。ここはスカッと勝って憂さを晴らしてもらいたい。(3)ウイジャボードは、世界的に見てもトップクラスの牝馬、陣営のやる気も本物のようだが、ディープがまともに走れば負けないはずだ。

日本馬で唯一、ディープに先着した(1)ハーツクライ、ヨーロッパでの走りなどを見ると、本当に強くなっている感じがする。ウイジャボードには先着する可能性がありそうだ。問題は(11)メイショウサムソン、(7)ドリームパスポートの3歳馬2騎。今年の強い3歳馬の中でも、屈指の2頭だけに、2着争いに加わるかも知れない。もう1頭、未だに本当の力を見せていないと思っている(10)コスモバルクも…。


・ 単勝
(6)
・ 馬単
(6)→(3)を大本線に(6)→(11)、(6)→(1)(6)→(7)
(6)→(10)を押さえて合計5点。
・ 3連複
(3)(6)を固定して
(1)(7)(10)(11)へ4点。
・ 3連単
1着(6)
2着(1)(3)(7)(10)(11)
3着(1)(3)(7)(10)(11)
合計20点。

結 果

払戻金・給付金
単勝 6 130円 1番人気
複勝 6 110円 1番人気
7 210円 4番人気
3 190円 3番人気
枠連 6-6 750円 4番人気
馬連 6-7 750円 3番人気
ワイド 6-7 270円 2番人気
3-6 280円 3番人気
3-7 840円 12番人気
馬単 6-7 860円 3番人気
3連複 3-6-7 1,400円 4番人気
3連単 6-7-3 3,830円 12番人気

池江調教師の意地を見た!ディープインパクトの馬体重は436kg、天皇賞時の馬体重を2kg下回り、これ以上はない究極の仕上げに見えた。

レースの上がり3ハロンは34秒3、逃げて4着のコスモバルクの上がりが34秒5、通常のGIレースなら、バルクが逃げ粘っても不思議のない流れのレースをディープは33秒5の脚で差し切った。対照的だったのが、対抗格の人気を集めたハーツクライ、彼には最も苦手な競馬となり大敗をきした。なし崩しに脚を使うヨーロッパ型のスタミナ勝負には滅法強いが、決め手争いになったレースで好走したことはないからだ。

ウイジャボードは、やはり世界トップクラスの牝馬だった。ディープ以外では、唯一33秒台の脚で上がり、3着に押し上げて来た。

ドリームとメイショウの両3歳馬の力関係はこの秋を境に逆転したようだ。ただし、メイショウは本調子とは思えず、今回の着順程の差はないはず。少なくとも同年の牝馬に遅れを取る馬ではない。

本命サイドの決着だったとはいえ、今年初めて予想した馬券全てを的中させることが出来た。今年最後の開催となる中山競馬に弾みがついた−信じたい。


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