2006年の予想と結果

第133回天皇賞(春)
GI・4歳上OP 京都 芝3200m

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 ストランタジェム 58 G.ボス
2 マッキーマックス 58 藤田伸二
2 3 チャクラ 58 小牧太
4 ローゼンクロイツ 58 安藤勝己
3 5 トウカイトリック 58 芹沢純一
6 トウカイカムカム 58 幸英明
4 7 ディープインパクト 58 武豊
8 ビッグゴールド 58 和田竜二
5 9 デルタブルース 58 岩田康誠
10 アドマイヤモナーク 58 四位洋文
6 11 リンカーン 58 横山典弘
12 ハイフレンドトライ 58 小林淳一
7 13 ファストタテヤマ 58 武幸四郎
14 アイポッパー 58 福永祐一
8 15 シルクフェイマス 58 柴田善臣
16 ナリタセンチュリー 58 田嶋裕和
17 ブルートルネード 58 池添謙一

前走、全くの大楽勝で今シーズンのスタートを切った(7)ディープインパクト。その前走、相手が弱く大楽勝と感じた人も多かったと思うが、実は近年の阪神大賞典では、屈指の中身の濃いレースだった。そのレースを異次元の脚で差し切ってしまうのだから、ディープインパクトの実力もまさに異次元。そのディープを退けたのだから、有馬記念のハーツクライは驚くべき成長を遂げていたということになる。

そのハーツクライが出走していない以上、ディープを負かせる馬は皆無と断じる。ここは相手探しのレース。その筆頭は、(4)ローゼンクロイツ。菊花賞の対戦でディープを負かしに行くような競馬はしないはずで、2着取りに徹すれば、この馬が2着の可能性が最も高い気がする。もし、これに先着するとすれば、京都だと別馬のように走る(14)アイポッパーか。

あとの馬では、3着が一杯と思われるが、前記2頭になにかあれば2着に食い込む可能性も。その候補は内から(2)、(6)、(10)、(11)、(16)。一昨年の菊花賞馬・デルタブルースは復調に手間取っており、ここは用なしか。


・ 馬単
(7)→(4)、(7)→(14)を本線に
(7)から(2)(6)(10)(11)(16)へ合計7点。
・ 3連複
(4)(7)を固定して(2)(6)(10)(11)(14)(16)へ6点。
・ 3連単
1着(7)
2着(4)(14)
3着(2)(4)(6)(10)(11)(14)(16)の12点
 
1着(7)
2着(2)(4)(6)(10)(11)(14)(16)
3着(4)(14)の12点
合計24点。

結 果

払戻金・給付金
単勝 7 110円 1番人気
複勝 7 110円 1番人気
11 170円 2番人気
1 470円 8番人気
枠連 4-6 390円 1番人気
馬連 7-11 380円 1番人気
ワイド 7-11 210円 1番人気
1-7 750円 7番人気
1-11 1,990円 23番人気
馬単 7-11 430円 1番人気
3連複 1-7-11 2,840円 11番人気
3連単 7-11-1 4,320円 11番人気

天馬、その昔、トウショウボーイがそう呼ばれたが、その称号は、ディープインパクトにこそ相応しいように思う。ディープの唯一とも言える弱点のスタートでこの日も躓いた。しかし、名手・武豊は少しも慌てず、天馬の力を信じ、後半8ハロンまでは後方を進み、3コーナー手前でほぼ馬なりで馬群をまくり、4コーナーでは先頭に立った。凡馬ならゴール前、脚があがるはずだが、天皇賞レコードで悠々と駆け抜けた。

ハーツクライとの勝負済けはお預けとなっているが、昨年に比べ、数段成長した感があり、体調の維持さえ完璧ならば、今後のレースではどの馬にも負けることはないだろう。

この日のレース、ローゼンクロイツの−14kgの馬体重はどうしたのだろう。安藤勝巳の騎乗は完璧で、同馬の体調さえまともだったら、2着は間違いなくこの馬だったと思う。名伯楽、橋口調教師を信じたのだが…。

リンカーンは、彼の持てる最高の能力を発揮したレースだったと思う。普通の馬が相手なら、あの乗り方で完璧に差し切っていたはずだ。ディープとの能力の差という他あるまい。


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