2005年の予想と結果

第72回日本ダービー(東京優駿)
GI・3歳OP 東京 芝2400m

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 ブレーヴハート 57 K.デザーモ
2 ニシノドコマデモ 57 田中勝春
2 3 ローゼンクロイツ 57 安藤勝己
4 エイシンニーザン 57 柴田善臣
3 5 ディープインパクト 57 武豊
6 アドマイヤフジ 57 福永祐一
4 7 インティライミ 57 佐藤哲三
8 シャドウゲイト 57 小野次郎
5 9 コンゴウリキシオー 57 池添謙一
10 コスモオースティン 57 武幸四郎
6 11 ペールギュント 57 小牧太
12 マイネルレコルト 57 後藤浩輝
7 13 ダンツキッチョウ 57 藤田伸二
14 アドマイヤジャパン 57 幸英明
15 シックスセンス 57 四位洋文
8 16 シルクトゥルーパー 57 松岡正海
17 シルクネクサス 57 松永幹夫
18 ダンスイザモア 57 蛯名正義

馬体だけを見れば、決して抜けた存在には見えない(5)ディープインパクトだが、皐月賞の後半5ハロンのラップは、過去の名馬たちに比較していかに超抜であるかが分かる。体は明らかに成長途上であり、どこまで強くなるのか想像を絶する。名馬連なるSS産駒の最高峰に上り詰める可能性すら感じている。アクシデント以外に負けることはないだろう。ここは不動の本命!

対する第2グループの存在があまりに頼りない。シーザリオが参戦していれば2着は確実だったように思う。今シーズン、明らかに牝馬の方が総体レベルが高い。そのシーザリオと2戦目で0.2秒差の競馬をしている(18)ダンスインザモア、皐月賞で本命にした馬だが、皐月賞を見る限り、12ハロンは長い気がする。しかし、絶対能力はディープ以外となら互角以上で★に。距離適正から○には(14)アドマイヤジャパン、単穴には(13)ダンツキッチョウを取ったが、この3頭は互角と考えている。

人気の(7)インティライミ、(3)ローゼンクロイツ(アンカツ騎乗でなければ用無し)だが、3着争いが一杯だろう。馬券は馬単3点が勝負!


・ 馬単
(5)→(14)(5)→(13)(5)→(18)を中心に(5)から(3)と(7)を押えて合計5点。
・ 3連単
1着(5)
2着(13)(14)(18)
3着(3)(7)(13)(14)(18)フォーメーションで12点。

結 果

払戻金・給付金
単勝 5 110円 1番人気
複勝 5 110円 1番人気
7 210円 2番人気
15 360円 7番人気
枠連 3-4 550円 2番人気
馬連 5-7 540円 1番人気
ワイド 5-7 270円 1番人気
5-15 550円 6番人気
7-15 1,880円 19番人気
馬単 5-7 590円 1番人気
3連複 5-7-15 2,410円 6番人気
3連単 5-7-15 4,250円 6番人気

比べることの無意味さを承知であえて言わせて戴こう。40数年の小生の競馬歴の中で、これまで最も強いサラブレッドと思っていたのは、断トツでマルゼンスキーであった。しかし、この日、初めてそのマルゼンスキーを凌駕するサラブレッドを目の当たりにした。あの馬体の一体どこにそんな力が隠れているのだろうか。ディープインパクト、恐らく今、彼と互角の勝負が出来る日本のサラブレッドはゼンノロブロイ以外にないだろう。戦前にも言ったように彼の体はまだ完成されておらず、今後どれくらい強くなるのか想像もつかない。無事であれば、八大競走の全てを手中にして生涯無敗で引退するだろう。

今回のダービー、最も上手く乗ったのは、インティライミの佐藤哲だろう。ディープインパクトさえいなければあの馬が第72代日本ダービー馬になっていたはずだ。ディープインパクトを除いた牡馬のレベルは低く、遅れてきたインティライミで十分勝負になってしまったということである。走破時計からしてもディープインパクト以外の馬たちは、平均レベルを遥かに下回るダービーを走ったと言わざるを得ない。

今後のGI戦線、一線級で勝負が出来る3歳馬はディープインパクトとシーザリオの2頭だけだと断言しておこう。

それにしてもディープインパクトという馬、とてつもない馬である。凱旋門賞圧勝の姿が見える!


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