2004年06月25日

ひさびさ・・

午前中、整形外科へ。
股関節炎というものに罹ってしまい、通院中。
「今が我慢です。けっして運動や無理なストレッチなどしないでください」と念押しされる。
せっかく薬等で治まりつつある炎症が、運動することで元の木阿弥になってしまうのだそうだ。
清原に言ってやりたいですね〜。

午後からは、ひさびさ映画のダブルヘッダー
観たのは、後輩アナからのお勧め「ビッグフィッシュ」と「デイアフタートゥモロー」。

意外なことに、私は後者の方が良かったのですね。
ストーリーは、実に単純です。はい。でも、この手のパニック映画にありがちな「そんなバカな・・」的な”都合のいい状況”も比較的少なくて楽しめたのです。
でも、アメリカの映画界って簡単に両極端に針が振れるんですね〜。
つい数年前までは、アメリカという国は偉大で、大統領は国民のために命を落とす、みんなのために犠牲になって死ぬのを賞賛するという愛国主義的な映画全盛だったのに、ここに来て、「華氏911」が象徴的なんだろうけれど、今のアメリカの政治を批判する内容のものが急に増えてる。
エアフォースワンだとか、アルマゲドン、ディープインパクトなど、「なんだいこりゃ!」なんて思ってみていた。

この映画では、アメリカが経済優先で「京都議定書を否定したこと」を批判するし、大統領も”何にも救ってくれない”実に弱い存在として描いている。さらにはひどい仕打ちをしてきた「途上国」に援けてもらう超大国の哀れな姿まで・・。
ぜひ、上記、エアフォースワンだとか、アルマゲドン、ディープインパクトと比較してご覧ください。

もうひとつ、「ビッグフィッシュ」と「デイアフタートゥモロー」。
ともにお父さんが主役。というか息子と父。
この二つの映画、結構、両極端で、これも面白かったところ・・。

「人生はお伽話・・」
ファンタジーが好きという方にお勧めの映画です・・。