2002年11月01日

あの国のこと

 政治態勢に限って言えば、まるで近代以前、近世の江戸時代を見るようだ。
 正式国名から「民主主義」「共和国」というのは削った方がいいんじゃない?と嫌味を言ってみたくなるほどの独裁状態(みたいだ)。
 もっとも、私は彼の国に行ったこともなければ、彼の国の人とも直接話をしたことがなく、伝え聞く話ばかりで、本当のところ彼の国がどうなっているのか知る由もないのだけれど…。

 人民に移動の完全な自由はないらしい。
 特定の国としか交易がない鎖国状態。
 さらに海外からのご禁制の思想・情報を人民に与えない。
 でも、国家はオランダ風説書ではないが、諜報活動などで海外の情報を握っている。
 寺子屋では、権現様ではなく、あの方を敬愛するよう教育する。
 そして、何と言っても、指導者(これもよく分からんが…)の世襲制。

 なんだか、どれをとっても江戸幕府が天下国家を統治した時代と似ている気がするんだなぁ。

 TVなど見ていると、識者の方は「最終的には今の政治態勢が崩壊しないと、あの国は変わりません」などという。
 加えて、「でも、その後の受け皿は国内にない」とも。

 で、私見ですが、どうなんでしょう。
 ドイツのように朝鮮半島も統一に向かって歩みを進めることはできないのかなぁ?
  かつて、自国に土足で踏み込んできて乱暴な行為に及んだ日本から今更ガタガタ言われたくないって思いもあるかと思うんですよね。(ごめんなさいね理解が浅くってこんな言い方しか出来なくて)
 このまま経済が破綻して人民は飢え、さらには国際社会から孤立し、最悪の場合、超大国から戦争を仕掛けられるよりも、同じ民族で、『南北統一』を目指した方がいいと思うのです。(ホントに余計で勝手なお世話だけど)