2003年12月13日

バスの中で・・。

久しぶりにバスに乗った。

よくいるじゃないですか。高額紙幣は両替できませんって書いてあるのにもかかわらず、1万円両替してくださいって人。ドジだなぁなんて思ってましたが、なんと、私がきょうその人になってしまいました。
目的地のバス停近くで財布を開けると、1万円札しかない!
覚悟を決めて、運転手さんに「すいません。一万円しかないんですけど・・両替ってムリですよね。」

運転手さんが、回数券のお釣にために用意されたバッグをゴソゴソと探してくれはじめた時、後で女性の「私が両替できますよ」との声。
「ああ、すいません。ありがとうございます。助かりました。」

長崎はよか人の多か〜ヨカバイながさき。と実感したのでした。

さて、それに先立つ車内でのできごと。
しーんとした車内で、周りにお構いなしに喋りつづける女子高生2人組みが私の座ったイスのとなりに。
うるさいなぁと感じながらも、ついついおしゃべりの内容を聞いてしまう。
化学の授業のことやら、先生のことやら・・。

こういうときって、聴いてて、ふと口をはさみたくなることってありません?

「あのねぇ。携帯の待ち受け画面変えたんだよ。」
「へぇ。何に?」
「ポインセチア。クリスマスっぽいでしょ?」
「ああ。かわいいー。」
「知ってる?ポインセチアの赤いとこって、花じゃないんだよ。」
「へーそうなんだ。じゃ、赤いとこって何?」
「・・なんだろ・・知らない。」

ううーー。言いたい。『あれはほう(漢字で書くと、苞)って言うんだ。がくが変化したものなんだ。』

「じゃさ、花はどれなの?」
「真中の黄色いヤツじゃない?」
「ええ?あれって花粉でしょ?」

『ううー。花粉って何だ!せめて”おしべ”ぐらい言ってくれ〜。それにその真ん中のポチポチが本当の花なんだよ〜。』

喋りたいけど、喋れないって辛い・・・。