2003年11月22日

あっけにとられた3分間

何が起こるかわからない。
だからスポーツは堪えられない。

まさに今年の高校ラグビーの長崎県大会・決勝戦は、そんなスポーツの醍醐味そのものの一戦だった。
リードされていた北陽台高校がノーサイド直前に、同点に追いつき、さらにロスタイム中に逆転という劇的な試合だった。

仕事でスポーツ中継ができるということも幸せなことだが、担当アナウンサーもローテーションで代わる中、こうしたドラマチックな試合に携われるというのは「運」以外の何者でもない。

最後の最後まで諦めない。
そんなごく当たり前のようで、実際にはむずかしいことを改めて選手たちに教えられたようなゲームでした。