2003年06月19日

憐れ

久々に悲しかった。
それも自分の姿を見て。

最近、逢った人に「痩せたろ?」とよく声を掛けられる。

確かに、2月に体型に合わせて作ったスーツ、特にパンツのウエストが、拳一個分ぐらいガバガバになっている。そうかもなと薄々思っては、いた。

この日は、台風の接近に伴い、朝から対応に追われた。
久し振りのTVの顔出し。
5年間、ほぼ毎日、慣れ親しんだ報道のスタジオ。
ライティングだってわかっている。
どんな顔で映っているかも分かっている。

だからこそ、モニターに映る自分の顔を見て愕然とした。

痩せているのだ。
やつれているのだ。痛々しいほどに。

ショックだった。

痩せたでしょ?といわれても、毎日鏡で見る自分の顔は少しづつ変化しているから、さほど実感がなかった。
だけど、ほぼ2ヶ月ぶりにライトを浴びカメラを通して見えたのは、恐ろしいほど頬がこけ、生気のない顔だった

事実を認めるのが怖くて載れなかった体重計に、この日の夜、恐る恐る載ってみた。
55キロを下回っていた。
この2ヶ月余りで3キロほど痩せている。

・・・いい加減にしないと、ホント、ヤバイと思った。