2003年02月28日

(ーー;) プンプン。

 2月も今日でおしまい。

 今日を期して、JHの高額ハイウェイカードの販売が中止される。
 確かこの件が告知されたのは、わずか数ヶ月前だった。

 5万円で、プレミアムが8千円もつくし、大分〜長崎間を行き来するため、高速利用も多いことから、ウチは常備し利用していた。

 廃止の理由は偽造カードが出回っていることと、ほかでもない、ETCの利用促進のため。

 平成16年には、使用も終了する。
未使用分は、確か、ETCの利用料に還元されるのではなかったかな?

 偽造防止といったって、偽一万円札が出まわるからと、新札を新たに造ることはあっても、旧一万円札が使えなくなることはありえないわけで、おかしな話。
 第一、殆どのユーザーは正直に正規のものを使っている。

 自分たちが作ったシステムが普及し利用されているのに、自分たちの都合で勝手に利用できなくなるようにするなんてのは、身勝手というものだ。

 この背景は、いかにもETCを普及させたいという国交省の思惑が見え透いていて、腹が立つ。

 普及しないのは、ひとえにハードが高いからじゃないか。

 さらに、長崎バイパスのたった二つしかない支払いゲートの一つを「ETC専用」にし、だーーーれも通らない・・これは言い過ぎか、ほっとんど通らないガラガラのETC専用レーンの横で、支払い待ちの車をずらりと並ばせている無神経ぶりにも腹が立つ。

 わざわざ、利用者に負荷をかけてまで、普及させたいのかETC!

 こんなやり方が実に「御上的」で気に入らない。

 国策として進める放送のデジタル化だって、ホントに、視聴者はテレビを買い換えてまで見たいと思うのか?

 数年後「このまま今のアナログTVを買い換えないと、放送は視聴できなくなりますよ」などと放送局は、一般ユーザーに本当に言えるのだろうか?

【今日の川柳】
 ETC
  「その他」の方式
       認めない