御嶽山合宿を復活?あの嶺雲荘に一泊ツアーを計画中

 ここ数年、若いOBがなかなかOB会活動に参加してくれないのですが、その有力な原因の一つに、「御獄合宿が無くなったから」というのがあります。

たぶん昭和40年頃の合宿の集合写真。何人参加?

 かつては夏休みになると、奥多摩にほど近い御嶽山の嶺雲荘で合宿をはるのが恒例行事でした。定期演奏会に向けた厳しい歌いこみはもちろん、全員でハイキングに行ったり、班ごとにわかれて出し物の練習に毎晩励んで、最後の夜に大広間の舞台で発表会(先生達が審査員になる)を行ったりと、小中学生が一緒になって、学校では体験できないような、それは貴重な団体生活を送ったものです。今どき民宿の大広間に、50人分以上の布団を隙間なく敷いて、一斉に「おやすみなさーい!」なんて、なかなかできないでしょう。こうした楽しい経験は1期生〜25期生くらい(昭和の終わり頃)までが、それぞれ共有しています。

出し物の舞台にかぶりつきの図?

 昭和50年代には、合宿というと必ず、大学生くらいのボランティアOBが世話係として参加し、OBと現役とが寝食を共にする貴重な交流の場でもありました。僕自身、この時のOBの皆さんにお世話になったことを今でも覚えていますし、それがOB会活動に参加するきっかけにもなっているわけです。結局、この御獄合宿を経験した世代と経験していない世代とで、ちょっとした断絶?があり、合唱団としての連続性も少しだけ損なわれてしまった感があります。

 前置きが長〜くなってしまって恐縮です。 嗚呼、懐かしいな〜、と嘆いていてもなにも始まらないので、いきなりですが、OBだけで嶺雲荘に泊まってしまいましょう、という企画を立てたいと思います。

時期は来春の6月くらい。社怪人のあなたに一週間弱の修行は無理ですので、とりあえず土日で一泊。20人くらいの人数が集まりそうなら、挙行したいと思うのですがいかがでしょうか?

 泊まり込んで昔話に花を咲かせれば、これからのOB会活動についても、議論が深まるのではないでしょうか。ゆくゆくは、現役の御獄合宿が再開されるような、そうした方向にまで踏み込めれば、OB冥利に尽きるというものでしょう。(笑)

団旗を先頭にハイキングへGO! 手を挙げているのは磯部先生かな

 個人的には、現役時代は数分しか湯船に浸かれなかった嶺雲荘の風呂に、ゆっくり浸かってみた〜い。それと銘酒澤ノ井も小学生時代は呑めなかったし(あたり前だ...)、そんなこんなを楽しみに行ってみたいですね。(酒をあまり呑まない山本健二先生が、合宿で澤ノ井だけは好んで呑んだという逸話が残っています...)

 仕事が忙しくてフルに参加できないという人も、当時のように仕事が終わってからケーブルカーの線路を歩いて登って来て頂ければ結構です。>9期・石黒さん

 興味のある方、OB会事務局まで、ぜひ参加表明して下さい。ご意見やお問い合わせは、OB会事務局、またはホームページの掲示板のほうにもじゃんじゃん書き込んで下さい。OB合唱団の練習に顔を出して頂いてもOKですよ。皆さんの反応を楽しみに待っています。

(20期 藤平(昭))

 追伸、19期 中田氏の話では、「こないだウチの子供を連れて御獄まで日帰りで行ってきたんすけど、御獄神社のみやげ物屋の婆さんに、昔、少年合唱団で合宿にきてたんですよ、って話したら覚えていてくれて、えらく喜ばれてサービスしてもらっちゃいましたよ」とのことです。皆さんも試してみましょう。('o')\バキ

(写真提供)1期 三文字氏


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