釣行報告

NO.51 今年最後?の新富水路のハゼ

南西の強風が吹き荒れた3連休の後半2日間だったが、「陸っぱりのハゼは、そろそろラストチャンス」という相棒のキヨシに誘われて木更津方面に出掛けた。

友人の遠ちゃんは、このところ絶好調な相模湾のワラサに色気タップリだったが、日曜日の南西風が月曜も吹き続けると言う予報と、「今週、来週の連休の乗合船は、鮨詰め状態!」と言う小生の進言を聞き入れ、ハゼ釣りに同行した。

キヨシと剣道の達人、小生に遠ちゃんの総勢4人で、まずは木更津・金田周辺の船着き場を狙ったが、アタリも遠く、型も小さかった。そこで、先日、いい釣りが出来た新富水路まで一気に移動した。

この日は、小潮回りで干潮時間が13時半頃。14時少し前に新富水路に到着。思った程風当たりは強くなく、「釣れても釣れなくても、ここで頑張ろう!」ということになり、取り敢えず2時間後に集合と決め、四方に散って竿を出した。

小生は、新井橋の下流200m程の所に入った。まだ上げ潮は効き始めてはいなかったが、小潮回りのため、水辺はかなり岸寄りまで及んでいた。

まずは膝下あたりまで立ち込んでウキ釣り仕掛けで狙ったが、なかなかアタリは来ない。徐々に沖に立ち込む形になり、気が付いたら膝上10cm程まで水中に浸かっていた。シモリウキを5、6cmの間隔で引き摺り、広範囲に探って行くと、クッと竿先に異変、そのまま効き合わせ気味に合わせると、キュンと糸鳴りがして心地よい引き込み。慎重に抜き上げると、15cm級の飴色に輝くハゼが釣れて来た。

しかし、後が続かず、付近を右往左往してあちらこちらに仕掛けを入れたが、2尾目が釣れたのは15分後だった。

結局、上げ潮が聞き始める15時過ぎまで1尾を追加して1時間で3尾。とても褒められた釣果ではないが、「上げ潮が効き始めれば…」と言った印象だったのと、3人とも付近にいなかったので、約束の時間まで頑張ることにした。

15時半を過ぎ、やっと水位が上がり始めた頃、やっと4尾目のハゼが釣れた。また暫くアタリが無くなったが、16時近くになって立て続けに3尾のハゼが釣れ、合計7尾の釣果。集まって来た3人の釣果は、キヨシ15尾、達人10尾、遠ちゃん8尾で何と小生がドンケツ。しかし、4人が4人とも「やっと食いが立って来た」と声を揃えた。

当初は、ハゼ天を揚げてバーベキューでも楽しもう−と話していたのだが、「バーベキューはいつでも出来る、1時間延長しよう!」で意見一致。再び、思い思いの場所に散った。小生は、立て続けに3尾を釣ったポイントに入ったが、すぐに鈍いアタリで竿先が引き込まれる良型(17cm級)が釣れて来た。続いて15cm、16cmと良型が竿を絞り込んだが、後が続かず、数は伸びない。それでもボツリボツリと釣れ、1時間で10尾を追加した。

結局、トータルで23尾を釣ったキヨシがトップで遠ちゃんと達人が20尾、小生17尾と最下位に甘んじた。

数は期待した程ではなかったが、4人で釣り上げた80尾のハゼの内、12cm以下は数える程で15cmオーバーが半数を超えた。これだけの良型ハゼが陸っぱりでこれだけ釣れれば、十分である。しかもこの日は小潮回り、中潮か大潮ならば、さらに好成績が期待出来るはず。この分では、もう1度くらい出掛けることになりそうだ。

 

今回の釣り場

 

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