釣行報告

NO.48 福島県・阿賀川水系へ

相棒のキヨシとその友人の丸ちゃんが、「久し振りに渓流釣りに行こう」と言って来た。しかもテンカラ釣りで。

小生もその昔、テンカラ釣りをしていたことがあったが、目が悪く(老眼ではない!乱視と近眼)なってからは、すっかりご無沙汰の釣りである。しかし、先月、仕事で北海道に出掛けた折、ハゼのシモリ釣りにピッタリなテンカラ竿(少々高級品)を見付けて衝動買いしてしまった。思惑通り、実にいい感じでハゼが釣れたが、久し振りにテンカラ釣りもやってみたくなった。

相棒が「ラインは貸してやる」といい、丸ちゃんが「毛バリは上げるよ」と言うので、すっかりその気になって出掛けた。

釣り場は福島県の阿賀川(別名・会津大川)水系。渓流釣りの本なんかには、よく紹介されている釣り場だが、三人とも初めて行く川である。

いくつかの支流の中から、一番水量のある川を狙った。いわゆる里川だが、この時期は周りにアシや雑草が茂っており、思いの他入りにくい。「これなら魚が残っていそうだね」などと話しながら、中流域に駐車スペースを見付けて200〜300m間隔で入溪した。

1時間後に集合したが、相棒が28cmのヤマメを釣って来た。しかも同サイズを1尾バラシ、尺を優に超える大型も見えたと言う。

小生と丸ちゃんは空振りだったが、そんな話を聞いてしまっては、もう一度じっくり狙いたくなった。そこで、一旦、田島の街に出て昼食をとり、夕マヅメにもう一度狙おうということになった。

 

昼食をとり、周辺の川を幾つか見た帰り、釣り具店を見付けてしまった。テンカラ竿の他に餌釣り用の竿も持っていた。軟弱者の小生、何とか魚を見たくてブドウ虫を買ってしまった。

おかげで24cmのイワナを1尾釣ることが出来たが、テンカラでは、小型しか出ず、10cm級のヤマメが1尾ハリ掛かりしただけだった。

福島・会津の出身の友人曰く「福島の渓流は夏が本番!」とか。近々、今度は餌竿を持たず出掛けてみようと思っている。

(入漁料) 日釣り券=1,050円

今回の釣り場

 

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