釣行報告

NO.39 千葉県・高滝湖のワカサギ、あー惨敗!

相棒が個人タクシーを始めてから、釣りに出掛けられれる日が、特別な日を除いて日曜日か月曜日になってしまった。そこに持って来て小生は、このところ土、日に仕事が入ることが多くなり、結果としてなかなか“日程”が会わず、釣りに出掛ける機会がめっきり減ってしまった。そんな中、2月の最初の日曜日、お互いの休日がやっと一致した。期せずして1月4日の初釣り以来1ヶ月目となった。

 

何処に出掛けるかでひと悶着。この間、相棒は友人の丸ちゃんと例の木更津離岸堤に二人で出掛け、数は釣れなかったものの35.3cmの“3年物”のアイナメを仕留めており、再び、木更津離岸堤行きを主張。しかし、小生は、二人で4尾(午前7時の渡船に乗って、午後2時半過ぎに帰港、つまり正味7時間!)という尾数を聞いていたため、このところやや復調気配をみせていた千葉県(房総半島のほぼ中央に位置する)高滝湖のワカサギを強く希望した。

結果、小生が押し切り、高滝湖のワカサギ釣りに出掛けた。メンバーは、初釣りと全く同じ5人連れ。

「あそこは、昼前頃になると、必ず食い渋るので、ゆくっり出掛けて午後の短期決戦にしょう」と相棒。小生、高滝湖のワカサギ釣りは今回が2回目、対して相棒は相当数出掛けており、素直に仰せにしたがった。

 

 

午前10時に江戸川・西葛西に集合、正午前に高滝湖に着いた。日曜日とあって駐車場にはかなりの数の車が停まっていた。管理事務所に寄って、3人乗りのボート2隻を借り、小生とコバブーの2人、相棒と丸ちゃん、剣道の達人の3人に分かれてボートを漕ぎ出した。 事務所でボートを借りる時、「今日は厳しい、今日は厳しい」と連呼されたのを気にしつつ、沖にボートを進めた。事前の“取材”で好ポイントと目される所には、何隻ものボートが着いていて、とても入るスペースはない。そこでトンボのモニュメント脇にあるブイに相棒のボートを着け、我々のボートはその艫にロープで繋いだ。

基本的に複数の竿を出しての釣りが嫌いな小生と相棒、それぞれ1本竿で釣り始めた。ここのワカサギは、常に底近くを回遊しているため、オモリ・トントン状態でアタリを待てばいいので、難しさはない。これなら、ワカサギ釣り初体験のコバブーにも何とかなるはずだ。

 

ところが、「今日は難しい・・・」の言葉通り、一向にアタリがない。しばらくして相棒のボートの先端に乗った剣道の達人にメンバー初獲物が掛かった。10cmを軽く超える大型だ。続いて丸ちゃんにも1尾が釣れ、達人に2尾目が掛かったが、こちらの竿にはサッパリ。達人に5尾目が釣れた頃、小生の竿にやっとアタリがあり、1尾目が釣れて来た。やはり11cm級の大型だ。

 

その後もポツリポツリとアタリはあるのだが続かない。小生が4尾目を釣った時、コバブーにもやっと1尾目が釣れ、全員がオデコを脱出してホッと一息。しばらくして、コバブーが2点掛けをしていきなり4対3尾になった。

その後30分程の間に小生が3尾、コバブーが1尾追加したが、3人組のボートでは、全員がツ抜け(ふたケタ)していた。ここで、2隻目は風でボートが揺れるため不利と判断、ロープを解いて漕ぎ出した。

 

結果としては、これが大失敗、午後4時に納竿するまでに5尾追加しただけの寂しい釣果(コバブーの成績は、彼の名誉のためにあえて伏す)に終わってしまった。トップは達人で38尾、相棒と丸ちゃんがそれぞれ20尾台の成績。この日は、湖全体の成績が2-152尾(高滝湖の竿頭の常連)だっただけに、正味3時間程の釣果としては、まあまあの成績と言ってもいいのだろうが、今年2回目の釣行だっただけに物足りなさだけが残る釣りとなってしまった。

 

今回の釣り場

 

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