釣行報告

NO.37 再び木更津離岸堤(千葉県)へ

例年、この時期になると、タナゴの動向が気になり出すのだが、今シーズンは、相棒が防波堤のアイナメ釣りに嵌り、3週連続で出掛けたそうだ。その結果、今シーズンは未だにタナゴ釣りには出掛けていない。

実は、先週の土曜日は、小生も同行するつもりでいたが、例のノロウイルス性の風邪にやられ、3日連続で下痢が続き、釣りどころではなかった。先週の土曜日の前々日には、ヘチ竿メーカーとして知られる「○○工房」のヘチ竿とリールをウン万円で仕入れていたが、結局、使うことが出来なかった。

と、いうわけで、再び木更津離岸堤に出掛けた。5月に運転免許を取ったばかりの小生、相も変らぬヘボ運転で凡友のコバブーを拾い、市原サービスエリアに待ち合わせ時間ギリギリに到着した。前回は、30分以上遅れ、結果として渡船を1本遅らせることになったので、30分以上余裕をもって出掛けたのだが、今回はコバブー宅までの道に迷い(道に全く疎いため、カーナビだけが頼りの運転)、結局、滑り込みセーフ状態…、ったく、運転技術(道を学習することも含め)が向上することはあるのだろうか…。

まあ、とにもかくにも予定通りの渡船に飛び乗り、今回は一番沖に位置するA堤防に上がった。

 

今回は、リールと竿ばかりではなく、仕掛けの類もそっくり持参した。まずはのんびりと仕掛け作り。とは言っても、ガン玉1個を付けただけのフカセ釣りなので、ハリスを結べば終わりだが。防波堤釣りは、今回が2回目のコバブーもおニューの竿とリールを準備、しかし、当然ながら、フカセ釣りの何たるかも理解してはおらず、「オモリがないよ…」と言った始末。

この日は相棒の友人、丸ちゃんが絶好調だった。コバブーの仕掛けを準備して、基本的な釣り方をレクチャー、自分の仕掛けも作り終わって竿を出すまでに28cm級の3年魚?を含む3尾のアイナメを釣り上げていた。

釣り始めて15分、「辺地から4〜5mラインがいいみたい」という丸ちゃんのアドバイスにしたがって沖目に投入した仕掛けに小さなアタリが来た。ひと呼吸置いて合わせをくれると、小気味よい引き込みで20cm級のアイナメが釣れて来た。餌の赤イソメ(岩イソメ)をすっぽりと飲み込んでいた。続いて22cm級のソイが掛かり、思わず頬が緩んだが、その後はバッタリ。

 

その後も丸ちゃんは絶好調で、11時を過ぎる頃には、ふたケタ達成。しかし、相棒(アイナメ4尾)も小生(アイナメ3尾、ソイ1尾)もダブルスコア以下。正午前になって、コバブーが待望の1尾目(22cm級のアイナメ)をゲット、その後2尾のアイナメを釣り上げ、当人は満足そうだった。

結局、その後もクライマックスはなく、1時40分の迎船に乗って引き揚げた。この日は、「午前中曇り、午後から晴れ」という天気予報が見事に当たり、釣果には不満も残ったが、実に気持ちのいい休日を過ごせた。

 

「今年は、これが竿納めだね。年明けにまた来よう」と相棒。確かに、今年も残すところ僅かとなり、小生ももう出掛けられそうにない。年が明けたら、今度こそタナゴの様子を見に行こうと思っている。

今回の釣り場

 

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