釣行報告

NO.36 千葉県・木更津沖堤の防波堤釣り

「今回は食べられる魚を釣りに行こう」という相棒の提案で、久々振りに防波堤釣りに出掛けた。

午前6時に市原ジャンクションで待ち合わせたが、予期せぬ、イヤ、予期出来たのかも知れないが…アクシデント(車庫から車を出すのに30分、首都高速から京葉道路に入り損ね大廻りして30分のロス)で、待ち合わせ場所に着いた時には、6時30分を回っていた。まっ、兎にも角にも相棒とその友人の丸ちゃん、そして、小生の凡友、コバブーと4人で無事に木更津港の『栄宝丸つり舟店』に到着した。

この日の天気予報は、午後から雨だったが、空は厚い雲に覆われ、今にも降り出しそうな雲行き。幸い、風はほとんどなく、予定通り、渡船で木更津離岸堤に渡った。天気予報が悪かったためか、我々が上がったD堤防には、数人の釣り人が上がっているだけだった。

防波堤釣り初体験のコバブーは、1.5号のブラクリ仕掛け、残る3人はガン玉(3Bor4B)1個を付けたフカセ釣りで狙った。ターゲットはアイナメだ。木更津離岸堤の内側は、東京湾きってのハゼ釣り場。この日も何隻かの釣り船が竿を出していた。そこで、チョイ投げ竿を2本出して、アイナメ狙いとは別に置き竿でハゼも狙った。

 

釣り始めて間もなく、「玉、玉、いいのが来たよ」という丸ちゃんの声に、玉網を持って飛んで行くと、30cm級の3年魚のアイナメが海面に顔を出していた。丸々と太った魚体を目の当たりにして全員、俄然やる気満々に。

続いて相棒が20cm足らず(当歳魚)のアイナメを立て続けに3尾釣った。小生は、投げ竿とコバブーの面倒を見ながら、出遅れたが、しばらくして当歳魚のアイナメを釣り上げた。

 

 

投げ竿のハゼもボツボツ釣れたが、この時期としては型も小さく、ハタキ(産卵)後のような痩せた魚体のものが多かった。そこで、チョイ投げ竿を仕舞い、アイナメ釣りに集中した。その甲斐があり、当歳魚ばかりだったが、ポツリポツリとアイナメが釣れ出した。一人でブラクリ仕掛けを使っていたコバブーも海タナゴを2尾と赤ちゃんメバル1尾を釣り、まずは無難なデビュー戦となった。

 

その後、10時過ぎに降り出した雨が止む気配がなくなったので、午後1時の船で港に戻った。全員の合計成績は、アイナメ(18〜30cm)13尾、ソイ(17〜20cm)3尾、キュウセン(22cm)1尾、ハゼ(13〜18cm)7尾、イイダコ1尾。

「マブナ釣りもいいけど、たまにはこういう釣りもいいね」−というのが全員の感想。近々、天気のいい日を狙ってもう1度出掛けることで話がまとまった。

 

(渡船)『栄宝丸つり舟店』

電話=0438-23-8140   料金=1人2500円。

 

今回の釣り場

 

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