競馬雑記帖

NO.16  第4回ジュニア体験釣り教室

10月5日、「日本釣りジャーナリスト協議会」と「(財)日本釣振興会」共済の『第4回ジュニア体験釣り教室』が、山梨県の河口湖でブラックバスを対象に行われた。参加者は41人。

8月28日に行われた『第3回ジュニア体験釣り教室』(シロギスの沖釣り)では、300人を超える応募があり、抽選で100人以上断らざるを得なかったのとは、大違いである。何故、これほどまでに応募が少なかったのだろうか。理由を特定することは難しいが、最近、ブラックバスが社会問題化されていることも無縁とは言えないように思う。

 

現在、ブラックバスが魚種認定されている釣り場は河口湖の他は山中湖、西湖、芦ノ湖しかなく、全国でたった4ヵ所である。巷に広まっている“バス害魚論”は知っているが、小生の個人的見解を言わせてもらえば、あまりに一面的な見方をしているように思えてならない。

この日は、午前中は岸釣りで、午後はバスプロたちの操船するバスボートに乗って河口湖のバス釣りを堪能したチビッ子たち。その全員が大満足の笑みを浮かべていた。ブラックバスが釣りという遊びを通じて、少年少女達に与える大きな好影響も計り知れないものがあるはずだ。

 

経緯はともかくとして、少なくとも釣ったバスを穴に埋める、ゴミとして処理するといった暴挙は厳に慎むべきではないかと思う。

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