競馬雑記帖

NO.4  手長エビ復活!

手長エビをご存知だろうか。そう、あの長いハサミを持ったユーモラスな淡水区のエビである。唐揚げ、鬼殻焼きなどで食べれば、実に旨く、ちょっとした小料理屋などでは青いモミジの葉か何かに7,8尾が乗ってくれば、黙って500、600円取られる“高級エビ”である。

その昔、東京や近郊に川や池にも沢山いた手長エビだが、水質、環境悪化の影響で、一時はほとんど見られなくなってしまった。ところが、ここ数年、その手長エビが大復活を遂げている。東京東部を流れる江戸川、荒川を始め、その周辺の水路や池(親水公園内など)にも沢山生息している。特に今シーズンは、開幕が早く、5月上旬からあちらこちらで釣れ出した。

 

小生のホームグラウンドは、江戸川区の「左近川親水公園」と葛飾区の「水元公園」、さらに江戸川本流・東京側だが、今シーズンは何処でもよく釣れる。あまり根気のいい方ではないので、いつも2、3時間しか竿を出さないが、それでも30尾以上釣れる。しかも今期は大型も多い。食べるには、体長5、6cmの中型が一番旨いが、10cm級の大型の釣り味は格別だ。

 

1〜2mの竿に玉ウキ1個を付け、0.5〜1号のオモリにエビバリ(袖型1、2号でもよい=ハリスは3cm前後で十分)を結んだ仕掛け。餌は赤虫を200円も買っていけば十分である。実に楽しい時間を過ごせることを請合う。是非1度お試しあれ!!

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