競馬雑記帖

NO.36  今年初の“出陣”は…

正月4日間開催の3日目、仲間3人で連れ立って中山に出掛けた。大晦日まで仕事、正月2日からまた仕事と、およそ正月気分などに浸らぬまま2006年は始まってしまった。金杯は大惨敗に終わり、復讐戦を兼ねての出撃だったが…。

 

何とこの日は奇跡が起こった。あの謎の馬券師・ナベさんが、中山1R、2Rを連勝してしまったのだ。共に3歳未勝利戦でどちらも馬単(1R=10−5で2370円、2R=6−13で1480円)をゲットしたようだ。いくらずつ仕留めたかは定かではないが、失礼ながらナベさんとしては、異例の好スタート。そして、コバブーも京都の未勝利にまで手を出しながら、2R終了時点で「4戦3勝や、むふふふふ」などとほくそ笑んでいた。そして、小生も2Rの馬単と3連複を仕留め、内心ほくそ笑んでいた。つまり、3人とも絶好のスタートを切ったのだ。

 

ところが、レースがすすむにつれて3人とも溜息が多くなり、時々的中はするものの「押さえ馬券」だったりして大儲けには程遠い状況が続いた。そして迎えた中山9R、勝った(3)モエレコネクションに目一杯色気を持ちながら▲評価にしてしまい3連単馬券は▲△○で決まったものの、▲○△の組み合せはあったが、肝心の的中馬券の組み合わせは1枚もなしで11万9470円の大魚を逃してしまった。

 

小生の3連単馬券の購入パターンは、(A)◎○を1、2着固定で3着に▲△△…、(B)◎○を1、3着固定で2着に▲△△…を本線に、(C)○▲1、2着固定で3着に◎△△…というもの。つまり、(3)モエレコネクションに◎を打っておけば(B)パターンで的中していたわけだ。

 

そして、さらに痛恨だったのが、この日の24レース目、つまり京都の12R。どう考えても、この日すでに6勝を挙げていた武豊騎手騎乗の◎(9)ハシルジョウオーと○(2)ハルーワスウィートの一騎打ちに思えた。人気も(9)が1番人気、(2)が2番人気。しかし、この馬単9−2が何と10倍の好配当(最終的には950円)、小生の▲は、(3)サヨウナラでこの3連単、9−2−3は何と60倍(最終的には50.6倍)のオッズ。浮いている状況なら、間違いなく9−2の馬単馬券にドーンといっていたはずだが、手元不如意に陥っていた小生の選んだ馬券は、3連単◎1着、○2着の3着流し馬券。何と9点も勝ってしまった。

結果は、9−2−3と入り、1、2、3番人気の順に入ったにも関わらず、5060円という好配当。バラバラと散らして買ってしまったため、9−2−3馬券は700円のみの的中。第一本線で的中させながら、溜息が漏れてしまった。

 

結局、終わってみれば3人とも…。しかし、久し振りの競馬場はやはり楽しかった。今年の夢−出掛けた全員が大儲け、高笑いをしながら家路に就く−というのはどうだろう。是非、実現したいものである。

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