競馬雑記帖

NO.34  今年2度目の旅打ち

7月の福島競馬場への旅打ちから4ヶ月、小欄管理人の冷たい視線を背中一杯に感じながら、11月12、13日の2日間、今年2度目の旅打ちに出掛けた。例によって飯坂温泉に宿をとり、東京駅発午前7時40分の東北新幹線に乗った。

 

今回は2ヶ月前から周到に準備を重ね、“フルメンバー”5人での出撃!愛すべき短気者・イソベッチ、120kgの巨漢・コバブー、某スポーツ新聞の競馬欄担当・カトー、そして謎の馬券師(別に人物が謎なのではなく、買う馬券が謎なのだ=いつも馬群の後ろばかりを見ている!?)・ナベさん、それに小生を加えた5人である。

初日、全員が午前中に両目を明けた(2レース以上的中)ものの、カトーを除く4人は、揃ってマイナス(藤代三郎調に言うなら、全治半月から1ヶ月?)。飯坂温泉までのタクシー代はカトーの奢りとなった。

宿は7月に泊まった所。露天風呂と料理に満足しての選択だったが、紅葉シーズンも終盤というのに宿は満杯状態。「もう忘年会のお客様がいらっしゃってるんですよ」と仲居のお姐さん。「ふ〜ん」というのが全員の感想

 

よせばいいのに、その晩は、イソベッチを除く4人で麻雀。日曜日の馬券検討もそこそこに「ポン、チー、ポン、チー」。これで勝てる程、競馬は甘くありません。案の定、全員が討ち死に!辛うじて小生が、東京競馬のメーンレースの3連単を引っ掛けて、前日の負けと当日のマイナスの半分を取り返して、今回の旅打ちは終了した

「楽しいことはすぐ終わっちゃうね」というのが全員の感想。そう、馬券では大勝出来なくても全員が楽しかったのです。来年の夏、福島競馬場で騒いでいるオジサン5人組を見かけたら、それは我々だと思って下さい。

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