競馬雑記帖

NO.27  今年のクラシックは…

競馬で何が楽しいかといえば、「今年のダービー馬は何?」に尽きる!?天皇賞でもなく、有馬記念でもないのである。やはりダービーなのだ。クラシックは、競馬の根幹であり、ダービーはその頂点なのである。サラブレッドが生涯1度だけしか挑戦できないクラシックの中のクラシック、ダービーを勝ってこそなのである。

 

2005年のダービー馬の栄冠は、一体どの馬の頭上に輝くのだろうか。つい数日前(3月20日)まで九分九厘、ディープインパクトだと考えていた。しかし、20日のスプリングSを見て、考えが変わった。ディープインパクトが勝つ確率は4割、ダンスインザモアが勝つ確率が6割。五分五分と言った方が安全なのだろうが、あえてダンスに軍配を上げたい。

 

ディープインパクトはただの1度も馬群の中で競馬をしていないのである。鞍上は武豊騎手、「心配はない」と思う反面、何故、前走で大外を回したのだろう?という疑問が払拭しきれないのである。あの競馬を見て、もしかしたら武豊騎手は、皐月賞は目一杯の競馬をしなくとも勝てる−と踏んでいるのかも…と思ったのはかんぐり過ぎだろうか。正直、小生もダンスインザモアのスプリングSを見るまでは、「ディープインパクトで皐月賞は勝てる」と思っていた。しかし、皐月賞に関する限り、ダンスインザモアが勝つ確率は8割と言っておこう。ディープインパクトが勝つ確率は2割だと思う。それがダービーで6対4になるというのが小生の今年のダービー戦線のスタンスである。ダンスインザモア−SSの孫は、相当な器と見たのだが、果たして…。

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