2020年の予想と結果

第40回ジャパンカップ
GI・3歳上OP (東京・芝2,400m)

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 カレンブーケドール 55 津村明秀
2 2 アーモンドアイ 55 C.ルメール
3 ワールドプレミア 57 武豊
3 4 キセキ 57 浜中俊
5 デアリングタクト 53 松山弘平
4 6 コントレイル 55 福永祐一
7 ミッキースワロー 57 戸崎圭太
5 8 ウェイトゥパリス 57 M.デムーロ
9 トーラスジェミニ 57 田辺裕信
6 10 パフォーマプロミス 57 岩田康誠
11 クレッシェンドラヴ 57 内田博幸
7 12 マカヒキ 57 三浦皇成
13 ユーキャンスマイル 57 岩田康誠
8 14 ヨシオ 57 勝浦正樹
15 グローリーヴェイズ 57 川田将雅

素晴らしいメンバーが揃った。コロナ禍で海外へ出掛けにくい状況が齎してくれたことは否めないが、今後もこのようなメンバーが集まることはないように思う。

 

(2)アーモンドアイが5歳の冬を迎え、4歳時に比べ9分の力と考えても勝ち切る可能性は十分あるだろう。本来なら最も充実期にある4歳勢が中心にならなければならないのだが、(1)カレンブーケドール、(3)ワールドプレミアをこのメンバーの中で◎にすることは無理がある。ましてや6歳以上の古馬勢では、歯が立つまい。

 

本命には、53㎏で走れる(5)デアリングタクトを抜擢したい。かつて凱旋門賞で3歳牝馬が大活躍したのは斤量によるアドバンテージなのは、誰もが知るところである。オークスとダービーの時計差は僅かに0秒3、上がり3ハロンはオークス33秒1に対してダービー34秒0である。単純比較しても意味がないことは十分承知しているが、デアリングタクトが斤量55㎏でこの時計で走った事に凄みを感じる。

 

アーモンドアイは、C・ルメール騎手が乗る以上、馬券圏外になる事は考えられず、4歳勢2頭はどう考えても3着が精一杯だろう。5歳勢では、香港ヴアースで最強の競馬をした(15)グローリーヴェイズに2、3着の期待がかけられる。

 

もう1つのシナリオは、(6)コントレイルが完勝する可能性だ。もしここでもダービー並みの完勝劇をみせてくれた時には、初めてマルゼンスキーを超える「日本競馬史上最強馬」の称号を授けたいと思う。もしそれが実現すれば、生涯無敗で引退する「馬聖」になると信じる。

 

※このレース、馬券の収支などは度外視して楽しみたい。全馬が無事にゴールしてくれる事を願っている。


・ 単勝
(5)1,000円
 
・ 馬単
(5)⇔(2)、(5)⇔(6)、
(5)→(15)に各1,000円
 
・ 3連単
1着…(5)
2着…(2)(6)(15)
3着…(1)(2)(3)(6)(15)
        の12点に各1,000円
 
1着…(6)
2着…(2)(5)(15)
3着…(1)(2)(3)(5)(15)
        の12点に各1,000円


結 果

払戻金・給付金
単勝 2 220円 1番人気
複勝 2 110円 1番人気
6 110円 2番人気
5 120円 3番人気
枠連 2-4 350円 1番人気
ワイド 2-6 170円 1番人気
2-5 190円 2番人気
5-6 220円 3番人気
馬連 2-6 330円 1番人気
馬単 2-6 610円 1番人気
3連複 2-5-6 300円 1番人気
3連単 2-6-5 1,340円 1番人気

素晴らしいレースを観せて貰った。浜中俊騎手が勝負に出た為、思いもよらぬHペースになったが、全く動じることなくアーモンドアイが完勝してしまった。

 

コントレイルに付けた着差は1馬身4分の1、このレベルの馬達の競馬ではまさに「完勝」である。コントレイルとデアリングタクトの差が首、デアリングタクトとカレンブーケドールの差がハナ。アーモンドアイが抜けて強かった事を証明するに十分なレースとなった。

 

最後の直線で、川田将雅騎手が内から出し抜けを狙って一旦先頭に立ったが、これが5歳馬トップクラスの実力なのだろう。3歳馬のトップクラスは、この2頭にサリオス、アリストテレスを加えた4頭が、アーモンドアイ引退後のGI戦線を担ってくれるはずだ。

 

GI9勝の金字塔。アーモンドアイという牝馬は日本競馬史上に永遠にその功績が語り継がれる事だろう。ご苦労様でした。そして、3年有余の間ありがとう。マルゼンスキーと共に小生の中の競馬史に終生刻ませて頂く。

 

購入3万円、配当0円、△3万円


前のページに戻る