2019年の予想と結果

第64回有馬記念
GI・3歳上 (中山・芝2,500m)

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 スカーレットカラー 55 岩田康誠
2 スワーヴリチャード 57 O.マーフィー
2 3 エタリオウ 57 横山典弘
4 スティッフェリオ 57 丸山元気
3 5 フィエールマン 57 池添謙一
6 リスグラシュー 55 D.レーン
4 7 ワールドプレミア 55 武豊
8 レイデオロ 57 三浦皇成
5 9 アーモンドアイ 55 C.ルメール
10 サートゥルナーリア 55 C.スミヨン
6 11 キセキ 57 R.ムーア
12 クロコスミア 55 藤岡佑介
7 13 アルアイン 57 松山弘平
14 ヴェロックス 55 川田将雅
8 15 アエロリット 55 津村明秀
16 シュヴァルグラン 57 福永祐一

出走16頭中11頭がGI馬、16頭全頭が前走GI出走という事もあって「空前絶後のメンバー」と言っている評論家殿も多いようだが、それは余りに表面的な見方だろう。このレース、ディープインパクトと共に日本競馬界の宝となるであろう(9)アーモンドアイの独壇場と見るのが正しいと思うのだが…。

 

小欄で何度も書いているように今年のジェネレーションによる地力の差は、4歳→5歳→3歳→6歳以上であることは間違いないはずだ。中でもアーモンドアイは1頭抜けた存在であり、アクシデント以外に負ける要素はない。本来なら凱旋門賞こそ惨敗したものの(5)フィエールマンを相手に取るべきなのだが、5歳牝馬(6)リスグラシューの成長は、ここを引退レースとするには惜しい程と思っている。アーモンドアイと同斤では、脅かすのは無理だろうが、2着はほぼこの馬で決まりと考える。

 

もう1頭の5歳牝馬(15)アエロリットも1、2枠にでも入っていれば際どい勝負になったと思うが、あまりに外にいってしまった。それでも単騎逃げは間違いなく、アーモンドアイの仕掛けどころ次第では、ギリギリ2、3着に残れる可能性もあるか。

 

パンとすれば間違いなく3歳最強の(10)サートゥルナーリアだが、恵まれないとリスグラシューに先着するのは難しそうだ。菊花賞馬(7)ワールドプレミアは、正直足りないと思うが、武豊ジョッキーのマジックで2、3着争いに加わる可能性もある気がしている。今年の武豊騎手は、重賞競走で明らかに力の落ちる馬を何度も掲示板迄持ってきている。馬は足りなくても騎手が怖いのだ。


・ 単勝
(9)予想のみ
 
・ 馬単
(9)→(6)2,000円、
(9)から(5)(7)(10)(15)へ各500円
 
・ 3連単
1着…(9)
2着…(6)
3着…(5)(7)(10)(15)
        の4点に各5,000円
 
1着…(9)
2着…(5)(7)(10)(15)
3着…(6)
        の4点に各1,500円

結 果

払戻金・給付金
単勝 6 670円 2番人気
複勝 6 210円 2番人気
10 270円 3番人気
7 390円 5番人気
枠連 3-5 300円 1番人気
ワイド 6-10 850円 8番人気
6-7 1,450円 13番人気
7-10 2,000円 19番人気
馬連 6-10 2,990円 8番人気
馬単 6-10 6,130円 16番人気
3連複 6-7-10 10,750円 29番人気
3連単 6-10-7 57,860円 151番人気

「牝馬は理由なく負ける」。小欄で何度となく紹介して来たが、まさか今回、それが起こるとは…。直線に向いた時には、アエロリットを除く印を付けた5頭で1着から5着まで決まる完璧な予想(9→6→5、9→6→10)と思ったのだが…。

 

ゴール前は、ルメール騎手は追うのを止めていた。敗戦を覚悟してのモノだろうが、あれを見る限り坂を上がった途端に全く手応えが無くなったのだろう。「距離の壁」とは思えず、何かが彼女の走る気を削いだとしか思えない。骨折などの故障が理由でない事だけを願うばかりである。

 

「何十年やっていても競馬は難しい」。今更ながらだが、改めてそれを思い知らされた1戦だった。

 

購入3万円・配当0円(△3万円)


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