2018年の予想と結果

第63回有馬記念
GI・3歳上OP (中山・芝2500m)

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 オジュウチョウサン 57 武豊
2 クリンチャー 57 福永祐一
2 3 モズカッチャン 55 M.デムーロ
4 マカヒキ 57 岩田康誠
3 5 パフォーマプロミス 57 C.デムーロ
6 サトノダイヤモンド 57 B.アヴドゥラ
4 7 サウンズオブアース 57 藤岡佑介
8 ブラストワンピース 55 池添謙一
5 9 リッジマン 57 蛯名正義
10 ミッキースワロー 57 横山典弘
6 11 ミッキーロケット 57 O.マーフィー
12 レイデオロ 57 C.ルメール
7 13 スマートレイアー 55 戸崎圭太
14 キセキ 57 川田将雅
8 15 シュヴァルグラン 57 H.ボウマン
16 サクラアンプルール 57 田辺裕信

大谷翔平がスポーツ大賞に輝き、まさに「二刀流」で推移した年だった。ただ貰い同然の6600万円の賞金を捨ててここに駒を進めて来た(1)オジュウチョウサンが勝てば、久し振りの「有馬記念物語」になるが、平場連勝とは言っても500万下、1000万下の条件戦である。10万票を集め、人気投票3位は立派だが、見せ場を作れれば上々だろう。しかも武豊騎手である。正攻法で乗って勝負になる相手ではないことは百も承知のレジェンドが、何もしないわけがない。ここは間違いなく「単騎逃げ」それも大逃げを打つと予告しておこう。

 

その恩恵を受けそうなのが、不利な外枠を引いてしまった(14)キセキ。オジュウチョウサンに気を取られている内に向こう正面では楽に2番手に上がり、3コーナーからまくって先頭に立つはずだ。これを捕まえられそうなのは(12)レイデオロ、(6)サトノダイヤモンドの2頭しかいないと思う。

 

小欄をご覧頂いている方々は先刻ご存知と思うが、有馬記念を目標に馬を仕上げる調教師はまずいない。しかし、今回のサトノダイヤモンドだけは「ここを狙った」気がしてならない。ここがラストランのようだが、復調すれば底力はレイデオロに匹敵する。

 

3歳馬(8)ブラストワンピースは、負けた2戦がGIである。2着までが一杯か。一部で人気を集めている(3)モズカッチャン、凱旋門賞の痛手が残る(2)クリンチャーの2頭は3着までか。


・ 単勝
(12)800円、(6)700円
 
・ 馬単
(12)⇔(6)、(12)⇔(14)、(12)→(8)に各500円
 
・ 3連単
1着…(12)
2着…(6)(8)(14)
3着…(2)(3)(6)(8)(14)
         の12点に各1,500円
 
1着…(6)(14)
2着…(12)
3着…(2)(3)(6)(8)(14)
         の8点に各1,000円

結 果

払戻金・給付金
単勝 8 890円 3番人気
複勝 8 270円 4番人気
12 130円 1番人気
15 370円 6番人気
枠連 4-6 970円 4番人気
ワイド 8-12 460円 3番人気
8-15 2,560円 30番人気
12-15 690円 4番人気
馬連 8-12 940円 3番人気
馬単 8-12 2,400円 5番人気
3連複 8-12-15 4,910円 17番人気
3連単 8-12-15 25,340円 70番人気

川田将雅のような名手でも、有馬記念ではミスをする。武豊騎手に何故ハナを譲らなかったのか…あそこで2、3番手で折り合っていれば、前半5ハロン60秒8ではなく、キセキは61秒5、6で前半1000mを通過出来たはずだ。しかし、こればかりは致し方なし。

 

シュヴァルグランとキセキの枠順が、もっと内側だったら全く違った結果になっていたと思うがそれも競馬である。

 

今年の3歳はアーモンドアイを筆頭に近年にないハイレベルという事が実証されたグランプリとなった。つまるところクラシック戦線は池添騎手のミスだったという結論−今回の馬券は、それを見抜けなかった小生の完敗となった。

 

勝ち馬と0秒6差の6着、○に期待したサトノダイヤモンドは、内側から一瞬伸びかけたがそこまでだった。この馬、種牡馬として大きな仕事をする気がしてならない。

 

競馬は来週もあるが、小欄の本年予想はここまで。今年もお付き合い頂いた方々が、良いお年を迎えられますよう心底よりお祈り申し上げます。

 

購入・・・3万円=配当0円(△3万円)


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