2018年の予想と結果

第70回朝日杯フューチュリティステークス
GI・2歳OP (阪神・芝1600m)

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 クリノガウディー 55 藤岡佑介
2 2 グランアレグリア 54 C.ルメール
3 アスターペガサス 55 福永祐一
3 4 ドゴール 55 津村明秀
5 マイネルサーパス 55 丹内祐次
4 6 アドマイヤマーズ 55 M.デムーロ
7 ソルトイブキ 55 四位洋文
5 8 ディープダイバー 55 川田将雅
9 イッツクール 55 松田大作
6 10 ヒラソール 55 岩田康誠
11 ケイデンスコール 55 C.デムーロ
7 12 コパノマーティン 55 坂井瑠星
13 ニホンピロヘンソン 55 浜中俊
8 14 ファンタジスト 55 武豊
15 エメラルファイト 55 W.ビュイック

6月3日の新馬戦(1600m)で(2)グランアレグリアが記録した時計は1分33秒6、上がり3ハロン33秒5。2歳の新馬の時計ではない。その時2馬身差で2着したダノンファンタジーが、先週、阪神ジュベナイルフィリーズを完勝したのは、誰もが知るところである。そこで、ここもグランアレグリアが楽勝する−というのが、大半の専門家諸氏の見解になっている。小生もその可能性は相当高いと思っている一人である。

 

しかし、今期2歳馬の牡馬、牝馬の優劣は未だ出揃っているわけではない。朝日杯では、1980年まで遡らなければ牝馬(テンモン)の優勝はない。この時期、通常ならば牡馬が牝馬を凌いでいることの裏付けに他ならない。このレースにも3戦3勝、2戦2勝の無敗の牡馬3頭が名を連ねている。それでもグランアレグリアが2倍を割る1番人気になっている。もし、ここを楽勝するようなことがあれば、来年のダービーは彼女に勝たれるかも知れない。

 

もし、ここでグランアレグリアが負けるとすれば、外枠を引いたのは少々辛いが(14)ファンタジストしかいない気がしている。(11)ケイデンスコールも3戦全てでメンバー最速の上がりを記録してはいるが、馬体に凄みを感じない。その点、ファンタジストは、7月にデビューしてからここまでに30s近く馬体も成長している。7ハロン迄しか経験がないのは気になるし、ロードカナロア産駒でもあり、7ハロンまでの馬という可能性もなくはない。しかし、ここで又C・ルメール騎手が勝てば10週連続で外国人騎手がGIを勝ち続ける事になる。是非、武豊騎手にその不名誉を払拭して貰いたい気持ちも手伝っている。

 

なお、☆印2頭までが2着候補、△各馬は3着までか。


・ 単勝
(2)500円
 
・ 馬単
(2)⇔(14)、(2)から(5)(6)(11)に各500円
 
・ 3連単
1着…(2)
2着…(5)(6)(11)(14)
3着…(4)(5)(6)(8)(11)(13)(14)
         の24点に各1,000円
 
1着…(14)
2着…(2)
3着…(4)(5)(6)(8)(11)(13)
         の6点に各500円

結 果

払戻金・給付金
単勝 6 460円 2番人気
複勝 6 130円 2番人気
1 490円 9番人気
2 110円 1番人気
枠連 1-4 10,060円 19番人気
ワイド 1-6 1,560円 19番人気
2-6 180円 1番人気
1-2 1,080円 12番人気
馬連 1-6 9,710円 21番人気
馬単 6-1 14,240円 29番人気
3連複 1-2-6 3,340円 11番人気
3連単 6-1-2 45,180円 114番人気

グランアレグリアの敗因が分からない。馬場こそ違え勝ち時計は1分33秒9、彼女が新馬戦を勝った時計よりも遅いのだ。2枠でスタートが良過ぎてアドマイヤマーズの恰好の目標になってしまった事も大きいとは思うが…。

 

もしかすると、この牝馬、雨が嫌いなのかも知れない。その昔、伴淳三郎という役者が地方競馬の予想屋を演じた映画があった。その予想屋(達人)のメモに「この馬は1粒でも雨が当たると走らない」というのがあった。その時は、実際にそんな馬がいるのだろうかと半信半疑だったが、何故か、今日、数十年ぶりに突然それを思い出した。グランアレグリアがアドマイヤマーズに劣っているとはどうしても思えないのである。少なくとも2着に入ったクリノガウディーに後れを取る馬では絶対にないはずだ。

 

4戦4勝、M・デムーロ騎手が絶賛するアドマイヤマーズは、恐らく来年のクラシック戦線の中心を歩むのだろうが、「来年のダービー馬はグランアレグリア!」という思いが未だ消えない。現時点では、妄想と言われても致し方ないが…。

 

ファンタジスト(4着)は、やはりマイルがギリギリ、ベストは7ハロン迄のようだ。また、ケイデンスコール(13着)は、やはり超一流馬にはなれる器ではなかったようだ。

 

購入・・・3万円=配当0円(△3万円)


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