第62回有馬記念
GI・3歳上OP （中山・芝2500m）
予 想
| ◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴 | |||||
| 1 | △ | 1 | ヤマカツエース | 57 | 池添謙一 |
|---|---|---|---|---|---|
| ▲ | 2 | キタサンブラック | 57 | 武豊 | |
| 2 | 3 | クイーンズリング | 55 | C.ルメール | |
| △ | 4 | ブレスジャーニー | 55 | 三浦皇成 | |
| 3 | 5 | トーセンビクトリー | 55 | 田辺裕信 | |
| △ | 6 | サトノクロニクル | 55 | 戸崎圭太 | |
| 4 | 7 | シャケトラ | 57 | 福永祐一 | |
| △ | 8 | レインボーライン | 57 | 岩田康誠 | |
| 5 | 9 | サクラアンプルール | 57 | 蛯名正義 | |
| ☆ | 10 | シュヴァルグラン | 57 | H.ボウマン | |
| 6 | 11 | ルージュバック | 55 | 北村宏司 | |
| ◎ | 12 | サトノクラウン | 57 | R.ムーア | |
| 7 | 13 | ミッキークイーン | 55 | 浜中俊 | |
| 〇 | 14 | スワーヴリチャード | 55 | M.デムーロ | |
| 8 | 15 | カレンミロティック | 57 | 川田将雅 | |
| 16 | サウンズオブアース | 57 | C.デムーロ | ||
「◎（2）キタサンブラック、〇（14）スワーヴリチャード、▲（10）シュヴァルグラン、☆（12）サトノクラウンの4頭の競馬！！」。キタサンブラックが2番枠を引き当てた瞬間、「4頭立ての競馬、キタサンブラック完勝！」の予想だった。
キタサンブラック1着、スワーヴリチャードを2、3着とした4点の3連単で大勝負するつもりでいた。今でも、それを止めた事を後悔している自分がいるのは事実であり、そちらが正解という気もしている。しかし、キタサンブラックのここ2戦の消耗度がどうしても気になって仕方がないのだ。前走のJCもあわやの3着に走ってしまった。天皇賞で3着だったレインボーラインが6着になった程度で2着だったサトノクラウンが10着、15着に大敗しているシャケトラですら11着に敗れている。あわやの3着に頑張ったキタサンブラックの高い能力は疑いようもないが…。
昨年の有馬記念以降の同馬の戦績は群を抜いている。敗因不明の9着に大敗した宝塚記念を除けば、この1年間、ここに出てきている馬でキタサンブラックに先着しているのは、前走を勝ったシュヴァルグランただ1頭しかいない。そのシュヴァルグランも宝塚記念を除けば、キタサンブラックとは1勝2敗である。例えキタサンブラックが小生の予想通り敗れたとしても同馬の栄光に一点も曇りはなく、希代の名馬であることに揺るはぎない。
本命は、世界一の名手、R・ムーア騎手が乗る（12）サトノクラウンとする。JCで10着に大敗したことで人気を下げているようだが、天皇賞ではキタサンブラックと遜色ない競馬をしている事実は重い。関東地方に全く雨が降らず、馬場状態は明らかにキタサンブラックに勝って下さいと言わんばかりだが、「R・ムーアが何とかする」と信じる。
対抗はレイデオロと遜色ない地力があると思われる（14）スワーヴリチャードとする。M・デムーロ騎手が、わざわざ調教に乗りに行った事からも同馬に対する思い入れが伺える。ただし、同馬が唯一連対を外しているのが中山競馬場の皐月賞なのは若干気になっている。その際はシュヴァルグラン、キタサンブラックのいずれかが2着をもぎ取る気がしている。△各馬は、いずれも3着候補である。
- ・ 単勝
- (12)1,000円
- ・ 馬単
- （12）⇔（14）各1,500円、
- （12）から（2）（10）へ各1,000円
- ・ 3連単
- 1着…（12）
- 2着…（2）（10）（14）
- 3着…（1）（2）（4）（6）（8）（10）（14）
- の18点に各1,000円
- 1着…（14）
- 2着…（12）
- 3着…（1）（2）（4）（6）（8）（10）
- の6点に各1,000円
結 果
| 払戻金・給付金 | |||
|---|---|---|---|
| 単勝 | 2 | 190円 | 1番人気 |
| 複勝 | 2 | 120円 | 1番人気 |
| 3 | 550円 | 9番人気 | |
| 10 | 180円 | 3番人気 | |
| 枠連 | 1-2 | 1,600円 | 6番人気 |
| 馬連 | 2-3 | 3,170円 | 9番人気 |
| ワイド | 2-3 | 1,180円 | 13番人気 |
| 2-10 | 280円 | 2番人気 | |
| 3-10 | 2,760円 | 30番人気 | |
| 馬単 | 2-3 | 3,810円 | 12番人気 |
| 3連複 | 2-3-10 | 5,420円 | 16番人気 |
| 3連単 | 2-3-10 | 25,040円 | 68番人気 |
キタサンブラックに敬意を表する。小生の心配は杞憂に終わった。1000mを61秒6で通過した時、「キタサンブラック完勝！」を確信した。そして、その時点で直前になって予想を変更したことを後悔していた。
キタサンブラックは、デュランダルの同世代として3歳時は間違いなく3、4番手の馬だったが、4歳、5歳では頂点に上り詰めた。「無事之名馬」を絵に画いたような馬であった。これほどローテーションを守り抜いて競走生活を終えた駿馬は本当に少なく、頭が下がる思いである。北島三郎オーナーは「神様がくれた宝物」と言っていたが、永年競馬を愛し続けた北島オーナーへの「競馬の神様からの贈り物」だったと思っている。
いずれにしても小生には、クイーンズリングは買えないので、当初の予想でも馬券は外したが、ルメール騎手無くしてこの2着はなかったはず。中山の2500mは、明らかに内枠が有利で4着に終わったスワーヴリチャードがもう少し内枠に入っていたら、3連単馬券は間違いなく（2）→（14）→（10）で決まっていただろう。しかし、それも競馬である。馬券は完敗だった。
本命に期待したサトノクラウンは、何と13着に大敗。R・ムーア騎手でも今日のような馬場ではキタサンブラックの敵ではなかった。今後もスピード競馬では、メンバーが弱い時以外には買えないと思った方がいいようだ。
今年から、何と28日にGIレースが行われる。最後の最後に、もうひと足掻きするつもりである。
購入＝3万円。配当＝0円（△3万円）