2017年の予想と結果

第84回日本ダービー
GI・3歳OP (東京・芝2400m)

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 ダンビュライト 57 武豊
2 アメリカズカップ 57 若松風馬
2 3 マイスタイル 57 横山典弘
4 スワーヴリチャード 57 四位洋文
3 5 クリンチャー 57 藤岡佑介
6 サトノアーサー 57 川田将雅
4 7 アルアイン 57 松山弘平
8 トラスト 57 丹内祐次
5 9 マイネルスフェーン 57 柴田大知
10 ベストアプローチ 57 岩田康誠
6 11 ペルシアンナイト 57 戸崎圭太
12 レイデオロ 57 C.ルメール
7 13 カデナ 57 福永祐一
14 ジョーストリクトリ 57 内田博幸
15 ダイワキャグニー 57 北村宏司
8 16 キョウヘイ 57 高倉稜
17 ウインブライト 57 松岡正海
18 アドミラブル 57 M.デムーロ

近年の日本ダービーで最も強い競馬をしたのは、間違いなくディープインパクトであろう。時計は2分23秒3だった。今年、その子供である(18)アドミラブルが、青葉賞で記録した時計が2分23秒6である。高速決着が続く今シーズンのクラシック戦線、そのためかこの時計の価値に注目する評論家殿たちは意外な程少ないようだ。しかし、実はこの時計とてつもないモノだと言うのが小生の見解。

 

「幸いにも」アドミラブルが大外枠に入ったため、1番人気にはなっても4倍を超す好配当になりそうな感じすらある。小生が大金持ちなら、迷わず単勝の1点買いをする。そう、この馬、次元が違うと思っている。昨年9月の新馬戦で喉鳴りのため勝ち馬から離される事2秒2という大敗を喫している。しかも10頭立て4番人気の低評価だった。その時点で今日の姿を予想した者はいただろうか。その後、喉鳴りの手術を行い、3月5日の未勝利戦での勝ち時計が9ハロン1分45秒6、4月にダービーと同距離の12ハロンを使い2分30秒0で楽勝、そして先に紹介した青葉賞を2分23秒6で勝ったのである。ここは父親同様、千切って勝つ可能性が極めて高いと信じる。

 

ただし、1頭だけ「もしかすると…」と思う馬が(12)レイデオロである。先週、オークスを勝った藤沢和厩舎で騎乗もルメール騎手、恐らく2番人気はこの馬だろう。確かに皐月賞で最も先に繋がる競馬をしたのは同馬である。しかし、小生の目から見た「馬っぷり」は、アドミラブルが数段上なのは欲目だろうか。いずれにしてもアドミラブルが、万一負けるとすれば同馬しかいないと思う。

 

皐月賞の1、2、3着馬も決して弱いとは思わないが、前記2頭とはレベルの差があると思う。もしレイデオロが不覚を取るとすれば、(4)スワーヴリチャードか(6)サトノアーサーのいずれかという気がしている。


・ 単勝
(18)予想のみ
 
・ 馬単
(18)⇔(12)に各2,000円、
(18)→(4)、(18)→(6)に各1,000円
 
・ 3連単
1着…(18)(12)
2着…(18)(12)
3着…(4)(6)(7)(11)(13)(15)
         の12点に各1,500円
 
1着…(18)
2着…(4)(6)
3着…(4)(6)(7)(11)(12)(13)(15)
         の12点に各500円

結 果

払戻金・給付金
単勝 12 530円 2番人気
複勝 12 180円 2番人気
4 200円 3番人気
18 150円 1番人気
枠連 2-6 1,180円 3番人気
馬連 4-12 1,620円 4番人気
ワイド 4-12 650円 4番人気
12-18 470円 1番人気
4-18 490円 2番人気
馬単 12-4 2,860円 7番人気
3連複 4-12-18 2,220円 1番人気
3連単 12-4-18 11,870円 8番人気

最近のルメール騎手は神がかっている−前半5ハロンが1分3秒2の超スローペースとみるや、後方から一気に押し上げ4コーナーでは逃げたマイスタイルの2番手にいた。あの追い上げがなければ、マイスタイルが逃げ切ってとんでもない馬券になっていた可能性すらあっただろう。

 

小生が「化け物」と断じたアドミラブルは、デムーロ騎手の慎重さもあって3着がやっとだった。ゴール手前200mでは、大惨敗も覚悟したが馬券圏内に踏ん張ったのは、彼の底力だろう。上がり3ハロン33秒3の脚を使っても届かない競馬では致し方ないだろう。アドミラブル、父親並とは言わないが、それに近い力をもっている馬と思っていいだろう。

 

皐月賞の1〜3着馬は、5〜7着に敗退、馬券を外したのは申し訳ないが予想としては、まずまずだったと考えている。

 

購入=3万円。配当=0円(△3万円)


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