2016年の予想と結果

第53回弥生賞
GII・3歳OP (中山・芝2000m)

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 アドマイヤエイカン 56 岩田康誠
2 2 シャララ 54 江田照男
3 3 タイセイサミット 56 内田博幸
4 4 エアスピネル 56 武豊
5 5 ヴィガーエッジ 56 横山典弘
6 モウカッテル 56 三浦皇成
6 7 ケイホファヴァルト 56 小崎綾也
8 イマジンザット 56 戸崎圭太
7 9 モーゼス 56 蛯名正義
10 リオンディーズ 56 M.デムーロ
8 11 マカヒキ 56 C.ルメール
12 エディクト 56 大野拓弥

「2016年の末尾を飾る有馬記念、今年は無冠の三冠馬・リオンディーズと凱旋門賞馬・ドゥラメンテの一騎打ち…」。今年の暮れ、中山競馬場にそんなアナウンスが流れると思っている。

 

何と前売りでは、ディープインパクト産駒(11)マカヒキが1番人気に祭り上げられた。父親と同じステップを踏んできた事で、「第2のディープインパクト」を期待する気持ちは分からなくはない。しかし、ディープインパクトは、そう簡単に現れるものではない。確かにデビューから2戦、いい競馬はしているが、共に後半6ハロンの競馬しかしていない。2戦目で朝日杯を楽勝した(10)リオンディーズの敵とは思えない。

 

前走、武豊騎手がほぼ完璧な競馬をした(4)エアスピネルを余裕の脚で差し切ったリオンディーズこそ「ディープインパクトの再来」を彷彿させる。前走の完敗で少々株を下げたエアスピネルだが、彼も相当な器である。恐らくマカヒキには負けないと思うが…。

 

順当ならこの3頭で何もない競馬だが、マカヒキに一抹の不安があり、その際には△各馬が3着争いに顔を出しそうだ。


・ 単勝
(10)1,000円
 
・ 馬単
(10)→(4)に3,000円、(10)→(11)に2,000円
 
・ 3連単
1着…(10)
2着…(4)
3着…(1)(3)(5)(11)
         4点に各3,000円
 
1着…(10)
2着…(11)
3着…(4)
         に2,000円

結 果

払戻金・給付金
単勝 11 260円 2番人気
複勝 11 110円 2番人気
10 110円 1番人気
4 110円 3番人気
枠連 7-8 220円 1番人気
馬連 10-11 220円 1番人気
ワイド 10-11 120円 1番人気
4-11 160円 3番人気
4-10 130円 2番人気
馬単 11-10 440円 2番人気
3連複 4-10-11 190円 1番人気
3連単 11-10-4 830円 3番人気

リオンディーズの無冠・三冠馬の夢は断たれたが、マカヒキがディープインパクトの再来とは思えない。この日の敗戦は、騎手の差と言ったらM・デムーロ騎手に失礼かもしれないが、今週のルメール騎手は、兎に角“乗れていた”。

 

デムーロ騎手も小生同様、マカヒキを甘く見ていたようだ。4コーナー先頭の横綱相撲で勝てると思っていたはず。現実にエアスピネルは、その競馬でも完敗、武豊騎手は、リオンディーズを徹底マーク、これ以上はない乗り方で負かしに来た。それでも2馬身以上の差がついてしまった。今後、エアスピネルがリオンディーズに先着することはないだろう。

 

問題は、マカヒキの実力である。リオンディーズを差し切ったのだから超A級馬の1頭には違いないが、この日のリオンディーズは、返し馬の時から掛かり気味で何か体調万全ではない印象を持った。この日は負けたが、体調万全を前提にするなら再び後塵を拝することはないはずだ。

 

※このレースの前のマカヒキの本賞金は1400万円。皐月賞の出走権が確定しているわけではなかった。勝負度合いが違ったこともリオンディーズの敗因の一つかも知れない。

 

購入=2万円。配当=0円(△2万円)


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