第151回天皇賞（春）
GI・4歳上OP （京都・芝3200m）

8枠に人気が集中しそうだが、大丈夫だろうか。小生の本命は（1）ゴールドシップである。誰が何と言おうが、小生の中では、現時点の最強馬である。高速決着に不安、京都競馬場は不向きなどの下馬評だが、菊花賞を好時計で楽勝したことをお忘れか。小生は今でも現役最強（ほぼ重賞ばかりを走っての12勝は力の証明！）と信じている。ここは頭鉄板!!2、3着探しの競馬と断じる。

 

人気を集めている（15）サウンズオブアース、（17）アドマイヤデウスは、ダービーで１1番人気、10番人気だった馬である。ゴールドシップとは格が違い過ぎる。相手にはキングカメハメハ産駒の秘蔵っ子（10）ラブリーデイを指名する。前走の大敗はいただけないが、ゴールドシップ以外とならそれほど差はないはず。ダービー馬（13）キズナは、ダービー後の成長があまり感じられない。2、3着争いが精一杯か。

 

人気2頭の中では、菊花賞でトーホージャッカルと0.1秒の競馬をしている（15）サウンズオブアースの方か。大穴には、単騎逃げが予想される（8）スズカデヴィアスを取る。逃げ馬は時に実力以上の結果を出すものだ。

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・ 単勝

（1）500円

 

・ 馬単

（1）→（10）、（1）→（8）、（1）→（13）、

（1）→（15）に各1,000円、

（1）から（4）（6）（11）（16）（17）に各500円

 

・ 3連複

（1）（8）（10）、（1）（10）（13）1,000円

 

・ 3連単

1着…（1）

2着…（8）（10）（13）（15）

3着…（4）（6）（8）（10）（13）（15）（16）

         （17）の21点に各1,000円

小生、申し訳ないが、横山典騎手をあまり信用していない。しかし、今回の騎乗は称賛に値する。しかし、それはゴールドシップの並外れた力があってならばこそ。この馬を“化け物”と断じたのは、2012年の有馬記念である。これまで何十回ものグランプリを見て来たが、あれほど強い勝ち方を見た覚えがなかったからだ 。

 

今回の天皇賞もあの有馬記念に匹敵するとてつもなく強い勝ち方だ。京都の2マイル競馬で、あの位置（3コーナーずっと手前）から鞭を使って上がって行って勝った馬は、小生の記憶には全くない。この馬の“我の強さ（我儘）”は、今始まったことではないが、この日もゲートに入らず、発走時間を4分も遅らせた。その気性が、時として凡走を引き起こすが、気分良く走らせさえすれば、今でも現役最強（ジャスタウエイも同格か）と信じる。

 

ビックリしたのはカレンミロティック。一緒に先行したクリールカイザー、スズカデヴィアス（藤岡佑介騎手は何の為に出て来たのか。逃げ馬は逃げてなんぼ。支持したファンへの裏切りだ）が16着、17着に沈んでいるにも拘らず、一瞬、「あわや」を思わせる3着。今後も大きなレースで“仕事”をしそうだ。

 

逆に勘違いしない方がいいのは、フェイムゲーム。ゴール前で首差まで迫った脚は確かに立派だが、あれはまさに“漁夫の利”。ゴールドシップは、内を走るカレンミロティックを交わせば、このレースは終わりと思っている。彼の目にフェイムゲームは入っていない。そうしたところで迫っても大きな意味はないのだ。この2頭には大きな差があると考えておいた方がいいだろう。

 

人気を集めたキズナ（7着）、サウンズオブアース（9着）、アドマイヤデウス（15着）は、揃って討死。キズナは、骨折後、どうやら成長が止まってしまったようだ。今後も過度な期待はどうか。サウンズオブアース、アドマイヤデウスの2頭は、やはり“格が足りない”という事か。

 

購入＝3万円。配当＝2,300円（△2万7,700円）