2015年の予想と結果

第75回皐月賞
GI・3歳OP (中山・芝2000m)

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 ブライトエンブレム 57 田辺裕信
2 2 ドゥラメンテ 57 M.デムーロ
3 スピリッツミノル 57 酒井学
3 4 ワンダーアツレッタ 57 柴田大知
5 リアルスティール 57 福永祐一
4 6 タガノエスプレッソ 57 菱田裕二
7 キタサンブラック 57 浜中俊
5 8 サトノクラウン 57 C.ルメール
9 ミュゼエイリアン 57 柴山雄一
6 10 ベルーフ 57 戸崎圭太
11 ダノンリバティ 57 岩田康誠
7 12 ベルラップ 57 三浦皇成
13 コメート 57 嘉藤貴行
8 14 クラリティスカイ 57 横山典弘
15 ダノンプラチナ 57 蛯名正義

桜花賞のショックが尾を引いている。出来ることならGI戦位は馬券が当たろうが外れようが、納得のいく結果に終わって欲しいものだ。

 

さて、皐月賞である。小生の本命は(2)ドゥラメンテである。この馬の使い方を見ていると、明らかにダービーを意識しており、ここも目一杯の仕上げではない気がする。それでも“普通の競馬”になれば、負けないと思っている。ここは単なる通過点、3冠馬も夢ではない−と言ったら北海道の馬友が何か言いそうだが…。前走、新馬を勝ったばかりの(5)リアルスティールに負けたのはいただけないが、この馬、過去4戦でまともに走ったのは、2戦目の未勝利戦だけで、残る3戦は不完全燃焼の内に終わっている気がしている。それでも4戦2勝、2着2回は並外れた素質の成せる業だ。

 

対抗は、2戦目で共同通信杯を勝った(5)リアルスティール。現実に◎に勝った事実は重く、僅かながら一騎打ちに持ち込む可能性もあると思っている。

 

問題は1番人気確実な(8)サトノクラウンだ。この馬、小生の中では今年の3歳牡馬の中では3番手、4番手の評価。現実にここまで3連勝して来たが、1番人気は1回もない。ここをあっさり勝つようなら、素直に脱帽しよう。

 

力通りの競馬なら、上記3頭の内の1頭が勝つはずだが、「もしや」を求めるなら単騎逃げが期待出来そうな(3)スピリッツミノルしかあるまい。ここ3戦とも逃げて3連勝しているが、勝つ度に着差を広げており、力をつけているのは確実だ。人気はないだろうが、無敗馬(7)キタサンブラックが2番手につける競馬になった時、最も怖い存在となる。北島三郎オーナーの悲願を背負って、浜中騎手は勝つ競馬をするはず。有力馬は全て後ろにいるだけに、前を可愛がらざるを得なくなる。あれよあれよがあれば、その時だ。小生の見立てでは、キタサンブラックにはクラシックは荷が重い。

 

もう1頭、サトノクラウンとそれほど差がるとは思えぬ(1)ブライトエンブレムも2、3着争いになら十分加わりそうだ。


・ 単勝
(2)1,000円、(3)600円
 
・ 馬単
(2)⇔(5)に各1,000円、
(2)から(1)(3)(7)(8)に各1,000円
 
・ 3連単
1着…(2)(5)
2着…(2)(5)
3着…(1)(3)(7)(8)
         の8点に1,500円
 
1着…(2)(5)
2着…(1)(3)(7)(8)
3着…(2)(5)
         の8点に1,000円
 
1着…(3)
2着…(2)(5)(8)
3着…(1)(2)(5)(7)(8)
         の12点に200円

結 果

払戻金・給付金
単勝 2 460円 3番人気
複勝 2 190円 3番人気
5 150円 2番人気
7 290円 6番人気
枠連 2-3 780円 3番人気
馬連 2-5 790円 2番人気
ワイド 2-5 390円 3番人気
2-7 1,130円 14番人気
5-7 860円 9番人気
馬単 2-5 1,530円 4番人気
3連複 2-5-7 3,110円 10番人気
3連単 2-5-7 12,360円 30番人気

まさに問答無用の強さだった。4コーナーでは少々行儀が悪かったが、包まれるのを嫌ったデムーロ騎手が強引に外に行った結果で、よれたわけではない。

 

ルージュバックのショックがなければ、頭鉄板!!と断じ、点数を絞れたのだが、少々弱気になてしまった。“相場眼”の岡田さんが言う通り、この馬、まだ筋肉がつき切っていない。つまり未だに完成途上という事である。その状況でこの強さである。久し振りに痛快であった。無事にダービーに駒を進めてもらいたいものだ。

 

リアルスティールも強い馬である事は確か。この日も勝つ競馬をしており、ドゥラメンテさえいなければ快勝していただろう。要はドゥラメンテが規格外に強いという事なのだ。「今年の3歳レベルは、あまり高くない」との賜っている評論家殿たちが多いようだが、勝ったから言うわけではなく、ドゥラメンテは、ディープインパクト級と信じている。

 

驚いたのはキタサンブラックだ。1、2着馬には完敗したものの3着を確保、GII、GIII戦なら十分勝負になるはずだ。

 

ガッカリしたのは、スピリッツミノル。酒井騎手は、スタートに全力投球して何としてもハナを切る姿勢がほしかった。逃げてなんぼの馬を押さえてどうする。

 

購入=3万円。配当=20万5300円(+17万5300円)


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