2014年の予想と結果

第59回有馬記念
GI・3歳上OP (中山・芝2500m)

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 トーセンラー 57 武豊
  2 ヴィルシーナ 55 内田博幸
2 3 ワンアンドオンリー 55 横山典弘
  4 ジェンティルドンナ 55 戸崎圭太
3 5 ラキシス 55 C.デムーロ
  6 トゥザワールド 55 W.ビュイック
4 7 ラストインパクト 57 菱田裕二
  8 メイショウマンボ 55 武幸四郎
5   9 ウインバリアシオン 57 藤岡康太
10 フェノーメノ 57 田辺裕信
6   11 サトノノブレス 57 池添謙一
  12 デニムアンドルビー 55 浜中俊
7 13 エピファネイア 57 川田将雅
14 ゴールドシップ 57 岩田康誠
8 15 ジャスタウェイ 57 福永祐一
  16 オーシャンブルー 57 蛯名正義

随分と永い事「有馬記念」見て来た。これまで一番強い競馬をした優勝馬を挙げよ−と言われれば、迷うことなく2012年のゴールドシップと答える。◎(14)ゴールドシップはあの時3歳馬だった。その後、期待を裏切る走りを何度も見せられてしまったが、中山の2500mでは“最強”と信じる。

 

○(13)エピファネイアも菊花賞を勝った時に、現4歳最強の印象を持った馬である。しかし、この馬、折り合いの難しさは天下一。川田優雅騎手にスミヨン騎手の芸当が出来るのか…心配はそれだけだ。

 

未だ国際レーティング1位の(15)ジャスタウェイ。UAの9ハロンをぶっ千切って勝ったように10ハロンまでがベストの馬である事は間違いない。小回りの中山コースなら熟せない距離ではないが、◎と○が完調なら危うい。

 

この3頭が5枠までに収まっていれば、3連複1点勝負のつもりでいた。しかし、期せずして3頭ともが外枠に入ってしまった。外枠不利は、歴史が教えてくれている。ゴールドシップは、3歳時、7枠で勝っており、決定的な要素ではないが、3頭の実力が拮抗しているだけに1頭が4着になる可能性もある気がしている。その時、3着争いに顔を出しそうなのが△各馬。この日に引退式を控えたジェンティルドンナは、中山2500mでは、掲示板が一杯だろう。


・ 単勝
(14)1,000円
 
・ 馬単
(14)⇔(13)、(14)⇔(15)に各1,000円
 
・ 3連複
(13)(14)(15)7,000円
 
・ 3連単
1着…(14)
2着…(13)(15)
3着…(1)(3)(5)(7)(10)(13)(15)
         の12点に各1,000円
 
1着…(13)(15)
2着…(14)
3着…(1)(3)(5)(7)(10)(13)(15)
         の12点に各500円

結 果

払戻金・給付金
単勝 4 870円 4番人気
複勝 4 280円 4番人気
6 500円 8番人気
14 160円 1番人気
枠連 2-3 2,610円 10番人気
馬連 4-6 12,350円 37番人気
ワイド 4-6 3,390円 38番人気
4-14 850円 4番人気
6-14 1,190円 12番人気
馬単 4-6 21,190円 64番人気
3連複 4-6-14 15,250円 48番人気
3連単 4-6-14 109,590円 356番人気

結果としてジェンティルドンナに勝って下さい−と言う競馬になってしまった。勝った彼女にケチをつけるつもりは毛頭ないが、中山競馬場・2500m戦の外枠不利は決定的であることを改めて思い知らされた。

 

2番手を追走、折り合っているように見えたエピファネイアは5着に沈み、早めに動いたゴールドシップも3着がやっとこさ。出走馬中、ダントツの上がりの脚(33秒4=次位33秒8)で上がって来たジャスタウェイが4着とは…。

 

2着に入ったトゥザワールドは、正に“漁夫の利”、それを引き出したビュイッツ騎手のお手柄だろう。牝馬・ラキシスを一瞬、あわやと思わせる競馬で6着に持ってきたC.デムーロ騎手といい、海外の一流ジョッキーの凄さを今更ながら思い知った。

 

◎、○、▲が3着、5着、4着で小生の今年の競馬は終了した。来たる2015年も予想を続けるか否かで迷ったが、負けたままで終わるのは性分が許さない。

小生の前の職場の先輩でスポーツ新聞の競馬欄・本誌予想を26年間務めた“博打の天才”が、2014年・有馬記念の予想を最後に筆を置くことになった。小生もそろそろ“潮時”と言う気がしているが、もう1年、最後のあがきをお許し頂きたい。

 

購入=3万円。配当=0円(△3万円)


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