2014年の予想と結果

第149回天皇賞(春)
GI・4歳上OP (京都・芝3200m)

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 アスカクリチャン 58 秋山真一郎
2 アドマイヤフライト 58 福永祐一
2 3 サトノノブレス 58 浜中俊
4 サイレントメロディ 58 池添謙一
3 5 レッドカドー 58 G.モッセ
6 ホッコーブレーヴ 58 田辺裕信
4 7 フェノーメノ 58 蛯名正義
8 ゴールドシップ 58 C.ウィリアムズ
5 9 タニノエポレット 58 和田竜二
10 フェイムゲーム 58 北村宏司
6 11 ラストインパクト 58 川田将雅
12 ウインバリアシオン 58 A.シュタルケ
7 13 オーシャンブルー 58 藤田伸二
14 キズナ 58 武豊
15 アドマイヤラクティ 58 四位洋文
8 16 ジャガーメイル 58 石橋脩
17 ヒットザターゲット 58 北村友一
18 デスペラード 58 横山典弘

産経大阪杯の時に書いたように、(14)キズナは「昔の彼あらず」である。凱旋門賞が大きな糧となり、彼をふた回りは大きくさせた気がする。小生の眼鏡違いで、今やエピファネイアと同じ舞台にいる馬ではない。

 

さて、そこでこの天皇賞だが、それでは楽勝出来るのか(その可能性も多分にあるとどこかで思ってはいるが…)と言えば、ノーである。この競馬が12ハロンのレースだったら、「アクシデント以外に負けない」と言い切る。しかし、16ハロンなのである。父のディープインパクトは、桁外れの能力で勝ち切ってしまったが、産駒は決してステイヤーではない。現に彼の産駒は15ハロン以上のGIを勝っていない。

 

小欄で再三再四書いてきたが、(8)ゴールドシップの有馬記念の勝ち方は半端ではない。キズナが負けるとすれば、この舞台の16ハロンしかないと思っている。ここは、ゴールドシップを信じて本命とした。

(7)フェノーメノ、(12)ウインバリアシオンも強い馬だが、今の2頭には及ぶまい。3着争いの競馬と断言したい。


・ 単勝
(8)1,000円
 
・ 馬単
(8)⇔(14)各4,500円
 
・ 3連単
1着…(8)(14)
2着…(8)(14)
3着…(7)(12)
        の4点に各5,000円

結 果

払戻金・給付金
単勝 7 1,150円 4番人気
複勝 7 310円 4番人気
12 220円 3番人気
6 1,470円 11番人気
枠連 4-6 780円 3番人気
馬連 7-12 2,080円 6番人気
ワイド 7-12 740円 6番人気
6-7 7,050円 50番人気
6-12 3,230円 28番人気
馬単 7-12 5,670円 17番人気
3連複 6-7-12 38,790円 87番人気
3連単 7-12-6 211,180円 401番人気

淀の3200mには、やはり魔物が住んでいた。ゴールドシップは、あの大出遅れが全てだった。短距離の出遅れよりも長丁場の出遅れはダメージが少ないと考えられがちだが、実際は逆である。数多の過去の例がそれを物語っている。それでも0.5秒差に押し上げてきたのは、彼の突出した能力の成せる業。競馬に“タラ・レバ”は禁句だが、もしあの出遅れがなかっタラ、1馬身以上の差をつけて彼が勝っていただろう。

 

キズナが伸びなかった事は、今後もディープインパクトの仔は、15ハロン以上の競馬では苦戦するということである。この敗戦を糧に更なる成長を期待したい。

ウインバリアシオンは、結局、GIには手が届かず終わってしまうのかも知れない。決して完調だったとは思えないフェノーメノを捕まえることが出来なかったのは残念だ。

 

購入=3万円。配当=0。(△3万円)


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