第58回有馬記念
GI・3歳上OP 中山 芝2500m
予 想
| ◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴 | |||||
| 1 | 1 | ダノンバラード | 57 | 川田将雅 | |
|---|---|---|---|---|---|
| △ | 2 | ヴェルデグリーン | 57 | 田辺裕信 | |
| 2 | △ | 3 | カレンミロテック | 57 | 戸崎圭太 |
| △ | 4 | ウインバリアシオン | 57 | 岩田康誠 | |
| 3 | 5 | デスペラード | 57 | 横山典弘 | |
| ○ | 6 | オルフェーヴル | 57 | 池添謙一 | |
| 4 | △ | 7 | タマモベストプレイ | 55 | 和田竜二 |
| △ | 8 | ラブリーデイ | 55 | 蛯名正義 | |
| 5 | 9 | ルルーシュ | 57 | 福永祐一 | |
| △ | 10 | アドマイヤラクティ | 57 | ウィリアムズ | |
| 6 | 11 | ラブイズブーシェ | 57 | 武豊 | |
| 12 | テイエムイナズマ | 55 | M.デムーロ | ||
| 7 | 13 | トゥザグローリー | 57 | ルメール | |
| ◎ | 14 | ゴールドシップ | 57 | ムーア | |
| 8 | △ | 15 | ナカヤマナイト | 57 | 柴田善臣 |
| 16 | トーセンジョーダン | 57 | 内田博幸 | ||
エピファネイアもキズナもロゴタイプもジャスタウエイもフェノーメノもジェンティルドンナも出て来ず、そして「早く引退させて…」と言い続けたエイシンフラッシュは遂に故障してしまった。こんな有馬記念に競馬ファンは熱狂するのだろうか？超Ａ級馬達は、凱旋門賞を始めとして国際競走が視野に入る状況になった現在、レース体系を根本的に考え直す時期に来ているように思えてならない。
さて、現役最強馬（6）オルフェーヴルの引退レースである。ステイゴールド産駒特有の気紛れが付いて回った馬だが、間違いなく日本競馬史上“最強5優駿”に数えられる馬だと思う。無事に走り切って欲しいと願わずにはいられない。そして同じくステイゴールド産駒の後継者（14）ゴールドシップの復活レースでもある。小欄で何度も書いて来たが、昨年の有馬記念での同馬のレースは、小生が知る限り最強の勝ち方だと思っている。あのディープインパクトが同じ戦法で2着に負けている乗り方で完勝した同馬の能力は、共に完調ならばオルフェと同等かそれ以上と考えている。ムーア鞍上で復活して欲しい。
オルフェの体調は、よくて85％、恐らく80％程度だろう。それでもゴールドシップ以外の馬に後れを取るとは思えない。「万が一ステイゴールド産駒両頭が能力以外の理由で走らなかったら…」と考えるのは、もう競馬の予想ではなくなってしまう。ここはオフフェが8割以上の体調、ゴールドが9割以上の体調と判断し、ゴールドシップ頭鉄板と予想する。 本年は、不本意な結果が多く、小欄をご愛読頂いている方々に多大な迷惑をかけたのでは…と懸念しております。今年最後のＧＩレース、良い結果になる事を祈っております。
- ・ 単勝
- （14）1,000円
- ・ 馬単
- (14)→(6)を1万円
- ・ 3連単
- 1着…（14）
- 2着…（6）
- 3着…（2）（3）（4）（7）（8）（10）（15）の7点に各2,000円
- （14）（6）（4）、（14）（6）（10）の2点に各2,500円
結 果
| 払戻金・給付金 | |||
|---|---|---|---|
| 単勝 | 6 | 160円 | 1番人気 |
| 複勝 | 6 | 110円 | 1番人気 |
| 4 | 250円 | 4番人気 | |
| 14 | 170円 | 2番人気 | |
| 枠連 | 2-3 | 610円 | 2番人気 |
| 馬連 | 4-6 | 860円 | 3番人気 |
| ワイド | 4-6 | 350円 | 3番人気 |
| 6-14 | 250円 | 1番人気 | |
| 4-14 | 950円 | 10番人気 | |
| 馬単 | 6-4 | 1,020円 | 4番人気 |
| 3連複 | 4-6-14 | 1,420円 | 2番人気 |
| 3連単 | 6-4-14 | 5,240円 | 7番人気 |
問答無用のオルフェーヴルの強さであった。4コーナーでゴールドシップよりも後方から次元の違う脚で前に取り付き、ぶっ千切ってしまった。「現在世界で一番強いのはオルフェーヴル！」と言った池添謙一騎手の言葉もオーバーには聞こえなかった。
レースの上がりが36秒7というタフな競馬になり、ゴールドシップにはうってつけのレースになったが、4コーナーでまくったのは彼ではなくオルフェーヴルだった。オルフェーヴルの上がり3ハロンは36秒0、2着のウインバリアシオンは37秒3、3着のゴールドシップが37秒8、オルフェーヴルがいかに傑出した脚を使ったかが一目瞭然だ。
しかし、この日のゴールドシップが彼の実力とは全く思えない。1度、じっくり休ませて立て直してほしい。この日は、オルフェーヴルの引き立て役になってしまったが、「ゴールドシップの実力はオルフェーヴルに劣らない」と言う小生の見立てが間違いだとは思えない。少なくともウインバリアシオンに負ける馬ではない。何かが彼の“走る気”を削いでいるのだろう。この日のゴール前も鞍上の必死さに比べ、ゴールドシップは遊びながら走っているようにしか見えなかった。来年、彼が本当の実力を示してくれる事を信じている。
2013年、それにしても予想が中らなかった。前半戦はソコソコだったものの中盤以降は酷いものだった。小欄を愛読して下さっている諸兄には、申し訳ない気持ちで一杯であります。これに懲りず、来年も小欄を続けていく所存。引き続き愛読頂だければ望外の喜びであります。
2014年が皆々様にとって良き年である事を祈っております。
購入＝3万円。配当＝0円。（△3万円）