2011年の予想と結果

第144回天皇賞(秋)
GI・3歳上OP  東京・芝2000m

予  想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 シルポート 58 蛯名正義
2 ダノンヨーヨー 58 後藤浩輝
2 3 アクシオン 58 柴田善臣
4 エイシンフラッシュ 58 ルメール
3 5 ブエナビスタ 58 岩田康誠
  6 ビッグウィーク 58 川田将雅
4 7 ダークシャドウ 58 ベリー
8 ペルーサ 58 横山典弘
5 9 ジャーメイル 58 四位洋文
  10 メイショウベルーガ 58 池添謙一
6 11 ローズキングダム 58 メンディザバル
12 トーセンジョウダン 58 ピンナ
7 13 ミッキードリーム 58 和田竜二
14 シャドウゲイト 58 田中勝春
15 シンゲン 58 田辺裕信
8 16 ナリタクリスタル 58 武豊
17 トゥザグローリー 58 福永祐一
18 アーネストリー 58 佐藤哲三

現在、日本で一番強い馬はオルフェーブルだと思っている。彼が菊花賞を捨てて、ここに出て来たら迷わず◎を打った。2003年秋・天皇賞を3歳で勝ったシンボリクリスエス、しかも彼は大外・18番枠からレコードで制した。現在のオルフェーブルは彼に迫る力があると信じている。

彼がいないこのメンバー、4歳世代から9歳世代まで出揃った。本来なら出走レースのほとんどで最速の上がりを記録し続けている(5)ブエナビスタの力が抜けている。しかし、中間の稽古を見る限り、完調とは思えず、JCに焦点を合わせている気がしてならない。だが、そんな人間の思惑などに関係なく完勝してしまってもおかしくない力の持ち主である事を忘れてはならない。

それでもここは(18)アーネストリーに期待した。彼は昨年の彼に非ず。6歳にして完成したと確信する。オルフェーブルがいないメンバーなら断然の存在か。18番枠で人気が落ちれば幸いだ。

ほとんどまともに競馬をした事が無い(8)ペルーサ。素質は間違いなく超A級。だが、藤沢調教師の狙いは、やはりJCに思えてならない。

人気を集めそうな(7)ダークシャドウだが、格の違いに撥ね返されそうな気がする。(11)ローズキングダムは、明らかにここを狙った作りだろうが、絶対能力は4、5番手の存在。上手く乗っても3着が一杯か。むしろ(4)エイシンフラッシュが怖い。

最後に夢馬券を買うなら(1)シルポートの逃げ切りしかあるまい。逃げ馬が大穴をあける時の条件が揃っている。力では全く歯が立たないのは蛯名騎手も百も承知。他の騎手も同様に思っているはず。最初の5ハロンを60秒で逃げ、3、4コーナーで5馬身差を付けられれば、後続は物理的に届かないという競馬が演出出来るはず。ただし、その可能性はよくて2、3%か。


・ 単勝
(18)800円
 
・ 馬単
(18)⇔(5)、(18)⇔(8)に各2,000円
(18)から(1)(4)(7)(11)(13)へ各1,000円
 
・ 3連複
(5)(18)を軸に(1)(4)(7)(8)(11)(13)に各1,000円
 
・ 3連単
1着…(18)
2着…(5)(8)
3着…(1)(4)(5)(7)(8)(11)(13)の12点に各500円
 
1着…(5)(8)
2着…(18)
3着…(1)(4)(5)(7)(8)(11)(13)の12点に各300円
 
1着…(1)
2着…(5)(8)(18)
3着…(5)(8)(18)の6点に各100円

結  果

払戻金・給付金
単勝 12 3,330円 7番人気
複勝 12 850円 7番人気
7 260円 3番人気
8 350円 6番人気
枠連 4-6 910円 4番人気
馬連 7-12 7,020円 19番人気
ワイド 7-12 2,520円 21番人気
8-12 3,950円 31番人気
7-8 1,090円 14番人気
馬単 12-7 23,560円 54番人気
3連複 7-8-12 22,790円 55番人気
3連単 12-7-8 214,010円 418番人気

この時点で宣言しておきたい。今年の有馬記念は、ブエナビスタとオルフェーヴルの一騎打ちとなり、僅かの差でブエナビスタが勝つと。ビスタは、馬体重こそ10kg減っていたが、身の入っていない絞られ方をした気がしてならない。JCは使って欲しくないが、たとえ出走しても勝てない気がする。彼女が復活するのは有馬記念か。そしてそのまま引退してほしい。

今回の天皇賞、蛯名正義騎手と佐藤哲三騎手により、GIとは思えぬ“凡戦”となってしまった。シルポートのペースは、5ハロン通過が56秒5、アーネストリーの位置でも57秒5、6だったはず。サラブレッドも生き物である以上、人知の及ばぬ事もあるので、アーネストリーが不調だった可能性も否定できないが、哲三騎手は、18枠を意識し過ぎたあまりにあの位置まで押し上げてしまったのだろう(あるいはあのペースで押し切れると思ったか!?)。結局、無欲で乗ったピンナ騎手のトーセンジョーダンが栄冠を勝ち取った。厩舎の力を感ぜずにはいられない。

 

結局、暴走した3頭は、アーネストリー14着、シルポート16着、ビックウイーク17着(メイショウベルーガが故障したので最下位)となってしまった。アーネストリーの精神的なダメージが心配だ。

ダークシャドウは、小生の眼鏡違いでGI級に成長したようだ。今後も2000mまでなら好戦が期待出来よう。

ペルーサは、今回も出走馬中最速の上がりで3着。こちらはJCを勝ちそうな気がする。

人気を集めたエイシンフラッシュ、ローズキングダムは、やはり勝ち負け出来なかった。強い4歳と騒がれているが、小生はさほど強いと思っていない。

 

購入=3万円。配当=0円。(△3万円)


前のページに戻る