2011年の予想と結果

第28回フェブラリーステークス
GI・4歳上OP 東京 ダート1600m

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1  ▲ 1 オーロマイスター 56 吉田豊
 △ 2 コスモファントム 松岡正海
2 3 ダイショウジェット 56 柴山雄一
  4 ライブコンサート 福永祐一
3 5 バーディバーディ 56 池添謙一
  6 クリールパッション 津村明秀
4 7 ダノンカモン 56 リスポリ
8 ビクトリーデツニー 56 三浦皇成
5 9 パワーストラグル 56 後藤浩輝
10 ダイシンオレンジ 56 川田将雅
6 11 メイショウタメトモ 56 武豊
12 トランセンド 57 藤田伸二
7 13 フリオーソ 57 デムーロ
14 セイクリムズン 57 幸英明
8 15 シルクメビウス 56 岩田康誠
16 マチカネニホンバレ 56 クラストゥス

その昔、大橋巨泉氏は、GI戦は「1に格、2に調子」が口癖だった。小生も全く同意見である。しかし、それは、本当の本物だけが集まったレースに限られるように思う。ここにエスポワールシチー、スマートファルコンが出ていれば、こんなに簡単な競馬はなかったはず。ところが、現在のダート戦線のNo1、No2が共に不在なのだ。

 

格を重視するなら、船橋の(13)フリオーソが抜けている。獲得賞金額を見れば一目瞭然。総賞金が、フリオーソの本賞金に届いているのは、僅かに2頭しかいないのだから。しかも恐らく1番人気になるだろう(12)トランセンドには、昨年の船橋のGII戦で完勝しているのだ。それでも彼を本命に出来ないのは、中央のダートでは、その実力の片鱗すら見せたことがないからだ。地方競馬とJRAのダートコースは似て非なるもののようだ。たった2回しか走っていないのだから、小生の思い込みの可能性もなくはないが、ここは自分の目を信じたい。

 

本命には、(14)セイクリムズンを取る。逃げるトランセンドは、東京のマイル戦でも上がり3ハロンを36秒台で上がって来るはずだ。これを捉えられるのは、好位で競馬が出来、36秒ソコソコの脚で上がって来られる馬でなければならない。最も可能性が高いのはフリオーソなのだが、前記したように彼は府中では、その脚は使えまい。とすれば、セイクリムズンが一番可能性が高いように思う。

 

怖い馬が2頭。盛岡競馬場ながらマイル戦でエスポワールシチーに完勝している(1)オーロマイスターと4歳馬(5)バーディバーディだ。共に僅かながら勝つ可能性もあると考えている。

△各馬は、2、3着までか。


・ 単勝
(14)1,200円
 
・ 馬単
(12)⇔(14)、(1)⇔(14)、(5)⇔(12)の6点に各1,000円
(14)から(2)(7)(13)(15)(16)へ各500円
 
・ 3連複
(12)(14)を軸に(1)(2)(5)(7)(13)(15)(16)の
  7点に各500円
 
・ 3連単
1着(14)
2着(1)(5)(12)
3着(1)(2)(5)(7)(12)(13)(15)(16)の21点に各500円
 
1着(1)(5)(12)
2着(14)
3着(1)(2)(5)(7)(12)(13)(15)(16)の21点に各300円

結 果

払戻金・給付金
単勝 12 350円 1番人気
複勝 12 160円 1番人気
13 220円 5番人気
5 220円 4番人気
枠連 6-7 480円 1番人気
馬連 12-13 1,100円 2番人気
ワイド 12-13 490円 3番人気
5-12 560円 5番人気
5-13 860円 12番人気
馬単 12-13 2,040円 3番人気
3連複 5-12-13 3,200円 7番人気
3連単 12-13-5 12,240円 18番人気

フリオーソの格は、本当の本物だった。もし、もう少し前に位置取り出来ていれば、もっとトランセンドに肉薄していたか差し切っていたはずだ。あの展開の競馬で彼が使った上がり3ハロン、35秒7の脚はGI馬でなければ有り得まい。

トランセンドは、あの厳しい競馬で36秒3で上がって来た。渾身の仕上げで臨んだ藤沢厩舎のマチカネニホンバレの執拗なマークで、直線に向いた時にはニホンバレに勝たれた−と思ったが、それを振り切り、突き放してしまった。トランセンドの実力も本当の本物のようだ。

「終わってから言うんじゃない!」との批判は承知で言わせていただいた。

本命に期待したセイクリムズンの敗因は、正直分からない。マイルが1ハロン長いのは最初から承知していた事。しかし、あの失速の原因は別にありそうだ。今更ながらだが、競馬は何年、イヤ何十年やっていても難しい。

 

購入=3万円。配当=0円。(△3万円)


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