第55回有馬記念
GI・3歳上OP 中山 芝2500m
予 想
| ◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴 | |||||
| 1 | △ | 1 | ヴィクトワールピサ | 55 | デムーロ |
|---|---|---|---|---|---|
| △ | 2 | ネヴァブション | 57 | 後藤浩輝 | |
| 2 | 3 | フォゲッタブル | 57 | 岩田康誠 | |
| ▲ | 4 | トーセンジョウダン | 57 | 三浦皇成 | |
| 3 | △ | 5 | ルーラーシップ | 55 | ルメール |
| 6 | ローズキングダム | 55 | 出走取消 | ||
| 4 | ○ | 7 | ブエナビスタ | 55 | スミヨン |
| 8 | メイショウベルーガ | 55 | 蛯名正義 | ||
| 5 | 9 | ダノンシャンティ | 55 | ベリー | |
| △ | 10 | エイシンフラッシュ | 55 | 内田博幸 | |
| 6 | 11 | トゥザクローリー | 55 | ウィリアムズ | |
| ◎ | 12 | ドリームジャーニー | 57 | 池添謙一 | |
| 7 | 13 | オウケンブルースリ | 57 | 横山典弘 | |
| ☆ | 14 | ベルーサ | 55 | 安藤勝巳 | |
| 8 | △ | 15 | レッドディザイア | 55 | 四位洋文 |
| 16 | ジャミール | 57 | 福永祐一 | ||
ローズキングダムの出走取消は残念だが、サラブレッドは生き物である、致し方ない。先人達が百万遍唱えている「競馬に絶対はない」と言う言葉を改めて思い出した。
小欄をご覧頂いている奇特な方々、昨年の有馬記念で（7）ブエナビスタは「20年に1頭の名牝」と記したことを覚えておいでだろうか。ゴール前、（12）ドリームジャーニーの強襲に遭い、スターロッチ以来の3歳牝馬の優勝こそ逃したが、その後の活躍は、小生の期待通りだった。
ここもブエナビスタがブエナビスタの走りをすれば、完勝するかも知れない。しかし、昨年の有馬記念で53kgの斤量で57kgのドリームジャーニーに負けたのは厳然たる事実。ドリームジャーニーという馬、57kgの斤量なら“天馬”となる。牡・牝、年齢関係なしに全馬が斤量55〜57kgで東京競馬場の12ハロンで競馬をしたら、現役で最も強いのは、ドリームジャーニーだと思っている。問題は３ヵ月ぶりとなるローテーションと中山競馬場の多頭数−という不確定要素（レース中のアクシデントが頻発する）である。後方からレースを進める馬だけに予期せぬ不利に見舞われる可能性も高い。その2つのマイナス要素を差し引いても可能性（ブエナに勝つ馬）を求めるなら、彼をおいて他にいない。
他では（5）ルーラーシップを加えた3歳勢、ブエナと同世代からは（4）トーセンジョーダン、（15）レッドディザイア、古豪（2）ネヴァブションまで。中でも7月以降馬が変わった感のあるトーセンジョーダン、まともにスタートを切った時の（14）ペルーサには2頭の一角崩しが可能かも知れない。
※それでは皆様、グッドラック！
- ・ 単勝
- （10）1,100円、（2）1,000円
- ・ 馬単
- （2）⇔（10）各1,500円
- （1）⇔（10）、（5）⇔（10）、（9）⇔（10））に各1,000円
- ・ 3連複
- （2）（10）を軸に（1）（5）（8）（9）（11）（15）（16）へ各500円
- ・ 3連単
- 1着…（10）
- 2着…（1）（2）（5）（9）
- 3着…（1）（2）（5）（8）（9）（11）（15）（16）の28点に各400円
- 1着…（1）（2）
- 2着…（10）
- 3着…（1）（2）（5）（8）（9）（11）（15）（16）の14点に各300円
結 果
| 払戻金・給付金 | |||
|---|---|---|---|
| 単勝 | 1 | 840円 | 2番人気 |
| 複勝 | 1 | 200円 | 2番人気 |
| 7 | 110円 | 1番人気 | |
| 11 | 1,260円 | 15番人気 | |
| 枠連 | 1-4 | 480円 | 1番人気 |
| 馬連 | 1-7 | 550円 | 1番人気 |
| ワイド | 1-7 | 270円 | 1番人気 |
| 1-11 | 5,680円 | 49番人気 | |
| 7-11 | 2,430円 | 29番人気 | |
| 馬単 | 1-7 | 1,640円 | 6番人気 |
| 3連複 | 1-7-11 | 11,610円 | 35番人気 |
| 3連単 | 1-7-11 | 60,770円 | 179番人気 |
先ずは、有終の美を飾ることが出来ず小欄をご覧頂いている奇特な方々にお詫び申し上げる。
ドリームジャーニーの馬体重12kg増は、調教段階での24kg増から予測は出来たが、自分で体を作る賢い馬だけに大丈夫−と踏んでいた。しかし、やはりグランプリは、中途半端な状態では勝負にならないことを今更ながら思い知らされた。
この日のレースを見てピサがビスタよりも強い−と思った人はいなかったはずだ。あのスローペースでビスタが使った脚は、上がり3ハロン33秒8。ゴール前の100m、彼女が使った脚はまさに“鬼脚”。一瞬「届いた」と思ったが、数cm及ばなかった。スミヨン騎手は、前走の教訓からか4コーナーを回ってから1頭も馬がいない大外にブエナを誘い真一文字に追い込んで来た。今や完全にウオッカ、ダイワスカーレットを超え、近代競馬の最高峰の牝馬になったと確信した。彼女も来年は5歳だが、まだチャンスはある。是非、凱旋門賞に挑戦してほしい。
結果的に1着から3着まで外国人騎手に独占されてしまった。一流ジョッキーの腕の確かさを改めて思い知らされた思いである。中でも14番人気のトゥザグローリーを3着に持ってきたウィリアムズ騎手には脱帽である。
購入＝3万円。配当＝0円。（△3万円）
※本年も小欄をご覧頂きありがとうございました。来年は、小生の干支の年でもあります。本年以上に頑張りますので引き続きご愛顧の程を。皆様方にとって来たる年が良い年であることをお祈り致します。