2010年の予想と結果

第30回ジャパンカップ
GI・3歳上OP 東京 芝2400m

予 想

◎本命   ○対抗   ▲単穴   ☆バクダン   △複穴
1 1 ヴォワライシ 57 デムーロ
2 ヴィクトワールピサ 55 ギュイヨン
2 3 ダンディーノ 55 マルレナン
4 シンゲン 57 藤田伸二
3 5 モアズウェルズ 57 マイヨ
6 ローズキングダム 55 武豊
4 7 ペルーサ 55 安藤勝巳
8 ジャガーメイル 57 ムーア
5 9 ティモス 57 ペリエ
10 エイシンフラッシュ 55 内田博幸
6 11 ナカヤマフェスタ 57 蛯名正義
12 ジョシュアツリー 55 オドノヒュー
7 13 メイショウベルーガ 55 池添謙一
14 オウケンブルースリ 57 ルメール
15 フィフティープルーフ 57 スタイン
8 16 ブエナビスタ 55 スミヨン
17 マリヌス 57 ボニヤ
18 シリュスデゼーグル 57 ブロンデル

各馬の状態が100%である保証はないものの国内現役最強メンバーが揃った。反面、大挙8頭が出走して来た外国馬(約300万ドルに相当する1着賞金、100万ドルを優に超える2着賞金目当て?)は、お世辞にも一流馬とは言えない顔ぶればかり。僅かに(1)ヴォワライシ、(12)ジョシュアツリーが3着争いに何とか加わるかと言った程度だろう。ここは日本馬の争いとなるはず。

 

◎は断然(16)ブエナビスタである。牝馬であるが故に55kgの斤量で走れる。凱旋門賞2着の(11)ナカヤマフェスタは、昨年末までの彼ではない。得意の舞台(上がり時計のかかる重厚なレースか重馬場)なら宝塚記念同様、ブエナを負かすことも可能だと思う。しかし、(15)フィフティープルーフがハナを切りそうな今回のメンバーでは、彼向きの競馬にはなりそうもない。したがって、ここは2、3着争いの一角までとした。

 

それではブエナに勝てる馬は皆無かということになるが、正直このレースが終わるまで分からない。彼女がここでも完勝するなら、有馬記念も勝って年度代表馬になるのは間違いあるまい。可能性を求めるなら3歳3強を置いてない。小生のランクは、ダービー時と変わらず、1位(6)ローズキングダム、2位(7)ペルーサ、3位(2)ヴィクトワールピサ、4位(10)エイシンフラッシュである。その後の成長なども含めると、現段階でこの4頭にほとんど差はないと思う。しかし、ピサは欧州遠征で受けた精神的ダメージが大きいはずで、立ち直りまで時間が掛かりそうな気がする。

△の外国馬は、あくまでも3着候補。馬券はブエナと3歳3強中心で組み立てたい。


・ 単勝
(16)1,000円、(6)600円
 
・ 馬単
(16)⇔(6)、(16)⇔(7)、(16)⇔(10)に各1,500円
(16)から(2)(11)に各500円
 
・ 3連単
1着…(16)
2着…(6)(7)(10)
3着…(1)(2)(6)(7)(10)(11)(12)の18点に各500円
 
1着…(6)(7)(10)
2着…(16)
3着…(1)(2)(6)(7)(10)(11)(12)の18点に各300円
 
(16)(6)(7)、(16)(6)(10)、(16)(7)(6)、(16)(10)(6)
の4点に更に各1,000円

結 果

払戻金・給付金
単勝 6 880円 4番人気
複勝 6 200円 2番人気
16 110円 1番人気
2 530円 8番人気
枠連 3-8 690円 3番人気
馬連 6-16 710円 1番人気
ワイド 6-16 300円 1番人気
2-6 2320円 24番人気
  2-6 900円 9番人気
馬単 6-16 1880円 7番人気
3連複 2-6-16 4940円 14番人気
3連単 6-16-2 25110円 72番人気

後味の悪い結果となってしまった。パトロールビデオを見ると、降着も止む無しとは思う。しかし、超一流馬が、12ハロンを目一杯走れば、ブエナビスタと言えども真っ直ぐに走れなくなることを改めて知った気がする。あの斜傾は、スミヨン騎手の意思とは関係なかったことは間違いないと思う。

ブエナビスタのキャリアに傷がついてしまった事が残念でならないが、彼女が最強である事は十二分に実証できたと思う。有馬記念を完勝して年度代表馬に輝いて欲しい。

ローズキングダムは、あの不利が無くてもビスタには勝てなかったかも知れないが、まだまだ成長途上である。古馬になってからも楽しみだ。

ヴィクトワールピサに騎乗したギュイヨン騎手が、最も好騎乗した気がする。凱旋門賞敗戦のダメージを引きずらせない先行策を取り、あわやのシーンを作った。この馬も先々楽しめるはずだ。

問題はペルーサである。またぞろ出遅れた。相手が弱ければ問題ないが、超一流馬が集まるGI戦では、あの癖を直さない限りは今後も苦戦が続くだろう。

 

購入=3万円。配当=10万8,810円。(プラス7万8,810円)


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