第70回皐月賞
GI・3歳OP 中山 芝2000m
予 想
| ◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴 | |||||
| 1 | △ | 1 | リルダヴァル | 57 | 福永祐一 |
|---|---|---|---|---|---|
| ▲ | 2 | ハンソデバンド | 57 | 蛯名正義 | |
| 2 | 3 | トーセンアレス | 57 | 田中勝春 | |
| 4 | ネオヴァンドーム | 57 | 安藤勝己 | ||
| 3 | ◎ | 5 | ローズキングダム | 57 | 小牧太 |
| △ | 6 | ゲシュタルト | 57 | 勝浦正樹 | |
| 4 | 7 | レッドスパークル | 57 | 秋山真一郎 | |
| 8 | バーディバーディ | 57 | 松岡正海 | ||
| 5 | 9 | サンディエゴシチー | 57 | 浜中俊 | |
| 10 | シャイン | 57 | 和田竜二 | ||
| 6 | 11 | エイシンフラッシュ | 57 | 内田博幸 | |
| △ | 12 | エイシンアポロン | 57 | 池添謙一 | |
| 7 | ○ | 13 | ヴィクトワールピサ | 57 | 岩田康誠 |
| 14 | レーヴドリアン | 57 | 藤岡佑介 | ||
| △ | 15 | ダイワファルコン | 57 | 北村宏司 | |
| 8 | △ | 16 | ヒルノダムール | 57 | 藤田伸二 |
| 17 | ガルボ | 57 | 後藤浩輝 | ||
| ☆ | 18 | アリゼオ | 57 | 横山典弘 | |
（5）ローズキングダムと（13）ヴィクトワールピサの実力は互角、あるいは前走の比較からピサの方が上−といった見方が一般的になっているようだ。恐らく1番人気はピサになるだろう。しかし、小生の評価は未だにローズ断然である。
ただし、前走の敗戦からもローズに“狂い”が生じているのは確かである。したがって、ここで再び敗れることもあるかも知れない。一時は、橋口調教師が皐月賞を回避すると口走ったとも聞いている。クラシック戦線で最も大事なのは“順調さ”である。その点からも嫌な感じは否めない。しかし、出走してきた以上、本命以外の印は付けられない。もし、再び敗れることがあれば、自分の目の狂いとして諦めるしかあるまい。
この2頭に割って入る可能性があるのは、（2）ハンソデバンドと（18）アリゼオか。ハンソデは、前走のゴール前の脚色からマイラー視されているようだが、その通りだと思う。しかし、中山の2000mは、力のあるマイラーには何とかなる距離だ。2番枠も彼に大きな味方をしそうで、僅かながら勝つ目もあると考えている。
逆に18番枠に入ってしまったアリゼオには、運のなさを感じるが、今季絶好調の鞍上がうまく立ち回れば…。中山2000mに最も向いているのは、間違いなくこの馬だと思っている。
もしかしたら一番強いかも知れない（1）リルダヴァルが、凄い稽古時計を出しており、怖いが、もう1戦使っておきたかったはずで、今回は3着までか。その他の△馬にも魅力的な馬がおり、ここの走り次第では、ダービーの伏兵以上の存在が現れるかも知れない。
- ・ 単勝
- （5）1,300円
- ・ 馬単
- （5）⇔（13）を各2000円、（2）⇔（5）、（5）⇔（18）に各1,000円
- （5）から（1）（6）（12）（15）（16）に各500円
- ・ 3連複
- （5）（13）を軸に
- （1）（2）（6）（12）（15）（16）（18）へ各500円
- ・ 3連単
- 1着（5）
- 2着（2）（13）（18）
- 3着（1）（2）（6）（12）（13）（15）（16）（18）の21点に各500円
- 1着（2）（13）（18）
- 2着（5）
- 3着（1）（2）（6）（12）（13）（15）（16）（18）の21点に各200円
結 果
| 払戻金・給付金 | |||
|---|---|---|---|
| 単勝 | 13 | 230円 | 1番人気 |
| 複勝 | 13 | 130円 | 1番人気 |
| 16 | 280円 | 5番人気 | |
| 11 | 720円 | 11番人気 | |
| 枠連 | 7-8 | 550円 | 1番人気 |
| 馬連 | 13-16 | 1,260円 | 4番人気 |
| ワイド | 13-16 | 540円 | 4番人気 |
| 11-13 | 1,440円 | 15番人気 | |
| 11-16 | 4,080円 | 49番人気 | |
| 馬単 | 13-16 | 1,920円 | 4番人気 |
| 3連複 | 11-13-16 | 11,410円 | 37番人気 |
| 3連単 | 13-16-11 | 35,220円 | 88番人気 |
朝日杯以後のローズキングダムは、明らかに調整失敗と言わざるを得ない。無理かも知れないが、出来ることなら、ダービーは使わず放牧に出してほしい。
今日のローズを見ていて、マティリアルを思い出した。スプリングSを奇跡の脚で勝ち、皐月賞に出て来た彼の体は素人目にもガレていた。地力で3着まで押し上げては来たが、続くダービーでは、1番人気になったものの惨敗を喫し、その後長い間立ち直れなかった。
この日のローズは、マティリアル程ではないにしても前走減っていた体が、さらに6kg減っていた。立て直しに失敗したと直感した。ダービーに駒を進めたとしても、まず勝つことは出来ないだろう。そしてマティリアルの二の舞になる気がしてならない。
事ここに至っても、自分の目が狂っていたとは認めるつもりはない。絶対能力では、彼は屈指の存在である−という認識に変わりはない。
話は変わるが、ダービーは、簡単になった。この日、ヒルノダムールが2着したことにより、若葉賞で彼を子供扱いしたペルーサの実力（時計の裏付けがあり、時計だけならディープインパクト並み）が証明されたからだ。余程のことがない限り、ダービーは、ヴィクトワールピサとペルーサの一騎打ちとなるだろう。
ローズが、まともだったら三つ巴の凄い競馬になっていたはず。残念でならない。
購入＝3万円、配当＝0円（△3万円）