2008年の予想と結果

第53回有馬記念
GI・3歳上OP 中山 芝2500m

予 想

◎本命 ○対抗 ▲単穴 ☆バクダン △複穴
1 1 カワカミプリンセス 55 横山典弘
2 2 ベンチャーナイン 55 柴田善臣
3 3 コスモバルク 55 松岡正海
4 エアジパング 55 藤田伸二
4 5 フローテーション 55 C.ルメール
6 エアシェイディ 55 後藤浩輝
5 7 アルナスライン 55 O.ペリエ
8 スクリーンヒーロー 55 M.デムーロ
6 9 メイショウサムソン 55 武豊
10 マツリダゴッホ 55 蛯名正義
7 11 ドリームジャーニー 55 池添謙一
12 アサクサキングス 55 四位洋文
8 13 ダイワスカーレット 55 安藤勝己
14 アドマイヤモナーク 55 川田将雅

毎年言っているが、グランプリは、「一番オツリのある馬を探す」ことが、的中馬券への近道である。極々一部の例外を除けば、有馬記念を目標に馬を仕上げてくる調教師はいない。一流馬の秋の大目標は、天皇賞であり、ジャパンカップである。

昨年、(10)マツリダゴッホが完勝した最大の理由は、最も消耗が少ない馬だったからだと考えている。しかし、今年は苦手とされている左回りのジャパンカップで4着と好走してしまった。調教にもそれが現れており、昨年ほどの“オツリ”はないはず。中山の2500mは、同馬にとって最高の舞台だけに惨敗はしないと思うが、2、3着圏内一杯と思う。

本命は、文句なしに(13)ダイワスカーレット。小生は、現役最強と信じている。ジャパンカップを使わなかったことで、グランプリ制覇の可能性は95%に跳ね上がったと考えている。

万が一、ダイワが敗れるとすれば、可能性のある馬は2頭しかいない。1頭は、ジャパンカップ制覇がフロック視されている(8)スクリーンヒーロー。あのメンバーで勝ち切った事実は重く、決してフロックではない。デムーロ騎手の「超一流馬」の評価は正しく、ダイワと接戦を演じる可能性も大いにあると思っている。

もう1頭は、ここが引退レースになる名馬(9)メイショウサムソン。未だ現役屈指の実力馬であることは間違いなく、僅かながら勝つ目もあると考えている。

△各馬は、恵まれて2着までと断じたい。いずれにしてもダイワが連対を外すとは思えず、馬券は、それを基本に組み立てたい。

それではグッドラック!!


・ 単勝
(13)
・ 馬単
(8)⇔(13)、(9)⇔(13)を大本線に
(13)から(1)(5)(6)(7)(10)(11)へ計10点。
・ 3連複
(8)(13)を軸に
(1)(5)(6)(7)(9)(10)(11)へ7点。
・ 3連単
1着(13)
2着(8)(9)(10)
3着(1)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)の21点に
 
1着(8)(9)
2着(13)
3着(1)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)の21点
 
1着(13)
2着(1)(5)(6)(7)(11)
3着(8)(9)の10点を加え52点。

結 果

払戻金・給付金
単勝 13 260円 1番人気
複勝 13 130円 1番人気
14 2,280円 14番人気
6 600円 7番人気
枠連 8-8 18,640円 29番人気
馬連 13-14 29,490円 53番人気
ワイド 13-14 7,160円 49番人気
6-13 1,360円 12番人気
6-14 28,200円 86番人気
馬単 13-14 33,490円 75番人気
3連複 6-13-14 192,500円 220番人気
3連単 13-14-6 985,580円 1052番人気

武豊騎手もデムーロ騎手も自分の馬を信じ、勝つ競馬をした。しかし、ダイワスカーレットの強さは、彼らの想像をはるかに超えていた。スクリーンヒーローが、4コーナーをまくり気味に上がって来た時には、有終の美が飾れると思った。(13)⇔(8)の1、2着で後は3着争いと思ったからである。ところが、スクリーンヒーローが差をつめようとしたした瞬間、一気に引き離されてしまった。

結局、終始最後方を進み、1頭だけ別の競馬をしたアドマイヤモナークが2着をもぎ取り、馬群の中でジッと機を窺っていたエアシェイディが3着に入り、3連単は100万円近い大穴になった。

こうした馬券は、小生には予想できない。負け惜しみではなく、致しかたない結果−としか言いようがないのだ。

しかし、ダイワスカーレット(無事なら来年は、凱旋門賞に挑戦してもらいたい。十分に勝てる可能性があると思っている)が、現役最強と信じる小生の期待に応えてくれ、まずは気分のいい2008年の締め括りとなった。

結局、全般的には尻すぼみの結果となってしまったが、来年は、的中率、回収率とも大幅な上昇を目指して頑張る所存。来年の小欄もよろしくお願いします。

それでは、小欄をご覧頂いている奇特な方々、よいお年をお迎え下さい。


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