第70回ダービー（東京優駿）
GI・3歳OP 芝2400m

毎年、ダービーというと、思い入れの馬が１頭（昨年はノーリーズン）はいるのだが、今年はそんな馬がいない。皐月賞では、タントゥザフリーズに目一杯気があったのだが、正直ガッカリした。皐月賞での2強（ネオユニヴァース＆サクラプレジデント）の強さは圧倒的で、3着だったエイシンチャンプ、4着に敗れたラントゥザフリーズが逆転する可能性は、2強にアクシデントがない限りほとんどないと思う。したがって、ここはネオユニヴァース＆サクラプレジデントの馬連1点勝負。フジTV賞では、2頭の差は決定的と思ったが、皐月賞のレースぶりを見ていると、僅かながら逆転の可能性もあり、馬単勝負は避けたほうがよさそうだ。

3連複の3着も皐月賞の3、4着馬が有力で、ゼンノロブロイ、マイネルソロモンまで流せば万全だろう。ただし、気になる馬が1頭だけいる。3戦目でダービーを勝ったフサイトコンコルドと同じ「すみれ賞」（阪神芝・2200m）を勝って、3ヶ月振りの休み明けで挑戦してくるリンカーンだ。5戦3勝、2着2回（いずれも芝1800m以上のレース）の戦績、馬っぷりのよさからアッと驚く逆転があれば、この馬しかないだろう。配当を見て、単勝と２強への馬単を少々買ってみるのもいいかもしれない。

サクラプレジデントの1枠1番は、同馬が先行脚質ではないだけに少々気になるが、ここは力を信じて13番・ネオユニヴァースとの馬連1点で勝負してみたい。

2強に割って入り、連対に滑り込む可能性のある馬は、11番・リンカーン、3番・ゼンノロブロイ、9番・タカラシャーディー、17番・マイネルソロモンの4頭だが、その可能性は極めて低い。むしろ穴を狙うなら、3連複で3着候補は前記3頭の他では、4番・チャクラ、10番・マーブルチーフ、14番・クラフトワークの3頭。

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・ 馬単

1−13

・ 3連複

1-3-13、1-4-13、1-9-13、1-10-13、1-11-13、1-13-14