さくっと台北4日間 2009


  8月24日(月) 淡水にやってきました

西門(MRT板南線)→台北車站(MRT淡水線)→淡水と移動。淡水は終点で、40分ぐらい乗ります。
MRT淡水駅のホームと駅舎。中華風でかっこいい!

淡水河の河口の街です。夕日がきれいで有名、とのことですが、我々の目的は食べ物です…… 

でも、天気もいいので、夕日も見られるといいな。

写真は駅前。なんともゆるい開放感があって気持がいいですね。でも、正直、「台湾のベニス」は何か違うだろと思う……なんでもベニス言っときゃいいってもんでもない。

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  8月24日(月) 淡水の買い食い

駅前から公明街を歩きます。

まあ、こんな感じの、見たところ、普通の路地です。

食べ物屋、屋台、土産物屋がびっしり並びます。修学旅行生が似合う雰囲気。

そして、長いソフトクリームがはやっている……

まず、杏仁茶をトライ。茶、というか、杏仁パウダーを水で溶いたものでしょう。白い飲み物です。

しっかり杏仁味ですが(当たり前か)、よく冷えていて、意外にさらっとしており、炎天下でもさっぱり飲みやすかった。

しかし、この時は、暑くて、荷物を増やす気になれなかったんだが、今、思えば、杏仁粉、買っとけばよかったな……。


さて、公明街は最後まで行くと中正路にぶつかりますので、これを左折して、更にすすみます。中正路、淡水のメインストリートですが、ほんと食べ物屋ばかりです。名物の阿給、魚丸、鐡蚕(うずらの卵をガチガチに煮しめたものらしい。黒光りしています。)、その他おなじみの屋台フードがこれでもかと……

今回の我々のお目当ては、まず、蝦捲。ガイドブックに、「ここのが一番おいしい」と書いてあったお店を探して、買いました。中正路の終わり(駅から遠い方、もうちょっとで馬偕像のある交差点に出るあたり)の方、駅を背にすると右側の並びのお店です。

蝦巻きといっても、海老がそのままプリっと入っているわけではなく、たぶん、すり身とかで、どうも豚肉も混ざっているようなので、言われてみないと(というか、言われてみても)あまり海老という感じはしない。どちらかというと、かりっとあがった皮の食感をメインに楽しむスナックです。ソースをつけて食べる。3つセットで15元(45円弱)。

続いて、そのお隣の魚丸屋さんで、魚丸湯をいただきました。魚丸、魚のすり身団子ですが、ここのは中にちょびっと肉餡が入っている。これが、なんだか面白い。魚部分はかなり淡白で、中の肉餡のほうにしっかり味があり、はじめはこちらの味で「うま!」と思うのですが、不思議なことに、肉が消えた後、いつの間にか、魚のほのかなうまみがじんわり口の中に残るんですよ。このあたりの「いつの間に」感が、すごく絶妙…… スープは薄めの味ですね。ちょっとセロリ入ってるかな。魚団子4つしか入ってない、ちょっと見、かなりあっさりしたスープですが、確かに濃くはないのに、結構、複雑な味が、しかも、ちょっと時間差で出てくるので、これは、腰を落ち着けてゆっくり食べたほうがよいです。ときどき、目とかつぶってみるのもよいと思う。お値段は30元(90円弱)。


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  8月24日(月) 淡水のカフェでだらだら

さて、魚丸湯を食べたあたりで、P ちゃんはどうだったか知らないが、私はかなりおなかいっぱいに(なんだかんだで、朝食が、結構、重かったと思う……)。馬偕像の交差点の角に、おいしい胡椒餅があるという話だったのですが、この時点でちょっと入らなそうだったので、胡椒餅は台北に戻ってから食べるということに……。


せっかく、リバーサイドのデートスポットに来たのだから(まあ、わしらは、別にデートしてるわけではないが)、食べてばっかりいないで、ちょっとは河を見ようよ、ということで、一瞬、河辺に出てみたのですが…………だめだ、暑い。この時、ちょうど、太陽が脳天の真上にあって、本当に暑かった……。ということで、ちょっと写真を撮っただけで、「……もう、河はいいです」ということに。

しかし、これまた、せっかく、天気のいい日に、夕日で有名な淡水に来たのだから、一応、日が沈むところは見たいよね、という希望はあるものの、日没まで、あと何時間待てばよいのか……。

とりあえず、外にいるのは暑いので、ガイドブックによると、この先に「おしゃれカフェストリート」があるというので、そこで茶でも飲んで時間をつぶすことにしました。

馬偕像のある開けた交差点から、中正路をさらに西へ。Pちゃんが持っていたガイドブックでは、中正路の、この交差点から後のゾーンが「おしゃれカフェストリート」として色分けされているのですが、しかし、実際、歩いてみると、この部分、特におしゃれなカフェとかはなく、むしろ、派出所とか水道局とか農業水利組合とかどこかの党の議員さんの事務所とか、「お役所ストリート」な雰囲気…… 結局、その先の、右からくる太い道路が合流する地点から、さらに少し進んで紅毛城のふもとまで来て、ようやく、カフェというか喫茶店が数軒ならぶところに出ました。たいした距離じゃなかったのかもしれないが、暑かったから、ちょっと疲れた。

「紅毛城まで来ちゃったけど、城、見たい?」と、一応、Pちゃんに聞いてみたところ、「いや、いい」という答えだったので、さっさと喫茶店に入ることに。どこも雰囲気はよさそうだったのですが、なんとなく、一番奥の「領事館 Consulate」というところに入ってみました。


……ど逆光のため、店内の様子がわからない写真で、あれなんですが(よかったら、台北ナビの記事をご覧ください)、窓辺から淡水河をのぞむことができる素敵な喫茶店です。中は、入り口から想像するよりも、かなり奥行きがあります。外にテラス席もあります(が、この日はさすがにくそ暑かったので、誰も外には出ていませんでした……)。

メニューは、しっかり食事も、軽食も、ケーキやワッフルなどのスイーツも、ドリンクも、なんでもあって、しかも、種類がとても豊富。席数が結構あるので、長居もしやすい……というか、長居させてもらいました。ありがとうございました。

まあ、我々は腹一杯なので、飲み物だけ。Pちゃんは、フルーツティー? だったかな。私はかき氷だと思って「覆盆子(ラズベリー)冰沙」を頼んだら、かき氷でなくて、スムージーであった。お値段は180元、カフェ値段ですな。でも、ゆっくりさせてもらったので文句はない。おいしかったし。

しばらく、冷房にあたらせてもらいながら、ガイドブックや指差しイラスト会話集を読んだりしつつ(私は、Pちゃんの斜め後方に座っていた粘着質なカップルをウォッチングしつつ)、まったりしました。


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  8月24日(月) 淡水で洗髪

関係ないが、小林に行く途中で買い食いしたうずら卵焼き。たこ焼き機みたいなのに、うずら卵を割り入れて、しらすを入れて焼いたのを、3つ串刺しにしてくれます。茶色い甘いソースをつけて食べる。うまい。
さて、しばらくカフェ「領事館」でうだうだしていたものの、なかなか日は暮れず。さすがに冷房で体も冷えてきたような気もする。

「じゃあ、髪でも洗いに行くか……」ということになりました。

目指すは、小林髮廊。我々が勝手に「こばやし」と呼んでいる、あちこちにいっぱい支店がある大美容院チェーンです。万事ソツのないPちゃん、小林の支店が淡水駅方面、英専路にあることはチェック済。すばらしいです。

気持、涼しくなった気がする中正路をぽちぽち歩いて、駅前へ戻りました。さて、英専路の入り口自体は駅のすぐ近くなのですが、小林の地番まではわからない。細い道だから、左右、チェックしながら行くべ、と思ったら、何のことはない、英専路に入って、20歩も歩いたかどうかというぐらい、すぐ、駅を背にすると左側の二階に、あっさり、見つかりました。よかった、よかった。

さっそく2階に上がり、レジ後に掲示されているメニュー表の「洗髪」の文字を指さして、お願いします。少し待ってから、席の方に呼ばれました。席につくと、小さい紙コップで冷たいお茶が出ます。ちょっとしたことですが、暑い日にはうれしいサービス。あと、ファッション雑誌(日本のを中国語訳したもの)を出してくれました。

やってもらったのは、普通の台湾式シャンプーです。席についたまま、頭を水で濡らさないで、直にシャンプー液をかけて、どんどん泡立てていくやつ。3年前にやってもらって、すごくよくて気にいったのですが、今回も、しっかりした頭皮マッサージしてもらえて、とても気持よかったです。肩、首あたりもマッサージしてくれたし。すすぎはシャンプー台に行ってやるのですが、終わった後で綿棒をもらいました。一瞬、「ちゃんと耳そうじしろよってこと?」と思ったのですが、たぶん、すすぎの時に耳カバーをしないので、耳に水入ったらこれでとってね、ってことなのでしょう(でも、Pちゃんは、綿棒、もらわなかったらしい。あと、Pちゃんは、耳カバーをしないでジャバジャバすすいでいるのに耳に水が入らないことを大層ふしぎがっていました)。

お値段ですが、価格表には「洗髪 190元」と書いてあったと思ったのですが、我々は、120元でしてもらえました。価格表をよく見ると、ただの「洗髪」の他に、メモしなかったので単語を覚えていないのですが、「洗髪」に小という字ともう一字、何かが入ったバージョンがあって、そちらの価格が適用されたみたいです。その時は、よくわからなかったのですが(今もわからないけど)、もしかすると、二人とも髪の毛が長くなかったからかもしれない、と思ったりした。何にしても、たった120元(360円!)で、あれだけしっかりしたシャンプーをしてもらえるなんて、すばらしいです! 日本の美容院も、シャンプー・ブローの値段、もうちょっと安いといいんだけどねえ。

大変、感動したので、レジで支払するときに、筆談帳に「謝謝 超快適」と書いて、店員さんに謝意を表してみました。北島選手のように「超気持イイ!」と言ってみたつもりなのだが、通じただろうか。まあ、なんか、笑ってはもらえました。

なんだかんだで50分ぐらいかかったので、ようやく、外も暗くなりはじめてきました。頭がすっきりしたところで、夕日を見に行きます。

(小林髮廊の支店は、おおまかな地理、地名がわかれば ここ から検索できますが、台北市内だと、特に探さなくても、ちょっと気をつけてみると、なんだ、ここにもあるじゃんって感じで、本当にあちこちにあります。我々が行ったのは、台北縣 淡水鎮の英専店になりますが、この地図は、デザイン化されているせいか、ちとアバウトだと思う。だいたいあってるけど。)


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  8月24日(月) 淡水の夕日を見る


さて、ふたたび中正路を西へ戻り、夕日を見るならここ!とガイドブックにはよく書かれている「紅楼」というレストランへ。

紅楼は、この写真ではわからないですが、長い階段をくねくね3曲りぐらい登った高所に建っていて、眺めがいいです。築100年というレンガの建物も素敵。1F、2Fもレストランらしいのですが、今回は3Fのカフェに行って、とりあえず、無難にアイスコーヒーなどを頼み、夕日を待ちます。

周りがぐるっとバルコニーで、外に出られるので、日が暮れてくると、夕日目当ての人は皆、外に出ていきます(笑)。バルコニーからの眺めは、こんな感じです。


後で思ったのですが、淡水の場合、川縁の遊歩道の見渡しがとてもよいので(前方に障害物がなく、水平線がきっちり見える)、夕日を見るために高い所に登る必要は、実は、あまりないような気もします。紅楼は、前の中正路にぽつぽつ高い建物が建っているので、日没が見えないということはないにしても、「うーん、この建物、ちょっと邪魔」と思うことがなくもなかったり。

ただ、夏場は、冷房がきいたところで、ゆっくり座って夕日待ちできるのはありがたい。あと、ここのカフェはなかなかおしゃれです。料理の盛りつけ方とか(自分頼んでないくせに、よそのテーブルはしっかりチェック)も、まさにおしゃれカフェ系だなあと思った。

さて、肝心の夕日の写真ですが、遠くて暗いのに望遠という悪条件下、コンデジカメラにがんばってもらって、たくさん撮りまくった中から、まあまあかなーと思う一枚を。



これ、望遠 MAX でにじりよって、かなり狭い範囲を撮っているので、すごく夕焼けているように見えますが、この日は、それほど空全体が赤くなったというわけではないです。赤かったのは、空の下のほうだけでした。でも、雲が水平線のところにあったので、太陽が沈むところが見えないのではと思っていたら、すごくよく見えたので、よかった。

(あとで調べてみたら、空の少し上の方に雲が多めにあったほうが、雲に赤い光が反射して、広範囲が赤く見えるようになるらしいですね。)



残照もこんなもんでした。まあ、これはこれで、きれいか。光芒も出ているし。


マジックアワーの観音山(右上に月が出ている)と、おしゃれカフェ店内。カフェは、暗くなってからが、特にいい雰囲気。お酒飲む人だったら、夕日見終わったあと、カクテルとか頼みたくなる感じではないでしょうか。


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  8月24日(月) 台北でもうちょっと食べる

淡水の夜市を見るかという話も、当初はあったのですが、40分かけて台北に戻ることを考えると、ちょっと疲れるかなあと思ったので、これはパスさせてもらって、台北に帰ることにしました。

台北に帰る、といっても、ホテルに直行したわけではありません。淡水でパスした胡椒餅を食べるミッション(?)が残っている。

台北車站で下車し、地下商店街をずんずん西へ、一番西端の出口から外に出て、重慶南路をちょっと南へ下って、すぐの交差点にある人気店「福州世祖胡椒餅」がターゲットです。

実は、この時点で、私、正直、あまりおなかすいてなかったんですが(Pちゃんは、「私たち、今日は、ちゃんとした「食事」っていう食事、してないですよ?」とか言っていましたが、じゃあ、なんで、こんなに腹一杯なんだろう……)、店頭でボウルいっぱいに入ったきざみ生ネギを見たとたん、むしょうにこれが食べたくなり(ネギ大好き)、結局、買ってしまいました。



買って、すぐ、かぶりついたので、胡椒餅のアップ写真はありません……。この写真で見る通り、かなりでかい。直径10センチはあったと思う。あつあつで肉汁たっぷりのを、はふはふしながら食べた。こういうの、歩きながら食べるの、おいしいんだよね。ときどき、胡椒がきた。胡椒餅だものな。

これ、かじりながら歩いていたら、食べ終わらないうちにホテルにつきました。実は、とても近くにあったんだね。

ホテル前の歩道の適当なところに腰掛けて、胡椒餅を完食。さすがに腹一杯。

でも、甘いものは別腹。

中華路をそのまま南下して、西門駅の方へ。遠東百貨方の手前、衡陽路を入ってすぐのところにある「于記杏仁豆腐」へ行きました。店名の通り、杏仁豆腐の専門店。冷たいもの、温かいもの、焼いたもの、飲むもの、色んな杏仁デザートを作っています。

やっぱり夏なので、杏仁雪花冰を頼みました。杏仁アイスをかき氷的に削ったものです。トッピング(といっても、皿の底に敷くのですが)を4種類選べます。芋圓とか蓮の実とか豆類が多いのが、やはり台湾……。自分は、何か豆と、缶詰フルーツと、もう一つ何かと、ねたがつきたので上からコンデンスミルクをかけてもらいました。

氷自体が杏仁味なので、それだけでとってもおいしい!



しかし、今になって思うんだが、ほんと、杏仁パウダー買ってきたらよかったなあ……これ、あったら、うちで杏仁豆腐とか杏仁汁とかタピオカ入り杏仁汁とか杏仁アイスとか作れるものね。今度、台湾に行くことがあったら、買おう。

とりあえず、この日の飲み食いはこれでおしまい。

あとは、帰りにコンビニでお気に入りの黒松というメーカーの「茶花」というお茶のペットボトルを買い(さすが台湾、ペットボトルのお茶も香り高いです……)、西門町を通って、たぶん、日本人なら誰もが思うであろう「渋谷のセンター街みたいだねえ……」という感想をもらしつつ、ホテルに戻りました。


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