その2


自慢のパノラマ。まあ、確かに東京タワーに登っちゃうと、この景色は見えないですね。
展望台をひと回りしたら美術館へ。同じ所に入り口があるので、確かに「ついでに見てくか」という気になりやすい。うまいな。

入り口で森村泰昌の巨大な女装写真がお出迎え。きれいだ。
今回の展覧会は「ハピネス展」。まあ、何しろ「ハピネスが表現されている」と解釈できるモノなら何でもアリな展示で、色々思ったことはあるのだが……(「涅槃」だからといってモネの睡蓮もってくるかとか、ヒンズー教のリンガっていうのは……とか)。うーん、「ハピネス展」という名目で「草上の昼食」のデッサンあたりを出してこれるっていうのも、キュレーターの手腕ということなのでしょうかね。よくわからんが。まあ、コンセプト云々にかかわらず、好きな作品があればハッピーはハッピーなので、結局それでよいのか。

それはともかく、「絵に描いた幸福」ということなら社会主義芸術の右に出るものはないですね。「今年はじゃがいもが豊作だ」とかいった題の絵(キムなんとかさんが描かれたもの。北の方か南の方かわからず)がありましたが、全くそのまんまの絵でした。あと、老若男女が揃いも揃ってほほえみを浮かべ毛沢東をかこんでいる目出たそうな絵とか。

「ハピネス」とは関係なくキレイだなあと思ったのは、中国のナントカいう人の「下級兵士YYの夏」とかいう(すみません、記憶が……)映像モノです。3面スクリーンで画像がともかくキレイだった。写真好きにはたまらない(動画だけど)。モノローグも独特でした。ちょっと妙なんだけど、なんとなくわかるような感じ。個人的にオススメ。

さて、地上52、53階という世界最高(とりあえず高さが)の美術館なのですが、所々外が見える部分があって、そういう場所ではお客さんは作品そっちのけで窓にはりついています。芸術作品には景色に負けないようがんばってもらいたいものです。
展覧会を見終わって足も疲れたし喉も乾いたので、ミュージアム・カフェでお茶しました。
ここはセルフサービスですね。眺めはいいし、飲み物も普通においしいです。軽食もあるようです。あと、1600 円だったかでデザートビュッフェもあります。ちっこいケーキみたいでしたが。この日はそれほど混んでいなかったので、まったりできました。
もちろん、ミュージアムグッズ・ショップもあります。展示品をデザインしたバッヂ類とか美術書とか売ってますね。展自作品の絵葉書が少なかったのが残念。

下りの順路上にもデザイン・グッズの販売コーナー、更に一階降りてエレベーターの手前に六本木ヒルズのグッズショップがあります。ロゴマークをデザインした文房具類、村上隆のキャラクターグッズにまじって、土産物屋ならどこにでもある(なぜだ)ミルク饅頭、チョコレートなども売ってます。
展望、絵画鑑賞を終えて下りエレベーターに乗りまして、一応、ショッピング街も見てみるかということで5F で降りてみました。ここら辺がウェストウォークと呼ばれているゾーンです。
5Fは食べるとこばっかりで、4Fから色々小洒落たお店が出て来ます。この森タワーとグランドハイアット・ホテルの間の吹き抜けは外光が入ってなんだか感じがよいです。
吹き抜けの隙間が所々こんな感じで出っ張っていたり、ブリッジがかかっていたりして楽しいんですよね。このスノコで囲まれてるような所はカフェなんですが、こんな風になってると、ちょっと入ってみたくなったり……。
グランドハイアットに泊まったらこういう所でご飯食べたりお茶したり、遅くまでお店冷やかしてブラブラしたり、展望台へ夜景見に行ったりできて楽しそうです。森美術館も通常22時、土日祝前日24時とえらく遅くまでやってるし。寝る前にちょっと美術館ってお洒落っぽいわー。
今回の六本木ヒルズ散策はこれでおしまい。けやき通りもヒルサイドもハリウッドプラザも全然見てないんですが。でも、よく考えてみたら、どこにでもあるブランドがここにもあるよってだけの話な気もするし、別にいいかなあと。あとは次の機会に。
上の写真は待ち合わせに最適、大グモの「ママン」(誰か「アマン」って記事に書いてた人いたけど、違うわよ!)。ヒルズ内に散在するモダンアート作品の一つ。腹に大理石のタマゴ入り。だから「ママン」なの。
しかし、まあ、何しろ店の数が多いですな。下調べするのも大変そう。まあ、私の場合は気合い入れてチェックするのは食事処、カフェ、ケーキ屋、パン屋あたりですが。

目当ての店があって目指して行く場合は、まだ大丈夫と思うのですが、たまたま歩いてたらいいお店があって、次に来て「そういえば、あれ、どこにあったっけ?」となった場合、方向音痴の人は苦労しそうな気がしますね。ここ地上レベルと通路レベルの関係とか建物同士の連結とか、なんだかヤヤコシイんですよ。

ちなみに、初心者用(?)のウォーキング・ツアーがあるんですが有料。セコくないか。

そういえば、背広おじさんの視察団がいっぱい来てましたねー。ここ視察してどうするんだろ。「魅力ある街づくり」とかいうテーマなんですかね? 視察したところで、誰にでもマネできるような規模のものではないような……規模ではなくアプローチとか哲学の問題なのかなあ。

ま、こんなところです。ちょっと家から遠めなのだが、もう少ししたら、また行ってみてもいいかなという感じでした。

というか、なんだかんだで雰囲気につられて Lasy Susan で時計なんか買っちゃったんだよね。はははは。