◆ 桜多版009コミック・レポート(2) ◆
by: つか様
|
Troikaさん、こんばんは。つかです。
この間は、知っていることを全て・・・などと思わせぶりな書き方をしましたが、いざまとめようとしてみたら、たいしたことなかったです。ほとんど忘れてます。あの頃まだ小学生(5年)だったし、無理もないといえばないと思うのですが。 ただ、父にねだって映画館に連れて行ってもらった帰りに、池袋西武でやっていたサイボーグ009とその世界展?(石森章太郎と009展だったかもしれません)に寄って、カラーのムック本と、あの『パラライザー』の、芦田豊雄さんが表紙絵を描いてる特別号(表は93の横顔、裏にそのほかの人々)を買ってもらったのを覚えています。すごく嬉しかったのですが、父は娘が変な世界に足を踏み入れかけているのを見て、不安になったに違いありません。 気の毒に。 そしてそれからしばらくたったある日、近所の書店で、回転式のラックにささった超銀のまんがを見つけました。いくらだったか覚えていませんが、うわ、安い!私でも買える!と即購入。そのときの書店、すでにありませんが、即返品しないでラックに入れてくれてありがとう! ほんと、出会えてよかったです。 というのは、後半に入ってるオリジナルの『ディスボラスの復活』が超面白いからなんです。前半の超銀まんが化バージョンは、2時間ぐらいのお話を、せいぜい数十ページにまとめるのですから、なんといいますか、平ゼロの未来都市を見た時のような、ただ忙しい感じが否めないのですが、ディスボラスは、桜多さんが自由に描けたのでしょうか、絵もきれいで、ノって描いている感じでした。 では、一応超銀からいきますね。 物語の導入部分、まったく覚えていません。サバ、来てたかなあ・・・イシュメールはあったので、きっといたのでしょう。 記憶に残っているのは数箇所。 まず、メールにも書きましたが、ジョーが拳をヒュッとつきだしながら、『先手必勝』『やってやろうじゃん 』と、口笛でも吹きそうな感じで言うところ。 それから、例の夕焼けの海岸のシーン。『わかんないのかよ!』のところですが、もう少し詳しく言いますと、怒鳴るジョーは、目もギュッとつぶっていました。いいですね。フランソワーズはちょっと泣き笑いの表情。二人の初々しさがいい感じです。 その次のコマ(小さい)は砕ける波をバックに向かい合う二人のシルエット!ですが、フランソワーズが手を差し伸べて駆け寄るような格好であるのに対し、ジョーは手をグーに握って棒のように突っ立っているのが少々ひっかかります。もっと、あ・な・た・が積極的に手を差し伸べて頂戴よ。 いつも思うのですが、フランソワーズがジョーにすがってるとき(アステカ編の、ジャマする悪い・・・の前とか)、ジョーは手をだらんとたらしてるかグーにしてるか描かれてないのはどうしてなんでしょう。普通こんなに可愛いコイビトが身を寄せてきたら自分も背中に手を回すなりしますよね? ほんと納得がいきません。(T: ほんと納得がいきません。私も93ツーショット絵の煮え切らなさについては、常々、思っていたことがあるのですが、話がそれるので、それはまたの機会に。) ・・・すみません、話が反れました。次のコマ、しかし抱擁はなく、突然フランソワーズが『うっ』と耳を押さえ、『001がよんでるっ』―飛び去る宇宙船の中、001を抱いて蒼白のコズモ博士。ジェットが、『俺に任せろーっ』と宇宙船を追って飛び出しますが、次のコマで『足をやられたーっ』と落ちてきて、次の瞬間には『イシュメールで追えーっ』と009を先頭に全員がイシュメールに突進していて、002も松葉杖をつきながら必死で最後尾についています。目の回るような忙しさです。(T: ジェット、ここでもこんな人なのか……) ・・・その後、ファンタリオン星までまた記憶なし。タマラ様はもちろん出てきます。でも、扱いは割とあっさりしていたような? 告白シーンもあったような気がしますが、基本的に熱血・女は苦手・系少年の009は、『僕たちには使命が・・・すまない』と片手でぐいっと遠ざけてたような気がします。この辺、不愉快なため記憶があいまい。 その後、ダガス軍団が襲ってきて・・・その後はもういきなり敵地に、全員そろって乗り込んで、見得を切っていたような・・・。タマラ様の最期は直接は描かれず、なぜここに!と驚くガロ?に『ファンタリオン星がお前たちの攻撃で滅びた後・・・』と回想するなかで、傷だらけで009の腕に抱かれている絵があるのみです。不謹慎かもしれませんが、出番が少なくてちょっとよかった・・・ そして最後の決戦が始まり・・・ ゾアがボルテックスに向かうぞ!追え!と誰かが言って・・・009が追おうとして、一瞬立ち止まり、後方の3を振り返ります。束の間、見つめあう二人。そのまま9は加速して姿を消します。『さようなら009』と心の中でつぶやく3。ここ、なんていうか、二人の表情に別れの嘆きはなく、また映画版のように、後を頼む・・・という風でもありません。帰りの船がないんだか、ゾアを追う009も、残る003も、生きて再び地球に帰ることはない。もう覚悟は出来ている。でも、離れ離れで死ぬのなら、最後にやはり相手の顔を目に焼き付けておきたい・・・といった感じでしょうか。桜多版なりの、雰囲気が出ていました。(T: 情緒にうったえる描写ですね。いい感じです。)それにしても、最後なのにナンバー呼びはどうかなあと思いましたが。 その後もあいまい。確かボルテックスに到達した009が、望みを聞かれて、僕のことより、今敵と戦っている仲間全員の無事を・・・と言って? 望みがかなって? 最後、みんなで宇宙船に乗ってて、窓の外に地球があって、涙を流しながら抱き合う9と3(でも3はイワンを抱いている)の胸から上のアップ・・・だったような・・・。004爆死なし。 めまぐるしいけど、むしろ本編の映画より良かったかもしれません。(T: いや、もう、あの「わかんないのかよ!」だけで、映画より随分ポイント高くなってると思います。ところで、サバはどうしてたんでしょうか? たぶん、このめまぐるしさでは、放置されていたのだと思いますが。) そして! メイン!のディスボラスですが。超銀まんが版より絵がきれいです。多分。特にフランソワーズ。桜多さんは永井豪系の方なんですよね。だからでしょうか、この方の描く3は、雪子姫みたいなビジュアルです。9はえん魔君。可愛い。(T: 雪子姫、まあ、解説する必要はあまりないように思いますが、永井豪作でアニメになった「ドロロンえん魔くん」のヒロインですね。雪女で氷風呂が好きで、暑いのが嫌いなせいか永井先生の趣味か、ミニ丈の着物を着ていました。)それでは、最初からいきます。 ヨーロッパの田舎をドライブ旅行している2349。エンジントラブルか、車が動かなくなってしまいます。 フランソワーズのお洋服は、ノースリーブで、立ち襟の体にぴったりしたワンピース。チャイナドレスのようですが、スリットは入っていなかったような。同じ色の丸いピアスもつけていました。スミ1色のベタ塗り(用語の使い方合ってますか)だったので、私は、きっと深紅のドレスなんだわ・・・と思っていました。ん、カチューシャもベタ塗りだったかなー! うーん、思い出せません。でもナイスバディな桜多フランソワーズによく似合っていて、可愛い! 9は襟のあるシャツにチェックのジャケットという、新ゼロっぽい服装。2と4はほんっとに覚えてませんが、似たような服装だったことでしょう。(T: 上のフランの描写とくらべ関心のなさがもろに出ています。)(T: 想像画。桜多絵の女子といえば、ムチムチ・ミニグラマーですよね。ふとももはせっかくなので出してみましたが、実際、どんな感じだったんでしょうか……。) 車が故障した上に、折悪しく雨まで降ってきて、3に雨宿りできる場所はないか聞く男たち。そこで3が目をつぶり、おでこに手をあててしばし周囲をスキャンし、そう遠くないところに古城があるのを見つけます。それを男性陣に告げますが、その時、その城が何か邪悪な気配に包まれているのを感じます。そこで、あわてて『でもそこは』と言いかけるのですが、みんなありがてえとか言って早速行ってしまうので、言い出せないままになってしまいます。(ところで、これは3の能力である遠見ではなく、ESPの透視の方ではないかと思いますが、どうなんでしょう。 ) 古城の中の4人。2さんや4さんは不気味なところだが一晩くらいいいだろう、だか、濡れた服がかわくまで・・・だか言ってますが、3は浮かない顔。ここで一晩過ごすのはイヤそうですが、取り合ってもらえません。 不安げな3を見て『ついててやんな』と4が9を足で3に押し付け、『変なことはしなさんなよ』とニヤニヤすると、9が『ばか』 と赤くなります。(T: お子さま漫画だというのに、いいのか、このセリフ…… 読んだお子さまが「変なことって、どんなこと!?」と想像をたくましくすること間違いなしです。) 結局二人きりにされてしまい、9にひしとすがる3と、赤い顔のまま、口をへの字にし、横目で見下ろす9。意気地なしの9はいたたまれなくなったらしく、『待って』『私を一人にしないで』という3を置いて『おやすみフランソワ(←桜多版はフランソワと呼んでいたような・・・)』とだーっと逃げ去ってしまいます。(T: たいへん「らしい」リアクション。桜多先生、よく、わかってらっしゃいます。が、あえて言わせていただきます。「このヘタレが!」) 『もう・・・(ジョーらしいけど)』てな感じでちょっと微笑みつつため息をつく3ですが、そのとき雨が城の周りにしか降っていないのに気づきます。(これは壁を通して外を透視?)『この雨は』『私たちを足止めするための』『う』風もないのに髪がざわざわと逆立ち、寒気を覚えて振り返ると、周りはすっかり悪霊に囲まれています。 古城に響き渡る悲鳴。『どうしたフランソワ』と924がすっ飛んできますが、雑魚モンスターみたいのがうじゃうじゃ攻撃してきて3のところに行けません。とりあえず応戦する3人。(すでに防護服を着ています。悲鳴を聞いてから着替えたんでしょうか。)この辺り記憶が薄れています・・・確か、9がなんとか3のそばに来ますが、3は正気を失っており、手から火花のようなものを散らして攻撃してきます。9は攻撃をかわし、3のそばに降り立つと、3を平手で3、4発なぐります。(結構容赦なくて、ちょっとムッ。)正気に返ったフランソワーズはジョーにすがります。台詞覚えていません。 しかし、また悪霊に『娘よ』『我輩の気配を感じ取りし娘よ』 とか呼ばれてすーっと立ち上がり、ふらふらと城の外に向かい始めます。すっかり操られてます。悪霊氏、どうやらフランソワーズの体を使って、自らを戒めている封印を解こうということらしいです。 そのとき(だったか忘れましたが)その悪霊を封印した、多分その城の城主の亡霊(西洋の甲冑を着ていて 顔は見えない)が現れ、249に事情を説明し、娘を止めろといいますが、間一髪で間に合わず、3は城の横の丘の頂上に刺さった剣を抜いてしまいます。『あ』その瞬間、光が走り、ディスボラス(悪霊の名前)は解き放たれ、『おお見ろよフランソワが』『ディスボラスに』『乗っ取られた(乗りうつられた?)!』苦しそうに身をよじっていた3、顔がカッと変わります。うっ・・・コワイ。この顔何に例えたらいいか、えーと、旧ゼロの映画で、洗脳されて般若みたいになった時のような感じでもあ り、もっと動物っぽく、うーん、黒目のある、白いイタチ、ノロイ・・・って感じでもあり。(T: ノロイといえば『ガンバの大冒険』、らしい。いや、色々なつかしいですね。) 3に憑依したディスボラス、すごく楽しそうで、『娑婆の空気は最高だぜ』とか腕を伸ばして大喜び。顔が変わっただけでなく、巨大化して、体つきも筋肉隆々になってしまいました。変なオカマみたい。(確か、顎の先も割れてた気が・・・しくしく。)249は攻撃するけど歯が立たず。何せ体はフランソワーズなので、下手をして傷つけるわけにいきません。なんとか良い亡霊の指示を仰ぎながら攻撃し、加速装置を使って、空気との摩擦での静電気攻撃?かなんかして、成功したかに見えましたが、ディスボラス娘の洋服が燃えて裸になっただけで本体はびくともせず。(T: お約束。)胸はあるのに、男の体で、裸でガニ股で、でもカチューシャとピアスしてて・・・ちょっと、フランソワーズの体なのに、やめてーっと叫びたくなった気が。(T: 悪霊に体をのっとられた美少女があられもないポーズをとらされるのも、エクソシストの頃からのホラー映画のお約束です。耐えるしかありません(泣)……というか、これは、永井漫画系のカラーでしょうかね。デビルマン・レディみたいな図を想像してしまいました。) それから、誰かが(忘れました)いいことを思いつきます。2が9を抱えて、良い亡霊も抱えて?みんなで力を合わせて、ディスボラス娘の回りを加速してぐるぐる回ると、真空が生まれるとかで、上空にブラックホールのような裂け目が出来ます。そして何故かはわからないのですが、ディスボラスは3と分離して、ブラックホールに吸い込まれていきます。 落ちてくる3。ナイスバディですが、ほんとにあられもない姿で、目のやり場に困る感じ。苦しげに眉根を寄せ、上気したような顔が妙に色っぽいです。子供向けなのに、さすが永井豪の筋の方。あんなアブナイ表情と姿の3は、もちろん原作ではありえません。ちょっとすれすれではありましたが、でも、絵がきれいで、可愛かったような・・・。(T: 見てみたかったです…)下では攻撃に参加してなかった4が、3を受け止めようと、大きく手を広げて待っています。3の格好は キューティーハニーの変身中そのもの。ハラハラして、見てられない気持ちになるのは、下で待ってるのが4だからなのか。これが9なら、もう少し落ち着いていられるのでしょうか。4に全部見られちゃうじゃないの・・・ちょっと誰か布!布持ってきて!な気分。 そしてディスボラスはどっかよその空間に追放されて一件落着。 再び旅行を続ける4人ですが、車は故障したままなので、押してるようです。2と4が9をおーい押すの手伝ってくれと呼んでいたような気がしますが、戦闘用サイボーグが、車ぐらい、一人で動かせないんでしょうか。 最後のコマ、左側にジョーの服を着たフランソワーズの立ち姿(前にも書きましたがジャケットを羽織ってて可愛い)(T:これまた、ツボをはずしません)、そしてフランソワーズに服を貸してしまって防護服を着ているジョー、2と4に呼ばれてそちらのほうに行きながら、視線は後ろのフランソワーズにくぎ付けの様子です。このジョーも、ちょっといいです。めでたしめでたし。
と、感想文を書いてきましたが、雰囲気、おわかりになりました・・・? こうしてあらためてまとめると、記憶に残っている箇所やその視点が、小学校高学年にしてはませてるっていうか、変態っぽいかも・・・。(T: いえいえ、小学校高学年ならこの程度は普通でしょう……というか、桜多先生が明らかに狙って描いているのでしょうから、仕方がないと思います。) 下手くそな、一人合点の文章でお恥ずかしいのですが、何かわからないところがありましたら、どうぞご質問ください。 つか |