「凍る大地」感想

これは、また、どう転んでも痛くも痒くもない話ですね。はははは。いや、心静かに見られてよかったけどさ。腹立たないかわりに、萌えもなく、お笑いもなく、作画もそう崩れてなく(崩れてたら崩れてたでウルサイくせにな)、何の見どころもなかったような。同じどうでもいい話でも、「無人島」なんかは、それなりに楽しかったんだけどな。

やっぱりジェットが足りないと思います。来週も出なさそうなんですけど。ああ、ちこっと鼻の先だけでも出たら笑えるのに……。ピュンさんの顔もそろそろ拝みたいよなあ。

では、たらたら参りましょう。

雪山を歩く二人の少年。「タダス〜」と呼ばれているのはタダシ君。都会からやって来た子で、どうやら体が弱いそうですが、「もやし」とか「都会もん」とか言われていじめられている様子もなく、友達もつくって、意外にも冒険好きな少年らしいです。よかったわ。お姉さん、一安心。

大きな滝も凍っていますが、実は夏。冬の雪が解けないどころではない。いったいどうしたのでしょうか。

タダス君は、ちょっと前に山の洞穴から煙が出てきたのを見たのだそうです。探検したい様子ですが、地元少年は、山の神様の祟りがあるからやめようと気乗りしない様子。果たして、洞穴に着いた二人を襲う大きな白ヘビ……

東京は猛暑で水不足。一方、水源地には寒波が居座り雪が解けない……どころか、長さ30km、厚さ 200m の立派な氷河までできています。気温 -30度(数字が出ると意味もなく書き取ってしまう悲しい性質)……と氷河を調査をしている人々も、謎の物体に襲われてしまいます。

オープンカーに乗って山に向う9、6と博士。これから異常気象の山に行くので仕方ないのだろうが、真夏にそのもっそりしたジャケット(いつもの)は悲しいな、しまむー。せめて、1パターンでいいから、こざっぱりした夏服姿が見てみたいものです。3人は氷河の調査にお出かけ。というのは、張々湖大人のお店で出すキノコがとれないからなのですね、あくまで。張大人、キノコ料理にはかなり力を入れているらしいです。

張大人のお店にキノコを入れてくれる農家のミヤケさんは、さっきの少年(タダスじゃない方)のお父さんなんですね。で、とりあえず、氷河の場所まで案内してもらうことに。その前に、白蛇にびっくりした少年達、帰ってきて怒られてますね。タダス君のお父さんも息子を迎えにやって来ました。島村、なぜか、タダスのパパが気になったもよう。「さっきの人は?」とミヤケさんに聞くのですが……

「あれは○▲☆×■さん」



……ミヤケさん、もう一回言って……。でも、皆さんはわかったようです。タダス君のパパは、サコカンジさん。迫完二さんです。画家さんだそうです。聞いたことある?と聞かれた島村君のお答えは「いや、絵のことはあまりわからないから」……いかにも、そんな感じですね。あまりわからないのは、絵のことだけでないという感じもしますね。

それにしても、ミヤケさんが迫さんについて言った「才能があるモンは、土地にしがみつかんでも生きていけるから、いいわなあ」(語尾適当)というセリフが、妙に心にしみるのですが。

ミヤケさんの案内で氷河をめざす一行。ギルモア博士、いきなり息があがっています。気づかう、というか、年寄り扱いする006(だってホントに年寄りだから)に、「バカを言え!」「いくぞ006! さっさとついて来い!」と空元気全開なギルっち。いや、ギルモアさんって、実際のところ、すごくエネルギッシュな人ですよね。BG から試作品サイボーグを連れて逃げようなんて大バクチ打ったお方ですからね。普通の人間の年寄りにしちゃ丈夫だし。普通だったら、ここまでの戦いの間に数回死んでいても不思議はないと思います。

その博士が足をすべらせて尻餅ついたせいで(?)地割れ発生。とりあえず、博士は009が助けましたが、どうやら手を切ってしまった模様。そんな場所に、なぜかいる迫さん。私の家が近くですから手当てしてってくださいと、意外と親切。「なんだか、さっき大きな陰が見えたような……」と不審気な島村君を、一言、「ああ、あれはブロッケン現象ですよ」でかわします。

迫さんのお家はステキな洋館です。おっきい。そして、迫さんの絵ですが……うっ趣味悪い……と思ったら、張大人もそう思ったのね、フフフ。お店には飾れないネ。博士、ちゃんと手当てしてもらいました。そして遠慮を知りません。はおり物を借りた上、登山靴も貸してくれ……それでこそ、博士ですわ。でも、はじめっから雪山に行くことはわかっているのですから、それなりの装備はしてきてくださいよね。

その一方、迫さんの所にタダシの「おばさん」から電話がかかってきます。おばさんはタダシ君を引き取りたいんですね。画家の迫さんは収入も安定しないから、病弱なタダシ君を育てるのも大変でしょうってことらしいです。そして、もう一本の電話は……。

迫さんに「悪いことは言わないからよしときなさい、人間が触れてはいけない物もあるのです」などと言われても、全然気にせず洞穴に入り込む三人組。鼻からツララ垂らしながらも、「ぬかるなよ、006」などと、まだまだ元気な博士。

そして、車で乗り付けたあやしい人達に銃を渡される迫さん。「私には無理だ……」と言う目の前にポンポンと投げ捨てられる札束……いいなあ。そして、犬のゴン太(いい名前ね)に連れられて、その現場を見てしまうタダシ君……てところで CM。

後半。いきなり洞穴で冷却装置を発見する一行。こんな設備を造れるのは BG? これは BG の置き土産なのか。ともかく、「ワテの店を守るために」装置を止めようとする006。しかし、今、急にこれを止めると、一気に氷河が溶けて関東が水没しちゃうのですよ。「え、ワテの店が水没……」なんとかしてくれと、アセる張大人ですが……あら、コンパネがありません! どうするんです……。

とか何とかやっていたら、白ヘビが出てきてしまいました! 祟りです! そんなバカな……と一応6番に返事をしておいて、この状況下で博士に「コントロール・パネルを探してください」とアッサリ指示している9番。博士も大変ね。あらら、蛇、ハリボテじゃないですよ! 口からミサイル発射しています! 危ないなあ、いずれ装置に当たるな、これは。しかし、防犯装置(?)をわざわざヘビ型にする意味って……地元の伝承に敬意を表したのでしょうか。

どうでもいいのですが、加速して一個ずつミサイル拾っている島村がカワイかったです。加速装置ってやっぱり便利ですね。

なんてやっているうちに、なんだかアラームみたいなのが鳴って、あらあら、装置どうしたんでしょうか? 氷が溶けてきちゃいましたよ! とりあえず脱出したのはよいが、すごい勢いで流れる水。関東は水没決定? さあ、どうする、どうする。「博士考えるネ!」 飯店の存亡は博士にかかっているヨ……!

そんな彼らに銃口を向ける謎の覆面、迫さん。しかし、反射光が島村の顔にあたってバレてしまいます。もみあう二人。そんなパパを止めに入るタダシ君。

さあ、水、どんどん来ますよ! どう考えても、もう間に合わないですよ? コントローラーはどこ? 走り出す迫さん。追う一行。そこに現れるのは、たくさんのヘンなロボット(クワガタ・モデル?)。雪山だというのに、派手に大立ち回りを繰り広げる皆さん(エネルギー・マグナムって何なんですかね)。仕方ないとはいえ、雪崩おきるよねえ、これ……。

一方、神社にかけこむ迫さん。お、こんな所にコントローラーが。パネル上のスイッチをガンとこぶしで入れると……。ええと、この、スイッチっていうのは、入れるヤツなの切るヤツなの……あ、入れる方ですか。流れる水が途中で瞬時にピキっと固まりました! すごい冷却力……。

迫パパは、タダシ君を手放したくないがために、お金につられてあやしい人達の言う通りに冷却装置の管理をしていたのです。でも、悪い事はできません。タダシ君はおばさんの所に行くことに。迫さん、タダシ君はいい子ですよ! 大丈夫、パパの気持ちもわかっているし、おばさんの所に行ってもきっとかわいがられると思いますよ。迫さんも、タダシ君のために悪事に手を染めるぐらいなら、路線変更して売れ線の絵を描くようにするとか、ね? どうせ魂を売るのなら売り方にも色々ありますわ……なんてことが出来るぐらいなら、とっくにやってるか。大変だよね、芸術家は。

場面かわって、高速道路。路肩駐車しているオープンカーの横を通り過ぎるパトカー2台と消防車(だっけ?)。あの、このパトカーって何で走ってるのか、よくわからなかったんですが。

BG はまだ存在していたのか……新たな戦いを予感する一行。………っていうか、

あの、途中で再凍結したままの氷河、
結局、どう始末したんですか?



※正しい(たぶん)氷河の処分の仕方は原作参照のこと

ええと、今回、1つ不満なのは、張大人に「ワテの店が……」を言わせすぎたことです。一、二回余分だったね。これじゃ張さんが、この非常時に自分の店のことしか考えない人みたいに思われちゃうじゃないの。え、そんな人なの? そうなの? 違うわ、そんな張さんは、私の張さんじゃないわ!

BG 健在がほのめかされた割には、次回は、のんきなリリカル路線っぽい感じですね。ゲスト・ヒロインは小型ながらも立派な黒目女。ますます目が離せない、というか、先行き不透明な平ゼロ、ちぇきらっ!!!!(誰?)