「星祭りの夜」感想
東京地方の7日は、昼間は晴れてて蒸し暑かったです。夜は外を見なかったんでわかりませんが。皆さん、ちゃんとお星様に願いごとしましたか? 私は、忘れました。地下鉄駅に笹が飾ってあったらしいんですが。いいです。先日、ディズニー・シーの偽ヴェネツィアでゴンドラ・ツアーやって、願い橋の下で願掛けしたばっかですから。え、何をお願いしたかですって? もちろん、「世界中の人々が平和に仲良く暮らせますように」ですよ。………………どうしてでしょう、フザけているようにしか見えませんね。ごめんなさい。
そんな七夕の日のファンタジー、「星祭りの夜」は予想に反して腹の立たないお話でした。なんで、あんまり言うことありません。
冒頭、七夕飾りを見ている娘に「きれいだねえ、003」と声をかけているのが誰なんだか、一瞬、わかりませんでした。イワンちゃんですよ! 非常時じゃないけど起きてますよ! 笹飾りを見て「きれいだねえ」なんて、イワンちゃんったら、そんなカワイイことも言うのね。んもう。
やっと、みんな夏服着せてもらえましたね。娘のサン・ドレスがかわいかったです。グレートのピンクのシャツ+サスペンダーも素敵だし、博士はなんかアロハみたいなの着てたかしら? 張大人は……忘れました。
……その張大人、相変わらずいい味出してました。ええ、七夕は中国起源ですね。そして、
ササはパンダのエサ
おっしゃる通りです。
冒頭部分については以上。楽しそうな皆(without 島村だが)が見れてよかったです。
本編、島村のセンチメンタル・タイムトリップ、七夕の日に子供時代の母親に会うのは原作通りですね。どうして、タイムトリップが可能になったかという部分が、アニメのオリジナルなわけですが……
そのカギとなるのが不思議少女アリスちゃん。この子がムカつく子だったら、この話、一気に受入れ難くなってしまうところでしたが、幸い、私的にはオッケーでした。小さいとは言え黒目女だったので、予告見た時ちょっと警戒していたのですが、声を聞いてみたら、色気の全く感じられない完璧子供しゃべりだったので、まず、そこで、ちょっとほっとしたり。怒りんぼで、こまっしゃくれな(もしかしたら、本当は見かけより年とってるのかもと思わせる)感じもよかった。ブリっ子っぽくもなかったし。まあ、これは、好みの問題なんで、見る人によって評価は違うでしょうけどね。
この子のセリフ回しも好きだな。「少しは人の話を聞きなさいよ」とか「あたしにつきあってよ」とか「明日の新聞にあたしのことが出てても、あなたのせいじゃないから」とか「アリスってよんでくださる」とか。島村君が、また、振り回されるのがほんとによくハマるんで、二人のやりとりは微笑ましくてよかったです。「ジョーは恋人とかいるの?」のとこも、ヤな感じしなかった。「いないわよねー」っていうのが笑えたし。「アタシが恋人になってあげる」は、ま、会話の流れとしては当然でしょう。許してやります。
この場面、島村はフランソワーズのことを考えていない、に 1000 円。
なんにせよ、アリスが幼女でよかったです。あの性格、あのルックスで年頃の娘だったとしたら、ジョーさん、攻められたらひとたまりもないでしょうから。
アリスちゃんは、どうして子供島村に「一番会いたい人に会わせてあげる」なんて約束したんでしょうね。写真を撮らせてもらったお礼? カワイかったから? 島村さんがこの時のことを忘れているのは、黒服に記憶を消されたのでしょうね。だから、ほっといてもよさそうなもんなのに、ちゃんと約束を守るところがえらいです、アリス。あ、いや、約束は守ることを前提としてするもんですけどね……。すいません、個人的に反省します。それにしても、シマムーがほどよく成長したあたりを狙って出てくるあたりがナイスですな。
まあ、アンタいったい何者なの?ってとこは、ファンタジーなんで、いいんですよね、ほっといて。もともとアリスはいつの時代の人なんでしょう。「ナンパ」を「ボーイハント」と言ってるところは、昔の人っぽいけど、未来でもそう言うのかもしれないし。カメラも、レトロカメラのマニアってことも考えられるからなあ……。「時間管理人」みたいな人が出て来ると、どうも未来っぽい感じがするのだが、アリスは昔の生まれで、管理人は先の人ってこともあり得るか……ま、これも、どうでもいいですね。
それにしても、アリスは何で写真をあんな場所にしまってるんでしょうか。
話とぶけど、カメラを向けられてピースサインする人、まだ、いたんですね……。
もひとつ話とぶけど、島村、やっぱり歩き方ヘン……。
これも、どうでもいいんですが、流星群を待っている所でアリスが脚の蚊をたたくカットが妙に気に入りました。
ああ、あとねえ、スタッフの願いごと(切実)は、ジョー・ママの笹にはつけないでほしかったな。ギルモア・ハウスのとか、他の子の笹だったら笑って許せたんだけど…………妙なところでおカタい自分に自分でビックリしてますが、一応クライマックスなんだから、ああいう、気をそぐようなモノを入れるのはどうかと……まあ、あのシーンで他の短冊を読んでるような人に、クライマックスも何もないだろうと言われれば、確かにそうなんですけどね。いや、スタッフにはがんばってもらいたいです。ホントに。
……感想、これぐらいですかね。ひどく散漫で申し訳ない。
約束した記憶も消され、果たされた約束の記憶も消され。せっかくお母さんに会えたのに、ちょっと、もったいないような。こんなことぐらい見逃してやったっていいじゃんって気もするのですが……。でも、そこがいいのかな(どっちだよ)。アリスが言うように、「記憶は消えても、ココ(心)には何かが残るもの」だと思いたいです。石森の夏の話って、別にたいしたひねりとか仕掛けとかはなくても、なんだか雰囲気がいいんですよね。竜神沼とか(あ、いや、それぐらいしか知らないんだけど)。今回の話も、ああいう切ない感じが出ていて悪くなかったな。SF ファンタジーとしては「幻影の聖夜」より大分よかったのではないでしょうか(って、あれと比べてもしょうがないんだけどさ)。