「怪物島」感想
……割とよかったかも。こういう回に限って、なかなかカワイイせりふや演出があったり、作画も気にならないような気がするのは、過剰な期待をせず、気楽に見ているからなのでしょうかね。
冒頭、ちゃんと丸角さん(名前は出てなかったけど)が出てきてウレシかったです。脱獄囚ではなくハイカーでした。 そして、丸角さんを発見するのは、ドライブしていた93ではなく、「まぼろしのキノコ」を求めて道に迷った67でした。
道に迷ってた割には、ちゃんと丸角さんを連れてギルモア・ハウスに帰還した67。ギルモア博士が診察している横で、救急箱持ってつっ立っている3番がなんだかおかしかったり。丸角さんは、機械虫に刺されたものの、催眠液をくらっただけのようです。原作ほどヒドイ目にあわずによかったですね(記憶奪回作戦とか)。「明日には元気になると思うわ」などと、フランさんはすっかりナースですね。
偵察に出かける679。防護服でトラック3人乗り。張さんが運転手! そして、運転が下手! いいわ、この設定。しかも、この何のヘンテツもないトラック、飯店で儲けて買ったヤツなんだ。いいなあ。ジョーさんのあきれ顔がかわいいですよ。あ、目までふせやがった。
昨日、道に迷っていた割には、ちゃんとやって来ました、怪しいお屋敷。この人達の発想はいつでも、「でかい家=怪しい」です。初めに襲ってくるのはシカ。島村さん、シカ相手にむやみにカッコよく手刀を入れてます。見張りはロボット・リス。ファンシーですね。そして、ゾンビ集団に囲まれます。迎え撃つ3人さん、「1、2、3!」でいっせいに動いたりしてカワイイですね。あんまり意味なかったような気がするが。それにしても、この人たち、弱いもん相手にはめっぽう強いですな。
真打ち、巨人登場! 当然、でっかくなるグレート(腰ミノ付き)。おお、屋敷、壊してるよ。最強だな、7番。いつもこの変身にしたらいいのに……。
様子をモニタでうかがう怪物博士チーム。庭の動物クン達はペットだったのか……。ワニ博士のしゃべり方がきわだってヘンですね。ミュージカルのよう。声優さん、いい仕事しています。
わーい、アサガオも出た! アサガオ・ビーム、強力だ! 危ない!! 逃げろ、007!! なーんて、どうせ助かるの知ってるから気楽に見れていいわ。このシーン大好きなんで、ちゃんとやってくれて嬉しかったです。7をしのぶ張さんの「あの、おしゃべり大根が、もういないなんて……」もナイス・セリフ! モグラになって生還した7をお迎えする6の「鼻キス」もあったし、ジョーさんの「よかったぁ」という力の抜けた口調(桜井、うまい)もよかったです。そして、アサガオを追跡に再びでかけるグレートの「晩メシまでには戻る」というセリフが、もう! これは、アレですね、「倫敦の霧」の時に、張さんに「夕ごはんまでに帰るのヨ!」って言われたので、先回りしてみたんですね? うーん、仲良し67、最高!
そして、ギルモア・ハウスですが……おや? 4がいる? 5も? ……って全員、いるんかい! なんだ。平ゼロのギルモア・ハウスって、全員いると狭そうだよね。
「プンプン臭うぜ! ブラックゴーストの薄汚ねェ臭いがよ!」……すいません、ジェッたんのセリフは、なるべく記録に残しておきたいもので。それだけです。
晩ご飯の時間になっても、グレートが帰ってきません……あ、玄関から茶色いトリが……ロースト・チキン(いい色!)の横に倒れるあたり、細かい演出が光りますね。というか、みんなでハモっての「ぜろぜろせぶん〜?」、ちっとも心配してる様子だとか緊迫感が感じられないところが、これまた、ムダに名演技……。
さあ、ドルフィン号で出発です。アサガオに焼き鳥にされて悔しがる7に、「あとはオレ達にまかせろ」と声をかけるカッコつけな2番さん、さっそく飛んで行きます。ほどなく、魚の死骸がいっぱい浮いてるのを発見、近寄ってみたら、うわ、でかい! 魚の上に着地して、ぶったまげてますが……上から見てデカさわからないか? 呆然としていたら、今度は、生きたでっかいサメが……。ジェッたん、ピーンチ! のところに助けに来た8番。ピュンさん、やっぱり、いい人! すっかり、ジェッたんのおもり役ですな。4番あたりに「フォロー頼む」と言われたのでしょうか。うーん、28が仲良しっていいなあ!
でっかいカモメにたまげたりしつつ、怪しい島に着陸するドルフィン号。どさくさにまぎれて、降下の指示を出したのは9番。さりげなく、司令官ポジションねらってるんでしょうか。自然の息吹が感じられないという5番。地下のとても深いところから声がすると、久々に仕事をしている3番。そこで、登場するのが……
モングラン!!
モンブランとは一字違い。一応、前回の話を受けているのが、平ゼロにしちゃ珍しいというか。そして、これは土潜り専門メカなので運転担当は6なのです!!! ……いいのか、それで。そして、他メンバーの何もかもが初耳のようなリアクションも、どうなのよ?
何はともあれ、モングラン、出発! みんな気をつけてね!と朗らかに手を振って見送るフランソワーズ。 おや、乗らないんだ。なんか、イヤな予感でもしたのかしら。
「本当に運転、大丈夫なのかよ」心配するブリさんに、「車と同じヨ!」と返す張さん。「だから心配なんだよ!!」っていうお約束会話も心地よく。9番は、今日はあきれ担当。アップがカワイイからでしょうか。まあ、679って、こういう雰囲気がよいですよね。そして、これもお約束通り、なんだかマズいことになるモングラン。「あきらめが肝心ネ!」……そうだね。私、これから、何かをあきらめなきゃいけない時には、心の中で、張さんに「あきらめが肝心ネ!」って言ってもらうことにしよう。何もかもあきらめつきそうだよ。
モングランが落ちていった先は、地下の水たまり。アサガオUFO も浮いています。そこへ、怪物博士達が登場。誰一人として、この人達のルックスに疑問を持たないのが素晴らしいな。面白博士達、態度でかくてよいです。「BGはただの金ヅル」なんて言ってますよ。スカール様、聞いてらっしゃる(草葉の陰で)? このシーン、バックコーラスが、またしても無駄に豪華なんだが。
この後の、ゾンビやペット(?)との戦闘シーンはすごかったですね。ほんとに、この人達は、ザコ相手の時はめっちゃカッコいいですよ。包帯をとると、お肌ツルツルだった7。ジャンプして両ヒザをいっぺんに開ける4!!! いつの間にそんなワザを。そして、無駄のない動きで向ってくる敵を積み上げる5……。
しかし、相手は多勢でキリがない。全体をコントロールしている制御マシンがあるはずだ(そうなの?)と言われ、それを止めに走る9番。怪物博士の集まるコントロール・ルームに無事到着。さて、そこで何を言うのかと思えば……「(ゾンビ達を)もとの姿に戻せ!」。……こういう発想がすごいよね、ジョーさん。「もとの姿」があるって、どうして思うんだろ……は、ともかくとして、戻してやれと言うあたりが。よく、そこまで考えが及ぶよな。……で、博士達のほうは、「わっしらは、つっくるだけ〜」「そんなもん、しるかー」と、お茶目さん。そこへ、やってくるゾンビと巨人。009を倒せと命令されたのに……博士たちのフザケっぷりに腹を立て、謀反を起こすことにしたようです。
島が崩壊しそうなのに帰ってこないジョーさんを心配し、「まったく世話のやける……」とかけつけたジェット。ジョーさんは何をしてたかというと、巨人達に向って「やめるんだ!」と説得(?)していたのです。ほんとに、平成ジョーって、こういう人なんだねえ……。性格に一貫性があっていいんだけど。いや、やさしい、いいヤツだよ、あんた。だけど、説得した後のことって何も考えてないよね、たぶん。ジェッたん、いいから、さっさとコイツ連れてってちょうだい。
それにしても、まわりの状況なんてちっとも見てなかったように、いつまでも居残って巨人に呼び掛けていたジョーさんですが、その後、フランに「いそいでそこを離れろ」などと指示を出しているのが、なんだか、面白かったです。目先のことだけで頭いっぱいいっぱいみたいなくせに、よく思い出したよね、居残り組のこと。
と、いうことで、怪物島爆発。モングランは無事みたいです……あ、上空にドルフィン号発見。おーい、と呼ばれてます。フランも操縦するんですね。一瞬、面白いから気付かないフリして行っちゃえ、とか思ってしまいました。ゴメンナサイ。
戦い終わって、みんなで反省会(?)。いつもながら後味悪いな、と言っていたのは4番さんでしたか? そして、またしても誰も救えなかったので、落ち込んでいるジョーさん。センシティブな人は大変だな。その頭へポンと手を置くのは……言わずと知れたジェッたんです! うわーい。ジョーさん、よかったね! ジェッたん、君のことも、ジミー並みにカワイイ奴だと思ってくれてるよ! ジェット、何だかんだいって、いつの間にか、みんなと仲良しになってるな。フランとも仲良しだと嬉しいんだけどな……。
そして、大きな魚を持って帰りたいと言って場を和ませる張大人は、ステキなチームのムードメーカーだね!
と、いうことで、今回は
仲間萌え
でした。まあ、原作も「話としちゃどうでもいいけど、みんな仲良しでステキ」って感じでしたからね。