「英雄の条件」感想

のっけから娘のハミング……。「ま、なんてカワイイ」と思うと同時に、一抹の不安が。いえね、私、最近、年とってきたせいか心配性でしてね、浮かれた人とか調子づいてる人見ると、なんとなく不安になるんですよ、スベるんじゃないかって……。で、やっぱり、不安(?)適中。チャイナ服再び。張々湖飯店へお手伝いに行くそうですが……Q)なぜに家から着ていくよ? A)島村に見せるため、だよな。とほほほ。博士のあわてふためきようが、スゴすぎ。何も、そこまでうろたえなくても……と思ったが、うろたえるか、やはり。ヘンだものね。「女心はよくわからん」とおっしゃってますが、アナタはわからなくてもよいのです。事情を知らないんだから。問題は、アナタの正面でヤケに姿勢よく座って、天気がよいのに出かけようともしない、そこのいい若いモンですよ。「案外、気に入ったみたいですね」って、お前なあ、誰のせいだと……。

ミュートス編を前に、無自覚タラシとしてのキャラが立ってきたような島村くん。しかし、ここで私の胸の内に唐突に沸き上がった一つの疑惑。実はコイツ、全部わかってるとしたら? 他人事のように「案外気に入ったみたいですね」とか言いながら、内心、(ボクが「嫌いじゃない」って言ったからだけどね、クスッ)とか思っていやがったら!?……………でもって、娘があんな恰好で公共の交通手段に乗って人々の好奇の目にさらされるのがわかってて、放っといてるとしたら!?……………………ああ、恐。考えちゃいけませんね、こんなこと。鳥肌たってきちゃった。だけどさー、本当にフランの事好きだったら、ああいう恰好のカノジョを衆人の目にさらすなんて許さないと思いますけどー?  どっちかというと一人占めしたいもんだと思うんですけどー? だいたい、襲われでもしたらどうするんですか? まったくもう……。

スミマセン、フランかわいさの余り心配が過ぎてしまいました。でも、私、島村くんって、どうも信用できないのよ。悪気のないヤツだとは思うが、アテにならん部分が多すぎてなあ、色々。ま、なんにしろ、何考えてるんだか今一よくわからん島村に、ゾッコンな余り振り回されるフランソワーズ。結局、こういう感じになっちゃうのね、この二人は。いや、そうだと思っていたよ。思っていたし、そうじゃなきゃ、この二人じゃないとも言える、それはわかっているけどもね………でも。娘や、私はアナタのことがとっても心配です。これから色々、痛い目見るだろうけど、強く生きてください。ああ、コスプレに目覚めただけとかいうんだったら、どんなに気が楽か。はぁ……。

ということで、娘がチャイナ服着ただけで心配しまくっている私でございましたが、これって、あまり本編とは関係ない話でしたね。ははは。

てことで、アメリカです。ジェット、プータローです。どうやって食べてるのだ。食べなくても大丈夫になったのか。家賃は払ってんのか? 昼間っからプラプラして、子供相手にホラ話をかますジェッったん。最高です。私は好きです、そういう生き方。しかも、妄想がナイスです! うっきゃああ、23だ! 23! ばんざーい、ばんざーい! ひゅーひゅーひゅー!…………などと叫んでいたら、雪乃フランの名セリフ「ああん、もう、心配したんだからぁ、ばかばかばかぁ!」を聞き損ねてしまったという、マヌケ者は私。ああん、もう、DVD 買わなきゃ、ばかばかばかぁ!

プータローに容赦ないキャシーも素敵ですね。真っ当な娘さん、好きです。でも、こういう、しっかりさんに限って、何か、妙な人にフラフラ惹かれちゃったりするんですよね。あ、いや、お話の世界だと割とそうかな、なんて。

さて、ジェッたんが BG にさらわれた時の回想ですが。チンピラ同士でケンカしてたら、近隣住民だかが警察へ通報、パトカーがやって来ちゃってつかまりそうになったところをBG が助けるフリしてさらったってことですかね。人は刺してないのね。いいや、脳内補完しとこ。「恩にきるぜ!」って、キミ……そんな恩はきちゃいかん。そんなワケもなく、チンピラ少年を助けてくれる人なんているわけなかろうよ。まあ、フランのさらわれ方よりは不自然ではないかなあという感じですけどね。それにしても、紺の上着に赤インナーで黄ズボン……この配色センスは昔からだったのですな。

回想にふけるジェったんを、物陰から見つめる赤い頭のニクいヤツは……。

キャシーさん、再び。遅くまでお仕事ご苦労様です。こりゃ、一日中ブラブラしてるヤツ見たら、腹も立ちますわな。ジミーには立派な人に育ってほしいですよね。「くっだらないホラ話」もやめてほしいですよね。うんうん。ジェットさん、返す言葉なし。

部屋へ戻るジェッたん。部屋、意外と片付いてます。何もないだけなのかもしれないけど。そこへ遊びに来るジミー君。どんな話してたのか、一週間たっちゃったんでちっと忘れましたが、ジミー君の頭にだまってポンと手を置くシーン、よかったですねえ。おバカで多少だらしなくても、いいヤツだよなあ。いや、おバカなだけに、裏表も妙な屈折もなさそうで、なんか安心なんですけど。娘も、こっちにしといたらいいのになあ……あ、いやなに。ところで、キャシー、ヤンママさんだったのね! びっくり。

なごんでいる所へ、キャシー・ママの働いているホテルが火事になったとの知らせが。もしや、赤い頭のアイツが放火したのか? 「絶対助けるぜ!」とビルの中へ駆け込んでいくジェったん。真正面から行ってるのに誰も止めねえのか。まあ、いいんだけど。巨大な建物の中でキャシーさんを必死で探すジェット。「こんな時に003がいれば」……すみません、不謹慎だとはわかっているのですが、この前の妄想シーンもあって、つい、「やはり23!」などと過剰反応してしまう私。でもさ、新ゼロ用に考えられててボツになったミュートス・サイボーグ編を復活させるのなら、背広アポロンやアルテミスはどうでもいいから、幻の「2が3に横恋慕」設定こそ復活させてほしいものだよねえ……。

それにしても、この火事って、すごいんだか大したことないんだか、よくわからんな。ともかくキャシー発見。キャシーをかかえてジェット飛びます。むっちゃ速ぇー。気持ちよさそう。これだけ、ムチャクチャ飛んでるのに、よく、外へ出ちゃわないな。さすがは大国アメリカの巨大ホテル。しかし、逃げたつもりが、なんか危ない所へ出ちゃったらしいお二人さん。爆発が起きて壁がくずれて、ジェったんの脚から機械部分が露出してしまいました。とほほ。でも、ジェットがサイボーグだとわかっても、案外、キャシーさん落ち着いています。さすがは肝っ玉母さん。のみこみ早いな……と思ったが、よく考えてみたら、さっき超高速で飛んでたんでしたね。

「キレイな火花が散っただろ。機械が壊れましたってサインさ。」何、カッコつけて(?)るんでしょうか、ジェったん。ポンコツは置いていけ、というジェったんを「甘えんじゃないわよ!!」と叱りつけるキャシー。しびれます。姉さん、かっこいいです!………膝折れサイボーグを「最後まであきらめるな」と叱咤激励し、ちゃっかり、その上におぶさっているだけのアナタが、とても素敵だと思いました。あ、いえ、酸欠だったんですよね、ごめん、ごめん。

ファイトいっぱーーーーつ!で最後の力を振り絞り、何とか屋上まで出られたジェットとキャシー。めでたし、めでたし。002は不死身のサイボーグだからな!……で、爆笑する二人がいいですね。森久保は笑い声もステキ。しかし、野次馬が拍手なんかしてるし、これ、下手したらテレビとか出ちゃわないか。ちょっと心配。しかも、機械部分露出してるんだけど、救助される時、どうやってごまかしたんだろうなあ……。

ジェット、ジミー&キャシーとお別れです。別れの曲芸飛行。まあ、よいでしょう。っていうか、いきなり、ドルフィン号に全員集合してるのに、ちょっとビックリしたり。そして、ジェットのお調子者ぶりに、全員が口あんぐりなのもおかしかったです。「オレは、このまま一足先に行ってるゼ!」って、どこへ行くのでしょうか、ジェったん(&みんな)。燃料の無駄使いはやめてほしいものです。

で、もう、ミュートス・サイボーグ始まっちゃうんですよね。うーん。なんか、ここ数回の横道ストーリーのまったりぶりになれてしまって、戦闘編見る気があまりしなくなっているのですが。ぬるま湯から出たくない気分とでも言いましょうか……。