日本-ロシア戦を横浜国際で見ることが出来ました。
雑記としてまとめておきましょう。

【向かえ！横浜国際】
・ミーハー心もあって、日本代表ユニフォーム購入。\13000-。

・でも当日、自宅から新横浜駅までは、１人だったこともあり、チケット強奪されるのが嫌で普段着で移動。

・市営地下鉄の横浜-新横浜間はもうサポーターだらけ。しかもみんなユニフォ着ている。フランスＷ杯のときの人も多く、中にはドーハユニフォもいた。

・新横浜到着。道路には警察車両が行き来し、サポーターでごった返している。血がたぎってきたので電話ＢＯＸ内で着替え。胸毛が汚いので路上で半裸になる勇気なし。

・スタジアムに持って行っちゃいけないぞ表には、「缶」「水筒」「ペットボトル」「密封紙パック」‥　ええ？飲み物アウトじゃないか。デブなのでのどが渇くけどがまん。

・道路沿いから川沿いを歩き、どんどん近づくスタジアム。路上では何故か外国人が「日本国旗タトゥーシール」を売っていた。ハウマッチ？　\200-desu　OKOK　左ほっぺたに貼ってもらった。だんだん興奮してきたぞ。


【世紀の一瞬まで】
・いくつかのチケットチェックを通過。敷地内に入る。もうこれまで何人の悲痛な顔with「チケット譲ってください」　を見ただろうか？もちろん他人にかまってはいられない。

・さあボディチェックだ。金属探知機で体を調べる。悪い事していないのに緊張してしまうのはＡ型の性（さが）。

・どうやらペットボトルは蓋をはずせば持ち込めたらしい。みんなスタジアム外周通路（席につく前）でうまそうに給水。ちくしょー。

・出資スポンサー各社のイベントブースが乱立。まだ時間があるし、早く行ってもスタジアム内に入る最終ゲートで並びそうだったので、ＮＴＴのＰＫゲームに何故か参加。２本決めるとウォレット（ベリベリいう財布ね）をもらえるらしいぞ

・気合入れて挑戦するもあえなく撃沈。一本も入らず。ＦＩＦＡマグネットをもらった。冷蔵庫につけようっと。

・いよいよ最終ゲート通過。ペットボトルはここで回収され、全て紙コップ（主催者側が用意）にうつしかえられていた。ちくしょう×２

・席につくとちょうど一時間前。応援の練習も始まっていたので、一緒に参加。ドドドン　ニッポン、ドドドン　ニッポン。右隣のアンちゃん＆和服のネエちゃんは、気合入った方々で、全ての応援を暗記したいた。おれは‥判るのからじょじょに参加。

・ピッチで選手の練習はじまる。スタメンが発表される、国旗、選手が登場する、テレビでお馴染みのシーンが目の前で始まる。応援とともに興奮が高まっていく。しかし座った場所がゴール斜め後方の中腹あたりだったため、なんだか遠くでポツポツやっている感もあった。君が代‥もちろん歌いましたよ


【はじまっちまったよ】
・応援席の大歓声とともに試合開始。応援開始。でもちょうど微妙な位置で、右耳から聞こえるドドドン日本と、左耳から聞こえるドドドン日本がずれまくっている。どっちにあわせればいいのか！

・プレイに一喜一憂。危なくてもチャンスでもスタジアム総立ち状態。でも後ろの人が見えなかったらしく「座れよ」という伝令を受けた。もちろん前の兵隊にもつつがなく伝令しておいた。ただ、先頭席の兵隊は興奮しやすく、すぐ立ち上がってしまう。なんども注意されていたが、これは仕方ないなぁ。興奮するなという方が無理。

・前半は攻撃を受ける側が見やすい状態‥つまり日本のＧＫがそばにいる感じだった。テレビで見るよりスペースの空きが判り易い。総じて、日本-ロシア戦は、中央にぽっかりスペースが開くことが多かったようだ。

・日本ＧＫが近いということはピンチは大迫力で迫ってくる。前半だけども数回あったが、本当にハラハラさせるぜ。

・0-0で前半終了。兵隊達は先を争ってトイレに駆け込んでいった。俺はというと疲れはそうでもない状態。まあちょっと喉が痛くなってきたかなぁって程度。家で見ていたら「なんだかなぁ」とか言っていたかもしれない。もちろん膠着状態だからそう思ってるだけなのだが。Ｗ杯ってこんなものなのかな？的印象もあったことは否定できない。この時点までは‥


【カモンカモン】
・後半は、敵ＧＫがそばにいる状態、つまり日本が攻撃してくる様がよく見える状態だ。ラッキー！！

・こうなると、攻撃チャンスが訪れるたびに総立ち。応援もままならず「あー」とか「うぉー」とか大声を出しまくり。面白くなってきたぞ。攻撃が決まらなかったときの落胆もまた良し。

・ゴール前にボールが入る、パスが稲本へ！シュート！！ゴーーーーーール！！

・大歓声というより大音響がスタジアムを包む。周りを巻き込んだ大喜び。ウルトラクイズの〇×一問目突破よりすごいインパクトだ！俺もわけわからん奇声をあげならが「イナァ！イナァ！イナァ！イナァ！」と絶叫。この一瞬で喉がつぶれた。

・それからというものチャンスには、毎回大音響総立ち。そのたびごとに奇声をあげる。そのころ俺は日本が迫ってくるたびに「カモンカモン」と叫んでいた、と思う。

・終盤はロシアが攻め込む感じとなった。日本が攻撃を凌ぐ、凌ぐ。遠いので良く見えないけど悲鳴だけはあげておいた。

・85分が経過。ここから勝ちをかなり意識しだす。もう早く時間が進んじゃえって感じ。でも進まないんだよ、これが。カップラーメンの待ち時間より確実に長かった。ロスタイムの２分なんか、もう貧乏ゆすりしまくり＆奇声。鶏か鳩のよう。

・終了ともに、歓声が爆発した。人々はピョンピョンとびはねて、ともかく大声を出す。全身で勝利を体感しまくっている。その後、脳みそがちょっと正常になると「Ｗ杯初勝利」という言葉が頭に浮かぶ。目頭も勝利を体感したかったらしく濡れてきた。

・隣の人と抱き合ったり、ニッポンコールに参加したり‥もう分けが判らないけどうれしい。オートパイロット状態の歓喜である。

・知り合いが後部座席のおやじと会話をしていた。このおやじも感極まったけど仲間がいないので、おもわず誰とでも話したくなったんだろう。ふんふん一緒に聞くこと数分、はじめてそのお方（おやじ）が俺も知っている人物だったと気づく。そのくらい脳みそが馬鹿になっている状態なのだ。

・正常に戻った後、写真とったり、ピッチのそばの席に行ってみたり、歓喜をかみ締めた。だが日曜の11時ちかいという現実が、家路を意識させた。


【歓喜の帰り道】
・混雑もなんのその。時たま起こるニッポンコールに喜んで巻き込まれながら行列して帰る。いくつかのゲートでは、スタジアムスタッフが、ホームランバッターを迎えるように手を上げて並んでいる。兵隊たち（サポーター）は、自分がヒーローかのごとく、また、スタッフに感謝の念を込めて、ハイタッチを連発する。なんて気持ちいいんだろうか！

・いわゆるオバカな若者も、おやじも子供も、みんなして喜びながら新横浜駅に向かう。「おれ思うんだけどさぁ」オバカな若者が大声で仲間に話し掛ける。「ほんとーに‥日本人でよかったよなぁ」群集爆笑。

・スタジアム敷地外では、チケットが無かったサポーターや、地元のオバカな若者が待ち受ける。ここでもハイタッチの嵐。性格上、俺も逐一参加。なんて面白いんだろう！

・オバカ数人が道を堰き止めるように「ニッポン」コールをしていた。警察官１名が静止に向かったが、こいつが眼鏡かけたひ弱そうな、やさしそうな警官だったため、「けいさつ」→「おまわり」→「ぽり」コールを若者達からうける。最初は面白がってみていたけど、仲間かと思われて連行されても嫌なので、退散。

・新横浜への路上には、暴走族も登場。クラクションで「ニッポン」コール。お祭り気分爆発。横断歩道が青になるたびに、サポーターが道の真中に両脇から走っていって、横断歩道上でハイタッチ。そりゃ参加しましたよ。俺も（←バカ）

・新横浜からの市営地下鉄（ユニフォームサポーター満載）→横浜駅からの私鉄（ぱらぱらとサポーター）→俺の最寄駅（俺一人）。急に寂しくなる

・コンビニに寄りたかったが、あまりにもべたな格好（帰りはユニフォのままwith左ほっぺ日本国旗タトゥー）だし、誰もサポーターがいないので、自販機でコーラを買って帰った


【学んだこと】

サッカー的なことを感じなくてはいけないが、あまりにインパクトのあった初体験で学んだのはこんなことだった。

・ペットボトルは持って入れるぞ

・とにかく全身フル５感で、勝利を体感

・オートパイロット状態歓喜

・ハイタッチ最高